榎田尤利のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
(´・ω・`) ネタバレアリ〼
上下巻であることを知らずに、先に夏の子供を途中まで読んでしまいました。だからさちのちゃんが亡くなることも知っていたし、二人が晴れて結ばれる場面も読んでしまっていました。
だけどそれでも、とても心に響きました。魚住の置かれていた環境、マリやサリーム、濱田さんがどういった存在で、久留米がどれほど魚住のことを大切に思っているか。幸福をうまく感じられずに生きてきた魚住が、彼らと過ごす中でやっと人間らしくなっていく様子。
BLという、人によっては抵抗を感じてしまうジャンルで括られるのは、とてももったいないと思いました。ページを繰る手が止まらず、すごい早さで読み進めたので、BLと知って見守っていた同居人は多分引いていたと思う。でも、こんなに純粋な愛(恋愛、友愛、親愛)の話なのに。同性で愛し合うことの何がいけないんだろうと、少しかなしくなります。
そしてそんなBL要素ですが、魚住と久留米のそういうシーンはとにかく甘い。同性ゆえの、あと一歩踏み出せない歯痒さが切なく、読んでいてこっちが恥ずかしくなって、ひとり頭を抱えながら読んでいました。すごく好きでした。
これから、改めて夏の子供を最初から読もうと思います。 -
購入済み
やっぱりね!
榎田氏には毎度簡単に持ってかれちゃいますよ(笑)。「探偵」のときも思いましたがBLカテ超えの骨組みのしっかりしたストーリー性が読み応えあるのと同時にガッツリ恋愛要素(無論エロ含む)も盛ってくれてるのでハラハラドキドキムラムラの三位一体とゆー美味しさ(笑)。BLと言えば、の氏ですが人間考察や表現と語彙の豊富さに改めて感銘を受けた本作。もっと続いてくれると思っててたのでそこだけ残念。
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Posted by ブクログ
『nez [ネ] 』、『nez [ネ] sweet smell』、『nez [ネ] Smell and Memory』ときて、ついに完結編ですね。
楽しみにしていたシリーズだけに寂しいです~!
「妖奇庵夜話」のあの謎解きプロセスに、ホラーじゃなくてBLが融合していて、事件と恋愛がしっかり絡んでいたのがよかったです。読み応えありました。
空気読まない男と鼻が利く男、という二人のセールスポイントが崩壊してどうなるんだろうと気を揉んだ3作目からのドキドキがさらに加速していて、緊張感ある展開でした。
そうきたかと。
モズの森学園の実態、そこで起きた事件、千里の生い立ちなど、すごい闇の部分が衝撃的でした。
ラブ面では鷹目がめちゃくちゃデレていてびっくりしましたw意外にアツい男だったんですね。千里と出逢って人間的に成長したのかもw
千里のために危険も顧みずに立ち向かった鷹目を、すごくカッコいいと思ってしまいました。千里が一番のプライオリティですね。
でも、相変わらず千里とは小学生並の言い合いをしていて笑っちゃいました。二人のやりとりはどこをとっても面白くてキュンキュンします!
ラブラブになってる甘い二人のHシーンにも大満足でした。エロかわです!
あと、パンドラ・ボックスの秘密にびっくり…!ウィンクにも爆笑です。
「鳥」がどうなったのかそれだけがとても気になりますね。
今後コミカライズされるようなので、楽しみです。 -
購入済み
匂いって嫌いなのあるよね
チリちゃんの特技(?)が事件の解決に役立つので面白いと思った。ただのメンズラブのエロだけじゃなかったので、早く続きが読みたいと思った作品。次の電子書籍化まだかな?
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購入済み
もっと早く読むべきだった!
凄く面白い!殺人犯と探偵の恋、とゆーには重く愛とゆーには歪みすぎてて。槇の逸脱具合が激しく読んでる方も掻き乱されるんですが、共感や理解は出来ないにしろ彼の真音に対する純度の高い愛情はどこまでも本物で悲しくもあります。殺人事件を軸にお話が進むので読み応えがあるとゆーより気分が落ちそうになるくらい色々とヘビーではあるんですが、不思議と嫌悪感が湧かない。読み終えて、見目良く頭脳明晰な槇のたった一つ手に入れたかった拠り所のためへ全てを投げ打った人生を、人を殺めて気を引くなど明らかに間違ってるし許されない行為であるにも拘らず、他に方法を知らなかった彼が何だか寂しく哀れに思えて涙が出ました。最後には真音が槇を半身だと切り離せないと魂のレベルで愛しているときちんと伝わってある意味で槇の心だけは救われた事が幸いでしょうか。これも一つのハピエンですよね、結末に満足したし感慨深いお話でした。あと水を差すよーですが、、エロさも安定の榎田クオリティです!(笑)。
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購入済み
わぁん終わっちゃう〜!
記念番外の続編はありますが終わっちゃう〜!読みたいけど読み終わりたくないっとゆー矛盾に苛まれながらもやっぱりサクサク読み進めてしまいました(笑)。毎度毎度災難?に見舞われる芽吹、今回も然り。しかも兵頭に思わぬ火の粉が降りかかり、いよいよ芽吹も兵頭への気持ちを観念するとゆーか自ら認めざるを得ない状況になります。苦難を乗り越え(?)甘くなれない関係のはずが異常にラブい、後半もおニヤニヤ全開です(笑)。濡れ場(バスルームだったし正しくね!)も超盛り上がりを見せてくれてそっち方面も抜かりなくガッツリ読ませてくれます。交渉人とゆー職を通して見られる世界(ヤクザ絡みが多いですが。笑)が非凡ゆえに興味深いし個々のキャラが生きてて人間相関図がこれまた面白いし永遠に続けてほしいシリーズです。
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Posted by ブクログ
ネタバレハードカバーの装丁がとても綺麗。
大雑把でヘビースモーカーな一社会人である久留米と、美しいけれど生活力ゼロな魚住の、スローテンポな愛のお話。
ふたりの他にも、近所に住むインド人留学生サリームや、魚住の友人で放浪癖のあるマリ、魚住の上司である微あて馬な濱田など、まるでこの日本のどこかで本当に呼吸をしていそうな生きた人物が存在する。
本が離せなくなってしまうような流麗でやさしい文章が脈々と流れている。最後のページまで言っても、まだまだずっとかれらの日常を覗きたいと思えるような、余韻に浸れる小説。とてもすてき。
哀しいほど暗い過去を持つ魚住と、それを無自覚ながら丸ごと受け入れてしまう久留米がすこしずつお互いに寄り添っていく様子が丁寧に描写されています。
綺麗な文章にひとめぼれして以来、何回も読み返しています。続編の「夏の子供」と一緒に。
俗にいうBL小説の中でもここまで洗練された文章力や安定した世界観、立った登場人物を持つ小説はめずらしいです。
「こんなにすごい小説を書く方がいるのかあ」と思って作者さまを尋ねてみれば、これが榎田尤利さんのデビュー作と知って、信じられない気持ちになりました。まさしく文壇の鬼才と言うべきでしょうか。 -
Posted by ブクログ
今作もすごかったです……。深いというかストーリーが盛り込まれているというかサイズが少し大きめなのと話が続いてるからというのもあるかもしれませんが1冊にこれだけ盛り込むのはすごいです。あまり上手く言えませんが心境の変化を丁寧に描写しているところや話の例え方、その時の様子が文字を通して映画をみているかのように鮮明に見えます。自分視点なのに相手の視点まで見えてしまうようなそんな文章の書き方でした。この作品はBLですが本当にたまたま変な感情を抱いてしまった相手が男だったっていう感じです。こういうとありきたりですがあまりそういったものに興味がない方でも普通に楽しめる作品だと思います。
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Posted by ブクログ
謎の男の正体がいよいよ…!という 、ムッツリインケン眼鏡の色男、鷹目兆と、天然エロカワ男、燕千里が活躍するバディもの3作目。
相変わらずこの二人の絡むシーンは面白いです!
空気読まない男と鼻が利く男、という二人のセールスポイントが、今回崩壊していきます。
鷹目のムッツリスケベ具合がなんだかすごくステキでせくすぃーに思えてきた矢先、鷹目にデレがきてる!
今回のCASへの依頼は、「家族相性」。
このケースは千里にとって影響大だったようです。これがきっかけとなって、千里の意識下に眠る過去と謎の男と迫る危機が、次第に明るみに出ようとしています…
まあ、こう引っ張られると期待もしますが、はやる気持ちも抑えきれないというか。とても焦れ焦れしますね~
早く続きが読みたいです。
過去の記憶とか、トラウマとか、榎田センセらしいカラーが出ている展開です。
笑いもとっているところが最高。ナターシャの「ママは誰より女デスよ!」のくだりは腹抱えて笑いました。
これから特異能力を失った千里がどうなっていくのか、ハラハラドキドキさせられながらも楽しみです。
エロ的には「事後」に萌えまくりました!かなり長い時間お布団の中でイチャコラしていて、仲良いじゃん!ラブラブじゃん!!みたいな。
千里はまだ無自覚だけど、鷹目への甘え方が天然でかわいいです。34歳にキュンキュンさせられました。それほど千里ちゃんは弱りきっているんでしょうか…?そして、そんな弱さを見せられ甘えられてしまい、もう自覚するしかないほど千里にメロメロになっちゃってる鷹目にもキュンとさせられます。
特設サイトにスペシャルストーリー追加されています。息ぴったりでナニもぴったりでイチャコラしてて、ニヤつきました。ごちそうさまでした!