常見陽平のレビュー一覧

  • 「就社志向」の研究 なぜ若者は会社にしがみつくのか

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    「就活と日本社会」の前日談のような内容。普通の人々、学生に対する視線はもっと評価されても良いと思う。

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    2016年01月25日
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~

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    意識高い系の学生や社会人についてソーシャルメディアとビジネス雑誌から批判的に語っている本である。なぜ意識高い系がネガティヴに捉えられるのか、なぜある言説や行動が意識高い系とされ、気持ち悪いと思われるのかについてより深く考え調査してみたい。私達日本人に身についているものなのか、それとも社会、家庭、教育の過程で自然と身につくものなのか。学生や若者の真剣さを揶揄し阻害する要因なのか。

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    2015年12月11日
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~

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    ネタバレ

    「意識高い系」を知らなかったので新鮮であった。
    どうでもいい人達の話。なんか胡散臭いと思っていた人が意識高い系だったことが分かった。

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    2015年07月20日
  • リクルートという幻想

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    元リクルートの人による本というとリクルート賛美が多いが、この本はリクルートを批判している。そこが初めて読むもので面白い。ただ一個人としての意見という側面があまりに強く、限りなくエッセイに近い。

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    2015年01月18日
  • IT企業という怪物 組織が人を食い潰すとき

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    この二人はかつては意識が高かったに違いない。意識が高い人のよくないところは結局みんなと違うことをしているようで同じことをしていることなんだろうなと思う。
    ITの階層は入社時点で決まるということは知らなかった、なるほど。

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    2014年12月29日
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~

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    ネタバレ

    さらっと読めました。痛いところを突かれました。自分の職業とあまり関係ない勉強をして、それらの知見を本業に活かすこともなく、ただ謎の満足感を味わっているってのが僕の現状です。これも「意識高い系」かもしれません。
    まぁでも僕自身、今までやらないジャンルの勉強をして、以前より深く考えられるようになったと思うし良いんでないかなと思ってます。
    ビジネス書を読みあさって受け売りしてドヤ顔してる「意識高い系」を著者は嘲笑してます。でも、勉強ってそういうもんじゃないでしょうかね。小学校のころなんかを思い起こせば、新しく教わったことをとにかく使ってみて、誰かに話してみて、それで身についていくもんじゃないでしょう

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    2014年11月11日
  • リクルートという幻想

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    1社目が同社グループ出身者で創業された企業で興味あったので手にした。確かに同社への幻想は一定層にはあると思う。仕組み化するのがうまい会社だなという印象を同社に持っていたが、それを裏付けるような話が、主観的に嘆きモードで進んでいく。また利益至上主義と自己中な営業を強引にすすめつつ、武勇伝に昇華するのは不変らしい。筆者の主観が多いが、同社グループ出身者が関連する企業で働く人たちは、1度読んでみてもいいと思う。

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    2014年09月24日
  • リクルートという幻想

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    【学び】
    ・間違いなく「仕組み化」にシフトしている
    ・提案力ではなく、やらせ切るマネジメント力の高い企業
    ・一兆円の赤字を返してきたため、金には極めてシビア。金にする力は強いが、その先に誰にどんな価値を産み出すのかということが大事。
    【所感】
    近年のリクルートが「仕組み」で勝つ戦略に思い切りシフトしていることがよくわかる。自分は競合で働いているが、IT投資、量とスピードの戦略は肌で感じるところ。筆者は玩具メーカー人事の頃に知ったのだが、物事の本質を掴みにいく姿勢と恐れず主張する姿勢は好感が持てるが、やや何事も批判的に捉えすぎの部分も感じた。

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    2014年09月21日
  • 「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える

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    コミュニケーション能力、即戦力、グローバル、起業といった要件を備えた「できる人」という強迫観念が日本の若者を苦しめている。じゃあこの若者に求められるできる人ってのは何なのかと、入社式の社長訓示や流行語などから時代時代のできる人像を見ていく。バブル期から今まで日本のビジネスの世界でどんな若者が求められてきたか、そしてそれがそのまま経営者に当てはまるもんだという話は勉強になった。
    まぁコツコツ頭使って努力していきますか。

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    2014年08月24日
  • 普通に働け

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    普通の働き方とは何か?、普通とは何かを問う一冊。メモ。(1)キャリアは仕組まれた偶然で進んでいく。…試行錯誤と紆余曲折の繰り返しだ。…そう簡単ではないからこそ人生というものは面白い(2)いい仕事とは何か。それは愛される仕事であり、期待に応えることであり、目の前のことをやることなのだ。(3)企業戦士にとって人生は矛盾だらけである。…その矛盾と向き合うことこそ生きるということなのだ。

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    2014年06月12日
  • 「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える

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    うん、いまの若者に対する「できるひとであれ」という風潮は、社会を繁栄させていくための方便でしかないと思う。
    筆者の「できるひと」観が適格。即戦力、グローバル、コミュニケーション力、起業、と。
    これらはもちろんないがしろにされていいものだとは思わないけど、でもそこに薄っぺらさも感じてしまう。

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    2014年05月03日
  • 「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える

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    過去の新聞記事や流行語大賞、ベストセラーのテーマなどのデータ分析が主で、そこから著者の推測による持論が展開されるスタイルの本。
    できる人というのは幻想であるということ、若者にだけ期待するなというのが著者の主張。

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    2014年04月27日
  • 普通に働け

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    就活に悩む学生、そして転職や自分の成長のために辞めなきゃならないのかと悶々とする会社員の方々。必読!時間のない方は後半の対談だけでも膝を打つことうけあいである。

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    2014年01月29日
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~

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    ネタバレ

    ○人材コンサルタントの常見氏の著作。
    ○「意識の高い人(笑)」をテーマに、間違った方向に突っ走っている人たちを紹介しつつ、なぜ彼らはこのような行動を取るのかについて解説したもの。
    ○「ホントにこんな人がいるんだ~」というちょっと引いた見方の部分と、「あれ、自分も近いかも」という人ごととは思えない部分があり、引き込まれるように読んでしまった。
    ○著者の考えに賛否はあるかもしれないが、実体験に即している部分やデータが豊富で、興味深かった。
    ○数々の事例や著者の皮肉が面白い。

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    2014年01月22日
  • 就活難民にならないための大学生活30のルール

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    ナンバーワンになりたい、それはきっと自信を持つのに最良でしょう。

    自分の居場所は自分で作るものだと思っている。人がいて初めて落ち着いたり居心地が良いとは感じたことがない、常に自分をらしく、落ち着いていようと努めることの方がこの先のことを考えても良いと思う。どこに行っても誰と会ってもベストな自分で向き合える。

    ある程度 協調性のため我慢もするけどなぜ他人に帰属しようと思うのかわからない、失ったあとのリスクを考えて自分にとって大切なものを物理的外部の物に見出ださない方がいいのと、家族にも言わないことしないことは沢山あるのだから。

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    2014年01月22日
  • IT企業という怪物 組織が人を食い潰すとき

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    ノマドは下流。
    ”意識高い系”の人たちの、ブームに踊らされている感への警告。

    ビジネスの流行のブームに乗る前に、一つ考えることが
    必要なことを教えてくれます。

    今こそ「しょせん仕事なんだ」のマインドを持つべし、これは
    一部である過労死、仕事以外のことも見つけなさいということの
    示唆ですが、何気に大事な言葉だ。

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    2014年01月16日
  • 普通に働け

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    ジム本とテーマを同じくした本。内容はあまり変わらないかな。
    普通に仕事するの大事だぜってね。天才のマネする必要はないし、できないぜと。
    いい仕事を積み重ねことが大事と。

    どう思いながら仕事していくべきかと、心持ちのお話し。

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    2013年11月20日
  • 「就社志向」の研究 なぜ若者は会社にしがみつくのか

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    この本の特徴は、「新卒の就職」をテーマにしているのに、議論から「大学」をあえて排除している点だと思う(本文でも触れられているけれど)

    それによって、「学生行動」と「企業行動」のみに焦点が絞られ、「学生行動=就活」と「企業行動=新卒一括採用(採用活動)」という2つに切り分け、それぞれがデータを元に論じられている。例えば、P155のエントリーシート平均提出数と通過率のグラフを見ると、「100社エントリーしても選考に進めない」という、よくテレビに出てくるケースが非常にレアだということが良く分かる。

    著者は「企業行動=新卒一括採用」には擁護的で、「就活」には批判的だ。けれど、学生を批判しているので

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    2013年11月17日
  • 普通に働け

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    「働き方の話をするときに極端な事例を出すな」というのだけど「普通」ほど語りにくいものはない。凝集性がなく、最大公約数がとりにくいのが普通の働き方だと思うからだ。なので、極端な事例を批判できることはあっても、普通を深く論じることは困難なのではないかと思う。そうなるとこれからも「極端」がせり出してくるんだろうなーっていうのは容易に想像できる

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    2013年11月11日
  • 普通に働け

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    著者の主張には賛成できるが、これを一種の論文として読むには、いささか論拠が浅い印象を受ける。

    「メディアを疑え」、「データやファクトに気を付けろ」という注意はまさにその通りなのだが、著者が主張は巷に溢れる言説のカウンターによって論証されている部分が多く、肝心の著者の主張の根拠がそもそもデータに裏付けされていなかったりする箇所がいくつもある。

    また、そもそも論として、「普通の働き方」の定義が非常にあいまいである。

    「ノマド」や「雑誌に載るようなビジネスマン」は特殊で、それ以外は「普通」だと言っているようにも感じれば、「中小企業に勤める人」が普通であるという印象も受ける。

    「普通の働き方」

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    2013年11月10日