常見陽平のレビュー一覧

  • リクルートという幻想
    「リクルート」という会社に対して社会が持っている幻想を疑う。常見さんの、かなり気合の入った作品だと見られる。
    わたしはリクルートを称揚しているわけではないのですが、社会的には、「きらきらした」会社やと見られてるのでしょう。こういうのは、リクルートに限った話ではないけど。じっさいのところ、どうなのか。...続きを読む
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~
    バリバリ日経アソシエを読んで、仕事に活かそうとしている人間なので耳に痛かった。まあ、生き方は変えられないだろうけど。
  • 大学生のための「学ぶ」技術
    一つ一つのテクニック等というよりは、全体的な考え方で大いに参考になる。
    大学生以外(大人)の学びにも繋がる部分が多い気がする。
  • リクルートという幻想
    元リクルート社員の今のリクルートに対する考察をした一冊。
    本書を読んで、日経の記事と筆者の考えの比較は興味深く感じました。
    自分もリクルートに対して営業力の強さや人材輩出企業であること、新規事業を創造しているイメージが強かったのですが、著者が各章で指摘している内容は確かにと思うところは多々ありました...続きを読む
  • 就活格差
    これは文句無しに面白い。
    今まで断片的に見え聞こえしてきた現在の就職活動の現状やそれを取り巻く環境の変化等を正確にかつ網羅的に理解することができた。
     学歴格差
     情報格差
     行動格差
    なかなか根が深いが、特に下の2つは本人の努力次第で克服可能なのではと、三流大学の教員である私は思うのだが...続きを読む
  • リクルートという幻想
    リクルートというものに関してCMのイメージぐらいしかない僕が読むとそういう会社なんだなとわかるが、常見さんも先輩やOBなどに書いた方がいいと言われたと書いているようにどこか苦悩しながらも書くべきだと腹を決めて書いているのは伝わる。僕はまったく関係者ではないのでどの辺りの事がこのタイトルや内容で身内だ...続きを読む
  • 女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座
    定期的に読み返す本の一冊。やっぱり女性は、働くこと、結婚すること、出産することを繋げて考えないとなんですよね。
  • 自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術
    これからの働き方を模索して読んでみた本。

    ノマドが万能かのように持ち上げる
    従来のメディアに疑問を感じつつあったので、
    現実的なメリット・デメリットや、
    根底にもつべき哲学など、冷静に俯瞰していて、
    いろいろと参考になった。

    ちょっと衝撃だったのは、各時代で
    自由な働き方については模索されていて...続きを読む
  • 「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える
    「「強さのインフレ」が起きている」

    即戦力/グローバル/コミュニケーション能力/起業
    最近流行のこれらのキーワードが若者の強迫観念になって、真面目に働こうと考えている人ほど適応しようとする。
     その姿は薄気味悪くもあるけど、企業側もこれからの社会がわからないから、高い能力を持っているからという事で...続きを読む
  • 「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える
    大人が描く若者へのできる人像(「コミュニケーションを磨き、即戦力としてグローバルに活躍し、会社が頼りないなら起業しろ。」)を辛辣に語った書。ここ数年の日本情勢や会社の現状を元に、企業のトップを始め、いはゆる大人が理想として求める姿を述べている。

    そのようなできる人が強烈に必要とされるのは、一部のか...続きを読む
  • 女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座
    30歳の壁
    それを痛感している29歳の私からしたらもっと早くに出会いたかった本でした。
    若い女性にはこれからのキャリアや結婚について最初にかんがえ「ベルトコンベア」にのせられるような生き方ではなく、自らの頭で考え、自らの足で歩いていけるようになってほしいわ、
  • 「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越える
    常見さんらしい切り口の本。たしかにこの国は若者に何かを求めすぎているとは思っていた。もちろん、可能性を信じてもらえるのはいいが、私のような凡人にはいささか気が重い。

    内容的には、入社式やそこでの社長からの言葉、就活の移り変わりなどから、最近の若者への期待を表すデータをいろいろなところからもってきて...続きを読む
  • 普通に働け
    ○人材コンサルタント等の常見氏の著作。
    ○様々なビジネス本、自己啓発本がある中で、今こそ「普通に働くこと」の重要性、必要性をまとめたもの。
    ○普通に働くのが一番大事!!
  • 女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座
    女子学生向けの、就職に関する本やセミナーはたくさんあるかもしれませんが、就活・就職と、結婚・妊娠・出産を一緒に考えよう、と呼びかけている本は、本書と「女子のキャリア(海老原嗣生著)」ぐらいではないでしょうか。

    そういう意味で、大変重要な視点を提示している貴重な本だと思います。

    また本書がいいのは...続きを読む
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~
    相変わらず、切り口と言い回しは面白い。

    追記
    最後の2ページに愛がある。(以下引用)
    自由な生き方、自由な働き方?あるわけねぇだろ、そんなもん。
    自由と不自由が地続きであることに、そろそろ気付けよ。
    制約や理不尽が生む創造だってあるのだ。
    新しい働き方、働き方の模索は人類の義務である。
    と、現実を...続きを読む
  • 「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~
    意識の高いみなさん、目を覚ましてください!!という巻末の言葉に象徴される、あまりにも頑張る方向を間違えていたり、空回りしたり、表面的と感じざるを得ない人たちが増殖していることへの警書
  • 「就社志向」の研究 なぜ若者は会社にしがみつくのか
     元リクの著者が様々なデータをもちいて新卒一括採用や就職活動、いま流行の「多様な働き方」なんかについて考察している。
     新卒一括採用はよく批判されるけれど、未経験者を定期的に組織(会社)に迎え入れるというのは、よく考えれば優しい発想であり、一概に否定すべきものではない。就職活動の時期がよく議論される...続きを読む
  • 女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座
    働いてみてわかったことがたくさん書いてあって、こういうことを学生のときに知りたかったと思うから、女子大生に読んでほしい。大学を卒業して数年はバリバリ働いて、専門的な技能を身につけ、出産しやすい企業に転職。それが理想的なのかも知れない。専業主婦になるなんて無理って早くみんな気付いて!!
    企業には新卒で...続きを読む
  • 普通に働け
    個人的に、常見さんのような方は好きで、この本を購入。
    やっぱり偉そうに何か論じるような人ではなく、しっかりと僕たち若者ともリアルで接してるし、本気でいろいろ考えてるし、ネット系にも強いし、面白い。

    でも、この本はだいぶ真面目な本だった。本人もそう書いてるけど。

    たしかに最近は若者の就活を各メディ...続きを読む
  • 普通に働け
    タイトルに惹かれて、衝動買い。
    「グローバル人材」だとか、「スペシャリスト」だとかに惑わされず、また、「作業」ではなく「仕事」にしっかり取り組むことが大切だと主張している。
    これについては、とっても同感。
    若手にいきなり「即戦力で働け」っていっても、どこかで「修行」した経歴(経験)がないとそんなこと...続きを読む