池央耿のレビュー一覧

  • 星を継ぐもの

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     科学者の意地とロマンを感じた。
     私たちがまさしくこの星を継承していくものなのだと考えたら、なんだか少し誇らしい気がしてくる。

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    2026年09月02日
  • 星を継ぐもの

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    SFは苦手なので、読むのが難しい。
    ふと意識を飛ばしてしまうともう追いつけなくて、読み切るのに時間も気概も要する。

    たぶん、全部ちゃんと読んだらもっとおもしろいんだとおもう。

    「大抵の動物は、絶望的状況に追い込まれるとあっさり運命に身を委ねて、惨めな滅亡の道を辿る。ところが人間は決して後へ引くことを知らないのだ。人間はありたけの力を振り絞って、地球上のいかなる動物も真似できない粘り強い抵抗を示す。生命に脅威を与えているものに対しては敢然と戦う。この強さがなかったら、人間は野に放たれた家畜と同様、全く無力だったに違いないのだよ」

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    2026年08月30日
  • 星を継ぐもの

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    月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体はなんと死後5万年を経過していることが判明する。果たして現生人類とのつながりは、いかなるものなのか? いっぽう木星の衛星ガニメデでは、地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの巨星が一世を風靡したデビュー作。第12回星雲賞海外長編部門受賞作。

    気にはなりつつ、今まで読み逃して(?)いたSFミステリの古典名作。
    謎の始まりにおお〜!っと盛り上がるも、続く専門用語満載の議論、議論、議論。
    読み進めるのがややキツイかも。
    でもそこを頑張って乗り越えた後のラストは秀逸。
    感受性高めな若い時に読んでいたら、もっと楽しめたかな。

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    2026年08月14日
  • ガニメデの優しい巨人

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    50年近く前に、50年後くらいの近未来を想定して描いているので、残念ながら人類はそんなに有望ではなかったよ…という気持ちになる
    ついストーリーとは別の感想が先に立ってしまうが、面白かった
    途中、ハントが突然セクハラおじさんぽいことを言い出したところだけはいただけない
    あれは特に必要のないエピソードだったし

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    2026年06月11日
  • 内なる宇宙 下

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    扱われた題材はとても興味深かった。
    SFの良いところだ。
    話としては3部作が良かったので、
    まあまぁという感想だ

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    2026年05月22日
  • 内なる宇宙 上

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    初読。
    おもしろいはおもしろいんだけど、シリーズを読み進めるほどに最初が一番よかったなという気持ちになっている。
    とりあえず下巻を読む。

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    2026年05月17日
  • 内なる宇宙 下

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    今作は上下巻ということもあって読み応えがあった。ただ少し読みづらく感じたのが正直な感想。これまでより高次元でより複雑な世界観だったからだろうか、心は躍ったものの、あっけない印象を持った。次が最終作。いずれにしろ、シリーズとしてはすごく楽しい作品には間違いない。

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    2026年05月01日
  • 巨人たちの星

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    初読。おもしろかった。
    コリエルのことが明らかになってよかった。
    ただ最後の一文が個人的に納得いかずもやもやしている。あれがなければもっとすっきり受け入れられたと思った。

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    2026年04月19日
  • 内なる宇宙 上

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    いつ面白くなるんだと思ってたら250ページくらい読んでた。まだ面白くならなかった。最後にヒロインが誘拐されたところからやっと物語が動き出した感じがした。少なくとも上巻はSFエンタメってよりかは政治的ストーリーって感じ。

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    2026年03月19日
  • 巨人たちの星

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    星を継ぐものシリーズ3弾
    これにて一応完結らしい
    やっぱりSFは理論があってこそだと思った
    若干ファンタジーに頼るところはあった気がするけど、政治や経済、文化を絡めた内容は面白かった
    AIと人々の関係やその信頼性、依存性をこの時から考えてここまで具体的に描いていることにちょっとビビる
    人類のこの先を考えさせられると思った

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    2026年02月25日
  • クリスマス・キャロル

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    ネタバレ

    キャラクターの性格も話の構成・展開も単純明快で、本書が短編なことも相まってとても読みやすい本だった。
    しかし感情の表現も等しく単純であり、せっかくのスクルージの信条の移ろいが妙に小ざっぱりとしているのが本筋の面白さを半減させているように感じられる。

    「頑固で情け知らずの冷たい人」→「誰よりも熱心にクリスマスを祝う優しい人」と変わっていく過程の感情に複雑さがない(元来の性格からの感情と反省の感情が共存しているようには見受けられない)ため、彼に共感しながら読むことが難しかった。
    またこの展開からすると、スクルージの心情の変化は、あくまで「自分が将来不幸な目にあいたくないから」生まれた変化であり、本書で強調したいであろうキリスト教精神にあまり基づいていない。キリスト教精神の考えに基づけば、彼はそのような動機がなくとも弱くされたものたちのために動かねばならない。
    最後の彼の態度のみを見るならば、合致しているとも考えられるかもしれないが、幽霊と出会っている間の彼を考慮すれば合致していないと考えるのが正しいと感じた。

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    2026年02月18日
  • 内なる宇宙 上

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    前書きで著者がSFとファンタジーの違いについて語っていたのが興味深かった。
    片仮名の名前が苦手なので「この人は何人だっけ」と確認しながらで読みにくかったけど、やっぱり物語に引き込まれていってわくわくし始めたところで下巻へ。

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    2026年02月12日
  • クリスマス・キャロル

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    血も涙もない守銭奴と呼ばれる金貸しのスクルージは、数年前に仕事のパートナー、マーリーを看取っている。そのマーリーが亡霊となり、あるクリスマスに現れた。彼の導きで3人の精霊とともに自らの現在過去未来を見聞する中でスクルージは、自己を見つめ直す。結果、長年の過酷な日々にすっかりねじ曲がってしまった心根を入れ替え、本来の自分を取り戻すことになる。

    「そんなに簡単に改心できるの?」と穿った見方をしがちだけれど、この辺りは巻末の訳者あとがき(2つある!)を読まないと本筋が見えづらい。作者の意図や当時の社会や受け入れられ方を知ると、理解が深まる。単に不幸な未来を見て改心したのではないことは、過去をまずは見せたことでも感じられるのだけれど。

    あと、昔の作品はどうしても単純に感じられるのだけれど、このフォーマットを作り上げた、ほぼ元祖と考えると、また見方も変わってくる。

    この作品が2世紀にわたり読まれ続けてきた不朽の名作である意味は、やっと知ることができた。この古典文学文庫がある意義がこの作品に象徴されているように思えた。

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    2026年02月02日
  • 巨人たちの星

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    ★3.9くらい
    こういう異星人か〜でも確かに納得!と思って楽しく読んでたら最後また「?!」となった。面白かったです。でもまだ明らかになってないこともあるし続き読みたい!読みます!

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    2025年12月09日
  • クリスマス・キャロル

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    令和7年12月
    仕事場の先輩に勧められて、読む。
    読んだら次の人に回さないといけないから頑張った。

    知らなかったが、名作らしい。
    クリスマス、3人の精霊に過去現在未来へと導かれ、自分を変えるって話。

    名作だけあって、どこかで読んだことあるってなる。
    翻訳だし、昔のやつだし、読みにくい、、

    でも読み終わるとほっこりするね。

    もう一回読んだら、もっと理解できそう。

    金はあってもしょうがない。
    有意義に使おう〜!が言いたいのかな。

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    2025年12月08日
  • 内なる宇宙 下

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    多分ホーガン氏は、最良の書き手ではない。

    ような気がする。

    ファンタジー系の描写、これは、日本語訳者が悪いのか。
    全く興醒め。
    社会科学的なところとかも、もう仕掛けがわかった後ではどうってこともなく。

    うーん。

    要はバーチャル社会からの人の意識を通じた「侵略」で、面白いんだがなんか、いまいち乗らない感じが否めない。もうちょっと突っ込んだ設定が出来たのではないかな。
    そも、基本の設定のところの説明が数式のないブルーバックスみたいで、二、三度読んだがよく分からん。
    ゾラックは相変わらず可愛いが、ハントとダンチェッカーの掛け合いはほとんどないし、そう、全体に消化しきれない不満が残った。

    ストーリー書くと弱いよなあ、と思った。

    一番ショックを受けたのは、カバー後書きで、ホーガンが2010年に故人となっていたのを初めて知ったことかも。

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    2025年11月21日
  • 内なる宇宙 上

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    SF小説の最高峰の一角と信じてやまない、星を継ぐ者のシリーズ4作目。
    3作目までで感動的なほどに完結してるのになんやねんと言うのはドラクエとおんなじ。

    相当昔に一度読んだんだが、なんだかなあ、と思ってそれから一度も再読していない。

    今回久々に手に取ったのは、ミネルヴァ計画という、これが本当の完結編というのが出版されて、ならばと全く記憶のないこの一編が必要になったから。

    3作目も実はそうだったんだが、スペオペ的なところはあんまり期待してないというか、その部分は特段秀とするところもない気がするのだが、本編はさらに、プチファンタジー要素を入れ込んであって、そこが、なんともうざいのだ。

    大幹にはホーガンらしい骨太なところがあるとはいえ、そこがどうにも違和感あった次第で。

    久々読んで、そこはやっぱり面白いが受ける感想はさほど変わらない。
    前作までで完全解体したはずのジュヴレン人の社会に、なんぞや不審な動きがあって、そこに宗教とか絡めてくる。

    ほぼ、記憶がないので新鮮に読んでいるのだが、答えは下巻で。

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    2025年11月19日
  • 内なる宇宙 下

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    これを書かれたのが1992年邦訳1997年。コンピューターゲームとしてはドラクエが1986年でウィザードリィは1981年。黎明期と言ってもいいぐらいのタイミングでこの物語ができたことは当然なのか驚くべきことなのかはちょっとよくわからない。個人的には後者と感じる。内なる宇宙の発生については独自のハッタリがきいていて私は好きだった。面白かったがこういうシリーズは若いナンバリングの方が衝撃が大きくなりがちかなぁと思うと、ファン必読、というのがオススメ度としてはぴったりくるかな。

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    2025年11月13日
  • 神の目の小さな塵 上

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    西暦 3017年の人類帝国
    ~~地球人類が宇宙にやや広がっている
    宇宙が舞台
    宇宙海軍の戦艦が異星人と接触する

    スペースオペラ的な壮大感とか緊迫感はなく
    地道な相互理解?がゆっくり進む
    こちらは手探り状態
    好意を持つ人も疑惑を感じる人も
    さて あちらは???


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    2025年11月13日
  • 人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ 決定版

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    ネタバレ

    日々の何気ないエピソードから大切な気付きをもらえるエッセイ集だった。
    以下は印象的だった考え方。
    ・雑草かどうかは見る人しだい。タンポポは雑草じゃなくて立派な花。
    ・人はみな、どこかで誰かの役に立っている。ー自分で思っている以上になくてはならない存在なのだ。
    ・人魚なんてどこにもいないというのは間違いである。
    ・クリスマスに本当は何が、ほしいかーわたしは子供に戻りたい。

    この本を読みたいと思ったきっかけをすっかり忘れてしまい、本当は読みたいと思った時に読むのが読書のベストだったなと思いかけたが、今は今なりに感じられるものがあった。

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    2025年09月14日