川端康成のレビュー一覧

  • 女であること

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    書いてる人は男なのに、なぜにここまで書けるのかと思うくらいスゴイ本。何人か女の人が出てきますが、心の変化が繊細すぎるぐらいにきれいに描かれていて素晴らしい。そして切ない。

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    2009年10月04日
  • 伊豆の踊子・温泉宿 他4篇

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     川端をばかにしていた。ノーベル賞作家はどうも印象が良くない。今まで川端というと「なんか静かで、きれいっぽいこと書いてるだけでしょ?」と勝手に思っていた。でも、全然ちがった。
     確かに川端の世界はきれいだ。でも、そのきれいさは「よくある美しさ」とはちょっとちがう。 たとえば「伊豆の踊子」に何気なくはさまれた「通風の爺さん」のエピソードがある。本編とはまったく関係ない。関係ないがゆえに、あのシーンだけが妙に頭にこびりついて離れない。
     なぜあの「爺さん」が頭にこびりつくのか? ポイントの一つに心理描写が少ない、ということがあげられる。心理描写がないゆえに「え、これはどういう意味なの?」という謎の

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    2009年10月04日
  • 雪国

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    ごめんなさい、難しすぎて読解不能部分が多いです…勉強します…。でも過剰なくらい繊細な情景描写。これの理解でにる人間になりたいです。

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    2026年04月12日
  • 雪国(新潮文庫)

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    川端康成は『片腕』ぐらいしか読めていないので更に鑑賞していきたい。
    本作を読んで感じたのは「鋭い美的感覚」である。
    最初の電車からの風景と葉子を重ねるシーンしかり、駒子の身体的描写しかり、考えたことはないけれど心に沁みる表現が沢山あった。具体的でないのに、漠然とした形を伴って強い迫力があった。
    また、天の川や徒労という言葉は駒子との悲劇的な終着点を想起させる。しかしそんな二人の関係には、読者の目を離させない美しさと空虚さがあった。
    葉子の美しさは惹かれるものだが、同時に駒子を想起させる装置のように感じた。

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    2026年04月08日
  • 雪国

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    日本語の美しさをすごく感じられた。
    登場人物の誰にも共感などはできないどころか、気持ち悪さも感じられたけど、それも含めてこのくらいの時代の小説の面白さかなと思った。

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    2026年03月31日
  • 眠れる美女(新潮文庫)

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    おジイの少女に魅了されていく描写が、程よく気持ち悪くて良かった。
    止めたけど、寝てるところに致そうとしてた場面が印象的。
    ラストはおジイが亡くなるのかな?なんて思ってたら、いい意味で裏切られた。
    夢の終わりは儚い。

    物語としては、片腕が凄く好きだった。
    あの幻想的な雰囲気が心地良き。

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    2026年03月23日
  • みずうみ(新潮文庫)

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    川端康成はじめてで、しかも彼の作品の中ではちょっと異端だったっぽい
    がかなりよかったな
    シンプルにこんなに読みやすいと思っていなかった

    異色の変態小説なんて裏表紙に書かれてたもんだから何かと思ったけど、本当にその通りだった
    全然共感できないはずの異常性なのに、手に取るようにわかってしまうような感情の動きが読んでいて不思議な気持ちだった

    そして解説に三島由紀夫の名前があり、私がこの本を手に取ったのは自然なことだったのかもと、ちょっとにやついちゃった

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    2026年03月10日
  • 雪国(新潮文庫)

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    ネタバレ

    雪深いところにある旅館にてお借りして数時間で読破。雪国の美しさと物悲しさを感じさせる物語で、タイトルが良いなぁと思った。

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    2026年02月28日
  • 名人(新潮文庫)

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    囲碁は全く分からないのだが、この作品が名作であることは間違いない。

    病身の名人と大竹7段の最期の一局
    昔はこんなに時間をかけて対局していたんだというのがよくわかる。

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    2026年02月24日
  • 掌の小説(新潮文庫)

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    バッタと鈴虫「バッタのような女を鈴虫と思え」というフレーズはなかなかに強烈で、夢見心地な状況が一気に地に足着く感じがした

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    2026年02月14日
  • 雪国(新潮文庫)

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    初めての川端康成
    こんな物語だったんか
    中高生向けの図書ではない気がするが、時代か
    女性はどう読むのだろうか、コレを

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    2026年02月02日
  • 眠れる美女(新潮文庫)

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    きしょくてとても好き。まるで隣で寝ているかのように、ぬくもりを感じる緻密な美女の描写が美しかった。一人目の美女が好き。読後も体がこんな雰囲気のお耽美キショ文学を求めている。どうしてくれるんだ

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    2026年01月29日
  • 名人(新潮文庫)

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    囲碁の知識に乏しく、展開が理解できないのは置いといて
    名人は引退碁を一種の「作品」七段は勝負とみてたのかな

    芸が終わり今の競技になったと
    やっぱり何かの終焉、死を美しく、儚げに書くのがうまいのは幼少期からたくさん立ち会って来たからなのかな

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    2026年01月26日
  • 雪国(新潮文庫)

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    日本語とそれにより紡がれる情景がとにかく美しくて、話自体は結局何を伝えたいのかよくわからなかったけど、心の豊かさを得た気がする。

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    2026年01月24日
  • 雪国

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    さすがノーベル文学賞を受賞した川端先生。文章が美しく、ページを捲る手が止まらなかったし、気付けば読み終えていました。
    個人的にはもっと話の展開の落胆がある方が好きなので、読み終えた時に「あっこれで終わりなんだ」と思いましたが小説の世界に潜り込めて本当に楽しかったです!

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    2026年01月19日
  • 雪国(新潮文庫)

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    雪国の情景が浮かぶような、素敵な日本語で埋め尽くされています。
    当時の若い芸者が過ごしている日常なども鮮明で、そこを背景に男女の複雑な心境や境遇が書かれています。
    島村の無為徒食な人生とは違って、芸者の苦労などが垣間見え、大人の恋愛というよりは悲哀の小説でした。

    特に葉子が切ない。
    島村が気の向くままに突然「墓参りをしよう」などと言い出す自由奔放な性格が、女を翻弄する男の心情を明確にしていると思いました。

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    2026年01月18日
  • 愛する人達

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    わたしは川端康成が描く女性を「とても綺麗だけど儚い」と評していたけれども、解説にある「悲しいまでに美しい」の方が合ってるなと思った。

    時代や男(意図的に嫌なやつにしてるんだろう)が余計に美しさを際立たせている。

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    2026年01月13日
  • 雪国

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    美しい話だなーと感じました。
    正直、漢字が苦手で辞書を引きながらの読書で時間がかかりましたが、日本語の美しさみたいなものに惹かれました。
    登場する女性たちの言葉が綺麗(現代に生きる女性の話し言葉とのギャップ?的な)だったり、仕草の温かさだったり、想像する作中の情景が雪国で…日本家屋で…静かで…という東京育ちの私にはあまりにも現実離れしすぎた「THE・NIPPON」文化の設定で、憧れみたいなものを感じつつ読んでいました。
    また読みなおしたい!心の奥底の、目を閉じた先に微かに見える憧憬のワンシーンとして刻みたい!そんな小説でした。

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    2026年01月10日
  • 眠れる美女(新潮文庫)

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    眠れる美女、片腕、散りぬるをの三編を収録。
    眠れる美女は、感情を持たない異性、そしてコミュニケーションを断たれた関係という奇妙な設定によって、人間の奥底に眠る感情を強くノックされるような物語だった。
    片腕は、正直なところ、少し理解の及ばない世界だった。
    それでも不思議と読む手が止まることはなく、苦もなくページを捲ることができた。よほど自分は川端作品と相性が良いのだろう、と改めて思わされた一冊。

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    2025年12月20日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

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    全く行ったことないけど、上下が浮かんでくるから不思議。娘と別れたあとの頭の中身が澄み切った水になって流れ出ていくようっていうたとえすごいな。

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    2025年12月17日