川端康成のレビュー一覧

  • みずうみ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    川端康成はじめてで、しかも彼の作品の中ではちょっと異端だったっぽい
    がかなりよかったな
    シンプルにこんなに読みやすいと思っていなかった

    異色の変態小説なんて裏表紙に書かれてたもんだから何かと思ったけど、本当にその通りだった
    全然共感できないはずの異常性なのに、手に取るようにわかってしまうような感情の動きが読んでいて不思議な気持ちだった

    そして解説に三島由紀夫の名前があり、私がこの本を手に取ったのは自然なことだったのかもと、ちょっとにやついちゃった

    0
    2026年03月10日
  • 雪国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    雪深いところにある旅館にてお借りして数時間で読破。雪国の美しさと物悲しさを感じさせる物語で、タイトルが良いなぁと思った。

    0
    2026年02月28日
  • 名人(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    囲碁は全く分からないのだが、この作品が名作であることは間違いない。

    病身の名人と大竹7段の最期の一局
    昔はこんなに時間をかけて対局していたんだというのがよくわかる。

    0
    2026年02月24日
  • 掌の小説(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    バッタと鈴虫「バッタのような女を鈴虫と思え」というフレーズはなかなかに強烈で、夢見心地な状況が一気に地に足着く感じがした

    0
    2026年02月14日
  • 雪国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    初めての川端康成
    こんな物語だったんか
    中高生向けの図書ではない気がするが、時代か
    女性はどう読むのだろうか、コレを

    0
    2026年02月02日
  • 眠れる美女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    きしょくてとても好き。まるで隣で寝ているかのように、ぬくもりを感じる緻密な美女の描写が美しかった。一人目の美女が好き。読後も体がこんな雰囲気のお耽美キショ文学を求めている。どうしてくれるんだ

    0
    2026年01月29日
  • 名人(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    囲碁の知識に乏しく、展開が理解できないのは置いといて
    名人は引退碁を一種の「作品」七段は勝負とみてたのかな

    芸が終わり今の競技になったと
    やっぱり何かの終焉、死を美しく、儚げに書くのがうまいのは幼少期からたくさん立ち会って来たからなのかな

    0
    2026年01月26日
  • 雪国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    日本語とそれにより紡がれる情景がとにかく美しくて、話自体は結局何を伝えたいのかよくわからなかったけど、心の豊かさを得た気がする。

    0
    2026年01月24日
  • 雪国

    Posted by ブクログ

    さすがノーベル文学賞を受賞した川端先生。文章が美しく、ページを捲る手が止まらなかったし、気付けば読み終えていました。
    個人的にはもっと話の展開の落胆がある方が好きなので、読み終えた時に「あっこれで終わりなんだ」と思いましたが小説の世界に潜り込めて本当に楽しかったです!

    0
    2026年01月19日
  • 雪国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    雪国の情景が浮かぶような、素敵な日本語で埋め尽くされています。
    当時の若い芸者が過ごしている日常なども鮮明で、そこを背景に男女の複雑な心境や境遇が書かれています。
    島村の無為徒食な人生とは違って、芸者の苦労などが垣間見え、大人の恋愛というよりは悲哀の小説でした。

    特に葉子が切ない。
    島村が気の向くままに突然「墓参りをしよう」などと言い出す自由奔放な性格が、女を翻弄する男の心情を明確にしていると思いました。

    0
    2026年01月18日
  • 愛する人達

    Posted by ブクログ

    わたしは川端康成が描く女性を「とても綺麗だけど儚い」と評していたけれども、解説にある「悲しいまでに美しい」の方が合ってるなと思った。

    時代や男(意図的に嫌なやつにしてるんだろう)が余計に美しさを際立たせている。

    0
    2026年01月13日
  • 雪国

    Posted by ブクログ

    美しい話だなーと感じました。
    正直、漢字が苦手で辞書を引きながらの読書で時間がかかりましたが、日本語の美しさみたいなものに惹かれました。
    登場する女性たちの言葉が綺麗(現代に生きる女性の話し言葉とのギャップ?的な)だったり、仕草の温かさだったり、想像する作中の情景が雪国で…日本家屋で…静かで…という東京育ちの私にはあまりにも現実離れしすぎた「THE・NIPPON」文化の設定で、憧れみたいなものを感じつつ読んでいました。
    また読みなおしたい!心の奥底の、目を閉じた先に微かに見える憧憬のワンシーンとして刻みたい!そんな小説でした。

    0
    2026年01月10日
  • 雪国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
    という冒頭はあまりにも有名である。


    導入の初めこそ、この指だけは女の触感で今も濡れていてなどと現代的には気持ち悪いことを言うものだと感じたが、
    つまり娘の眼と火とが重なった瞬間、彼女の眼は夕闇の波間に浮ぶ、妖しく美しい夜光虫であった。p11
    などなど、近くの座席で葉子を観察していただけの描写なのだが、とても魅力的な女性に思えてきた。
    読んでいるうちに、気づけば世界に入っていた。
    終わり方は知らなかったので意外だった。

    女がふっと顔を上げると、島村の掌に押しあてていた瞼から鼻の両側へかけて赤らんでいるのが、濃い白粉を透して見えた。それはこの雪

    0
    2026年01月07日
  • 雪国

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幻想、ガラス、透明、白、炎、赤、死

     男と女(島村と駒子、島村と葉子)の関係性がメインに書かれているのに、なぜか女と女(駒子と葉子)の物語に思えて仕方がない……、なんなんだろう、この感覚。

    0
    2026年01月10日
  • 眠れる美女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    眠れる美女、片腕、散りぬるをの三編を収録。
    眠れる美女は、感情を持たない異性、そしてコミュニケーションを断たれた関係という奇妙な設定によって、人間の奥底に眠る感情を強くノックされるような物語だった。
    片腕は、正直なところ、少し理解の及ばない世界だった。
    それでも不思議と読む手が止まることはなく、苦もなくページを捲ることができた。よほど自分は川端作品と相性が良いのだろう、と改めて思わされた一冊。

    0
    2025年12月20日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    全く行ったことないけど、上下が浮かんでくるから不思議。娘と別れたあとの頭の中身が澄み切った水になって流れ出ていくようっていうたとえすごいな。

    0
    2025年12月17日
  • 山の音(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    日本的感性と評されるだけある…!
    主人公の教養の高さと節々の日本の情景が美しすぎて、日本の風景、そして美的感覚は良いなあと改めて思わされた。

    今じゃ到底あんな生活できないけれど、隠居したらこんな生活したいなと妄想してみたり。

    起承転結がないからこそ(連載作品ゆえらしい)、心の機微に注目してただ読むみたいな、脳死で疲れたときにも読みやすい。初めての川端作品だったけどサクッと読めたし、他の本も読んでみたい。

    0
    2025年12月06日
  • 小公子(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    とてもよかった
    セドリックの健気さとそれを育んだエロル夫人の誠実さでこんなにも人を優しくできるなんて
    伯爵が徐々に他人に関心を持っていく描写がよかった
    読み進めていてこれどんな展開になるんだと思ったらこう来たかと
    ハッピーエンドで良かった
    小公子がどんな領主になるか夢見ちゃうね

    0
    2025年11月14日
  • 雪国

    Posted by ブクログ

    水のようにスッと入り、音楽を奏でるような文章。やっぱり、私は川端康成の文章が好きだ。

    ただ、内容はあらためて読むと、なんだこのおやじ、という感はある。

    0
    2025年11月12日
  • 雪国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    冒頭の雪国までの車窓の描写が美しすぎた。
    川端康成は、日本の自然の細部に宿る美しさを描写するために、人物を配置しストーリーを紡いでいるのかなと思った。
    色事などの直接的な描写をせず、全体的に行間を読ませる作風のため、好みは分かれるかもしれない。
    (おそらく私が学生の頃に雪国を読んでも、主人公と駒子の関係を理解できず、読後の後味も悪かっただろう)

    0
    2025年10月24日