池央耿のレビュー一覧

  • 内なる宇宙 下

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    多分ホーガン氏は、最良の書き手ではない。

    ような気がする。

    ファンタジー系の描写、これは、日本語訳者が悪いのか。
    全く興醒め。
    社会科学的なところとかも、もう仕掛けがわかった後ではどうってこともなく。

    うーん。

    要はバーチャル社会からの人の意識を通じた「侵略」で、面白いんだがなんか、いまいち乗らない感じが否めない。もうちょっと突っ込んだ設定が出来たのではないかな。
    そも、基本の設定のところの説明が数式のないブルーバックスみたいで、二、三度読んだがよく分からん。
    ゾラックは相変わらず可愛いが、ハントとダンチェッカーの掛け合いはほとんどないし、そう、全体に消化しきれない不満が残った。

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    2025年11月21日
  • 内なる宇宙 上

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    SF小説の最高峰の一角と信じてやまない、星を継ぐ者のシリーズ4作目。
    3作目までで感動的なほどに完結してるのになんやねんと言うのはドラクエとおんなじ。

    相当昔に一度読んだんだが、なんだかなあ、と思ってそれから一度も再読していない。

    今回久々に手に取ったのは、ミネルヴァ計画という、これが本当の完結編というのが出版されて、ならばと全く記憶のないこの一編が必要になったから。

    3作目も実はそうだったんだが、スペオペ的なところはあんまり期待してないというか、その部分は特段秀とするところもない気がするのだが、本編はさらに、プチファンタジー要素を入れ込んであって、そこが、なんともうざいのだ。

    大幹に

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    2025年11月19日
  • 内なる宇宙 下

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    これを書かれたのが1992年邦訳1997年。コンピューターゲームとしてはドラクエが1986年でウィザードリィは1981年。黎明期と言ってもいいぐらいのタイミングでこの物語ができたことは当然なのか驚くべきことなのかはちょっとよくわからない。個人的には後者と感じる。内なる宇宙の発生については独自のハッタリがきいていて私は好きだった。面白かったがこういうシリーズは若いナンバリングの方が衝撃が大きくなりがちかなぁと思うと、ファン必読、というのがオススメ度としてはぴったりくるかな。

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    2025年11月13日
  • 神の目の小さな塵 上

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    西暦 3017年の人類帝国
    ~~地球人類が宇宙にやや広がっている
    宇宙が舞台
    宇宙海軍の戦艦が異星人と接触する

    スペースオペラ的な壮大感とか緊迫感はなく
    地道な相互理解?がゆっくり進む
    こちらは手探り状態
    好意を持つ人も疑惑を感じる人も
    さて あちらは???


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    2025年11月13日
  • 人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ 決定版

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    ネタバレ

    日々の何気ないエピソードから大切な気付きをもらえるエッセイ集だった。
    以下は印象的だった考え方。
    ・雑草かどうかは見る人しだい。タンポポは雑草じゃなくて立派な花。
    ・人はみな、どこかで誰かの役に立っている。ー自分で思っている以上になくてはならない存在なのだ。
    ・人魚なんてどこにもいないというのは間違いである。
    ・クリスマスに本当は何が、ほしいかーわたしは子供に戻りたい。

    この本を読みたいと思ったきっかけをすっかり忘れてしまい、本当は読みたいと思った時に読むのが読書のベストだったなと思いかけたが、今は今なりに感じられるものがあった。

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    2025年09月14日
  • 二都物語(上)

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    ネタバレ

    英語学習の本で以前読んだ。上巻の最後は、医者が結婚式の直前におかしくなって、靴を作り出し、しばらくたって正気に戻り、靴作りの作業台一式を壊して燃やす、というばめんであった。フランス革命の直前の時代背景として貴族と平民の状況がうまく描かれている。

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    2025年09月10日
  • 巨人たちの星

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    星を継ぐものが非常に面白かったので、ここまで惰性で読んだ感じ
    やっぱ1作目を超えるのは難しいね
    次作も買って積んでるけど読むかどうか迷う、、、

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    2025年08月21日
  • 巨人たちの星

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    気分が乗らずに1年くらいかけて読んでしまった。なんかもう少しミステリー調を期待したのだと思う。登場人物の名前がいまいち覚えられず辛かった記憶。
    間を空けて中盤くらいから読んだら、気分と合っていたのかするすると。登場人物たちの駆け引きとかを楽しむ感じで読むとうまく読めたかな?あとは映像的な想像をしながら読むとうまく読めた気がする。自分は想像以上に文章を文章として抽象的に読んでいるのかもしれない。

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    2025年05月24日
  • 内なる宇宙 下

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    まかか30年以上前の作品でマルチバース異世界転生モノを読むとは思わなかった。SF作家、すごいなぁ。インターネットが日本にきてまだ間もない頃にネットワークのなんたるかがここまで見通せるって、作家自身が異世界転生してきた張本人かと疑いたくもなる。お話し自体は、なんというか、ある意味大らかなスタートレック感があったなと。楽しめました。

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    2025年01月27日
  • 内なる宇宙 上

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    「星を継ぐもの」シリーズ完結となる「ミネルヴァ計画」が発売され、その前に第四弾のこちらを読んどかなきゃということで。30年以上前の作品だが、意外や古さは感じない。というか、VRと脳の認知に対する影響といったものは、現代、未来までも見越した示唆を感じさせるものだった。ストーリーは謎解き要素が多めでSF感薄めな上巻だったけど、下巻はどうなるか。

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    2025年01月26日
  • ガニメデの優しい巨人

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    ついに未知との遭遇。未来の科学技術を夢のように想像しながら書いたんだろうなあというのが伺える。
    挑む謎は、なぜミネルヴァからガニメアンや動物はいなくなったのか、どこかへ移住したのか、これもまた科学知識を駆使してものすごい答えが用意されている。
    星を継ぐもの、というタイトルの回収ももう一歩踏み込んでしている。

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    2025年01月03日
  • 二都物語(下)

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    フランス革命時代のパリ・ロンドンの二都を舞台にした小説。結末がおっとびっくり、そこで終わるのか。フランス革命時代のパリって感じだけど。

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    2024年12月26日
  • 二都物語(下)

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    ネタバレ

    イギリス人が描き出すフランス革命はひたすら醜悪。
    こんな話だとは全然知らずに読んだので、ラストの死刑囚替玉殺人事件は衝撃的だった。
    愛するひとに自分の命を捧げるというのは、崇高なことだと思うけど、それを否定しちゃあおしまいよ、とも思うけれど、捧げられた側からすると、重過ぎてつらいだろうなあ。
    自分の人生だけでも十分に重たいのに、いったい人の分の人生まで背負えるだろうか?

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    2024年11月06日
  • 二都物語(上)

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    ロンドン出張の際の機内読書用に、折角なのでロンドンにちなんだ作品を、ということで読んでみた。

    皆さん書かれている通り、文章は読み難い。

    上下巻もので上巻は伏線を張り巡らせるところまで、という口コミだったので、感想は纏めて下巻で。

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    2024年11月03日
  • クリスマス・キャロル

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    頑固で守銭奴のスクルージ爺さんが精霊に出会い己の人生を顧みて改心する、そんな古典名作。

    「スクルージ」という単語が守銭奴の代名詞になるくらいの有名な本作。なにげに初めて読みました。面白く読めましたが、翻訳がちょっと固くて読みづらかったかな?
    あとスクルージ爺さんの改心が、急というか物分かりが良すぎるというか素直すぎるというか。中編くらいのボリュームなのでそりゃそうなのかもしれませんけどね。

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    2024年07月05日
  • タイムマシン

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    SFには違いないけれど、書き方なのか、古い小説だからなのか、おとぎ話のように軽くて読みやすかった。解説が分かり易くて、ウェルズの占い師的な側面が興味深く、その後の現実の科学的な発展と、小説や映画などのフィクションにもたらした影響の大きさを感じた。他の古典SFも読みたいと思う。

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    2024年06月28日
  • 二都物語(上)

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    フランス革命前夜の英仏を舞台とした物語。貴族とその他の人々の貧富の差が凄まじい。長い幽閉生活で、二重人格に陥った医師の苦悩も痛ましい。このあとどう展開するのか楽しみ。2024.4.23

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    2024年04月23日
  • パイド・パイパー 自由への越境

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    おじいさんが小さい子供達を引き連れて母国を目指す冒険物語。時代背景は戦時中なので緊迫感のある場面もあるけれど、基本いつもおじいちゃんが子供に手を焼いている苦労が滲んでいてなんだかかわいい…子守り系冒険物語。「彼は老人特有の忍耐強さでなんとか堪えた」みたいな描写が何回も出てきてクスリとしました。ニコルの登場後、物語の主軸が少し変わった感じ。ニコル幸せになってね!

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    2024年03月28日
  • 人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ 決定版

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    テンポが良くとても読みやすいエッセイ
    物事を色んな角度から見ることができる人の書く文章はやっぱり面白い。
    筆者は牧師さんらしく、優しかったり親切な一面を感じられる部分が多くてポジティブな気持ちになれる。
    一方ちょっとだけ意地悪だったりユーモラスだったりと人間らしい面も沢山ありそのバランスが読んでて楽しかった。

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    2024年02月19日
  • 巨人たちの星

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    大筋では前のめりで読み進められた。
    本三部作の中では唯一、世情を中心に古臭さを感じてしまう部分があり、そこで若干の間延びが(個人的には)あり、星4つとまではいかず。

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    2023年11月06日