常見陽平のレビュー一覧

  • リクルートという幻想

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    元リクルートで働いてた方の暴露本的な色んな観点から捉えた本。
    ここまで書くのはすごいんじゃないかな。

    下記は抜粋メモ
    リクルート話法やトーク開発があるのが面白い。人を煽り、時には脅迫するような話法だったり、営業の場面で顧客を説得する、納得してもらうための営業トークを開発する。
    また実はリクルートは最強の営業集団と言われてるが本当にほうなのか、そうは思えなかった。商品、知識のサービスが弱くヒアリングも雑、提案も弱いのではと感じていたとのこと。
    営業力が高いのではなく営業マネジメント(目標設定、行動モデルの設定、それらの徹底)が強く、いつも頻繁にやって来るリクルートの営業イメージをつくってるので

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    2015年05月16日
  • 困ったときに本当に使える 就活のヒント100

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    最近の就活事情がよく分かった。自分の頃とは随分違うような、同じなような。
    とにかく、頑張れ、就活生。

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    2015年04月01日
  • 「就活」と日本社会 平等幻想を超えて

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    途中の章は、いつもの著者の文章とは違うので違和感あった。
    ただ後書きで、「新卒一括採用は必要悪だが、就活はほぼ悪である」という主張を見て、ようやく腹落ちした次第。偽装された自由や平等だらけの世の中に、敢然と異を唱える心意気が伝わってきた。
    一点、大学側の人となられた著者は、大学教育における職業的レリバンスについて、どのような見解を持っているのか気になった。大学教育は純粋な学問的見地は必要なのは当然だが、大多数の学生にとって、大学教育に職業的レリバンスは必要だと思うのだが。

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    2015年02月20日
  • リクルートという幻想

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    「リクルート」という会社に対して社会が持っている幻想を疑う。常見さんの、かなり気合の入った作品だと見られる。
    わたしはリクルートを称揚しているわけではないのですが、社会的には、「きらきらした」会社やと見られてるのでしょう。こういうのは、リクルートに限った話ではないけど。じっさいのところ、どうなのか。一人ひとりが考えないとねぇ。
    最後のあとがきに、著者の熱がこもっていて、いい読後感でした。

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    2015年02月07日
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~

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    バリバリ日経アソシエを読んで、仕事に活かそうとしている人間なので耳に痛かった。まあ、生き方は変えられないだろうけど。

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    2014年12月07日
  • 大学生のための「学ぶ」技術

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    一つ一つのテクニック等というよりは、全体的な考え方で大いに参考になる。
    大学生以外(大人)の学びにも繋がる部分が多い気がする。

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    2014年11月14日
  • リクルートという幻想

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    元リクルート社員の今のリクルートに対する考察をした一冊。
    本書を読んで、日経の記事と筆者の考えの比較は興味深く感じました。
    自分もリクルートに対して営業力の強さや人材輩出企業であること、新規事業を創造しているイメージが強かったのですが、著者が各章で指摘している内容は確かにと思うところは多々ありました。そして、筆者のリクルートへ危機感と期待を感じました。

    本書でも書かれているように同社が今の日本の大企業と同じく、IT化やグローバル化の波に飲まれ、今般の上場に至ったというのであれば非常に悲しいことだと自分も感じました。

    昭和の時代に築き上げた情報誌ビジネスでの企業と顧客を繋ぐビジネスモデルに

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    2014年10月27日
  • 就活格差

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    これは文句無しに面白い。
    今まで断片的に見え聞こえしてきた現在の就職活動の現状やそれを取り巻く環境の変化等を正確にかつ網羅的に理解することができた。
     学歴格差
     情報格差
     行動格差
    なかなか根が深いが、特に下の2つは本人の努力次第で克服可能なのではと、三流大学の教員である私は思うのだが。
    この本に書かれていることはすべて奥が深いのだが、多くの就活生は表面だけマニュアル的に読み取って間違った理解をしてしまうのだろうな、残念だけれど。

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    2014年10月16日
  • リクルートという幻想

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    リクルートというものに関してCMのイメージぐらいしかない僕が読むとそういう会社なんだなとわかるが、常見さんも先輩やOBなどに書いた方がいいと言われたと書いているようにどこか苦悩しながらも書くべきだと腹を決めて書いているのは伝わる。僕はまったく関係者ではないのでどの辺りの事がこのタイトルや内容で身内だった人が反応するのだろうかとは思う。あげあげテンションでノリノリな社風というか、そういう人たちの会社は出て行って批判するものには厳しいのだろう。
    これを書いた事で常見さんは次に行けるのかなと思ったりもした。

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    2014年09月13日
  • 女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座

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    定期的に読み返す本の一冊。やっぱり女性は、働くこと、結婚すること、出産することを繋げて考えないとなんですよね。

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    2014年08月19日
  • 自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術

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    これからの働き方を模索して読んでみた本。

    ノマドが万能かのように持ち上げる
    従来のメディアに疑問を感じつつあったので、
    現実的なメリット・デメリットや、
    根底にもつべき哲学など、冷静に俯瞰していて、
    いろいろと参考になった。

    ちょっと衝撃だったのは、各時代で
    自由な働き方については模索されていて
    脱サラ・起業→フリーター→派遣社員→フリーランス、
    どれも今のノマドに近いスタイルを模索していた、
    という事実。(p39~)

    他に気になったのは、
    ●「期待されていること」と
     「できること」こそ注目する(p101~)
    ●「ごはんの仕事」と「おかずの仕事」の
     バランスをとろう(p107~)

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    2014年06月25日
  • 「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える

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    「「強さのインフレ」が起きている」

    即戦力/グローバル/コミュニケーション能力/起業
    最近流行のこれらのキーワードが若者の強迫観念になって、真面目に働こうと考えている人ほど適応しようとする。
     その姿は薄気味悪くもあるけど、企業側もこれからの社会がわからないから、高い能力を持っているからという事で採用する。
     しかし、いざ仕事を始めると上記のキーワードが発揮される職場なんてほとんどなくて、企業からの「採用」という承認を得て自尊心を持った学生は、現実の何でもなさに戸惑う。仕事とはこんなモノだなんて上司もしたり顔で言ったりして。
     そして、そんなこんなで3年ぐらいで仕事を辞めたりする人がでてくる

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    2014年06月01日
  • 「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える

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    大人が描く若者へのできる人像(「コミュニケーションを磨き、即戦力としてグローバルに活躍し、会社が頼りないなら起業しろ。」)を辛辣に語った書。ここ数年の日本情勢や会社の現状を元に、企業のトップを始め、いはゆる大人が理想として求める姿を述べている。

    そのようなできる人が強烈に必要とされるのは、一部のかっこいい大人がいる一方で、単にできない大人が増えたことが大きな原因であることは疑いえない。ただそうは言っても、それを受けて今の若者がどう感じどう動くかはあくまで若者サイドの領分である。

    私自身はまだまだそのどれもが身に付いてないのが現状ではあるが、自分の人生を自身の選択でコミットしていくために、少

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    2014年05月03日
  • 女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座

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    30歳の壁
    それを痛感している29歳の私からしたらもっと早くに出会いたかった本でした。
    若い女性にはこれからのキャリアや結婚について最初にかんがえ「ベルトコンベア」にのせられるような生き方ではなく、自らの頭で考え、自らの足で歩いていけるようになってほしいわ、

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    2014年05月03日
  • 「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える

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    ネタバレ

    常見さんらしい切り口の本。たしかにこの国は若者に何かを求めすぎているとは思っていた。もちろん、可能性を信じてもらえるのはいいが、私のような凡人にはいささか気が重い。

    内容的には、入社式やそこでの社長からの言葉、就活の移り変わりなどから、最近の若者への期待を表すデータをいろいろなところからもってきて、分析している。

    おもしろい本だったが、もっと常見さんは面白い本書けると思う。分析が多く、やけに真面目な本だ。ぜひ次は少しお酒を飲みながら、本を書いていただきたい。

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    2014年04月23日
  • 普通に働け

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    ○人材コンサルタント等の常見氏の著作。
    ○様々なビジネス本、自己啓発本がある中で、今こそ「普通に働くこと」の重要性、必要性をまとめたもの。
    ○普通に働くのが一番大事!!

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    2014年03月25日
  • 女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座

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    ネタバレ

    女子学生向けの、就職に関する本やセミナーはたくさんあるかもしれませんが、就活・就職と、結婚・妊娠・出産を一緒に考えよう、と呼びかけている本は、本書と「女子のキャリア(海老原嗣生著)」ぐらいではないでしょうか。

    そういう意味で、大変重要な視点を提示している貴重な本だと思います。

    また本書がいいのは、女性のみならず皆が働きやすい世の中にならなければならないと述べつつも、単なる社会批判や愚痴に陥らず、逆に女子学生の中にも夢を見ているみたいな将来像から脱却しなければならない人がいるのだという指摘や、社会を恨んでばかりいてもしょうがなく自ら現状を理解しつつ主体的に生き方を考えなければならないという指

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    2014年03月24日
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~

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    相変わらず、切り口と言い回しは面白い。

    追記
    最後の2ページに愛がある。(以下引用)
    自由な生き方、自由な働き方?あるわけねぇだろ、そんなもん。
    自由と不自由が地続きであることに、そろそろ気付けよ。
    制約や理不尽が生む創造だってあるのだ。
    新しい働き方、働き方の模索は人類の義務である。
    と、現実を直視しないと、明るい未来なんてものはないのだ。
    意識の高いみなさん、目を覚ましてください!!

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    2013年12月13日
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~

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    意識の高いみなさん、目を覚ましてください!!という巻末の言葉に象徴される、あまりにも頑張る方向を間違えていたり、空回りしたり、表面的と感じざるを得ない人たちが増殖していることへの警書

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    2013年12月08日
  • 「就社志向」の研究 なぜ若者は会社にしがみつくのか

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     元リクの著者が様々なデータをもちいて新卒一括採用や就職活動、いま流行の「多様な働き方」なんかについて考察している。
     新卒一括採用はよく批判されるけれど、未経験者を定期的に組織(会社)に迎え入れるというのは、よく考えれば優しい発想であり、一概に否定すべきものではない。就職活動の時期がよく議論されるが、強制力のない決まりをいくら設けても効果はうすい。ノマドワーカーのような存在は景気の後退局面にはいつの時代も注目されていた。決して新しいものではないし、そうなったからといって幸せになれるとはかぎらない。
     採用基準の話なんか書いてあるので、就活生が読めば役に立つと思う。

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    2013年12月06日