池央耿のレビュー一覧

  • 星を継ぐもの

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    こんな正統派SF作品は初めてだ。
    ミステリーやサスペンス等の他要素も一切ゼロ。
    紛うことなきサイエンス・フィクションでめちゃくちゃ新鮮だった。
    テーマはいたってシンプル。
    月面で発見された五万年前の死体の謎をひたすら追究する。
    本当にこれだけの話なのにぐいぐい読めるし、辿り着いた真相には「なるほどなあ」と納得させられた。

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    2025年11月08日
  • 星を継ぐもの

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    ネタバレ

    あらすじに興味をもち手に取った。SF読み慣れしてないせいか、それとも書かれた年代の言い回しもあるせいか最初はちょっと読みにくいかな?と思ったけれど、月で見つかった謎の死体がつけていた日記が解読され、実際にはどういう太陽系のどういう方向にいたのか、消えてしまった惑星と月の関係などが解明されていくところが面白く、地球に住む人類の誕生をまさかそんな視点で描かれるとは思わなかった。ガニメアンという存在の謎もあり、そこは解明されなかったのはもやっとしたが、解説で続編があると書かれていてたので探してみようと思う。

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    2025年10月13日
  • 人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ 決定版

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    ネタバレ

    日々の何気ないエピソードから大切な気付きをもらえるエッセイ集だった。
    以下は印象的だった考え方。
    ・雑草かどうかは見る人しだい。タンポポは雑草じゃなくて立派な花。
    ・人はみな、どこかで誰かの役に立っている。ー自分で思っている以上になくてはならない存在なのだ。
    ・人魚なんてどこにもいないというのは間違いである。
    ・クリスマスに本当は何が、ほしいかーわたしは子供に戻りたい。

    この本を読みたいと思ったきっかけをすっかり忘れてしまい、本当は読みたいと思った時に読むのが読書のベストだったなと思いかけたが、今は今なりに感じられるものがあった。

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    2025年09月14日
  • 二都物語(上)

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    ネタバレ

    英語学習の本で以前読んだ。上巻の最後は、医者が結婚式の直前におかしくなって、靴を作り出し、しばらくたって正気に戻り、靴作りの作業台一式を壊して燃やす、というばめんであった。フランス革命の直前の時代背景として貴族と平民の状況がうまく描かれている。

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    2025年09月10日
  • 巨人たちの星

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    星を継ぐものが非常に面白かったので、ここまで惰性で読んだ感じ
    やっぱ1作目を超えるのは難しいね
    次作も買って積んでるけど読むかどうか迷う、、、

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    2025年08月21日
  • 巨人たちの星

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    気分が乗らずに1年くらいかけて読んでしまった。なんかもう少しミステリー調を期待したのだと思う。登場人物の名前がいまいち覚えられず辛かった記憶。
    間を空けて中盤くらいから読んだら、気分と合っていたのかするすると。登場人物たちの駆け引きとかを楽しむ感じで読むとうまく読めたかな?あとは映像的な想像をしながら読むとうまく読めた気がする。自分は想像以上に文章を文章として抽象的に読んでいるのかもしれない。

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    2025年05月24日
  • 内なる宇宙 下

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    まかか30年以上前の作品でマルチバース異世界転生モノを読むとは思わなかった。SF作家、すごいなぁ。インターネットが日本にきてまだ間もない頃にネットワークのなんたるかがここまで見通せるって、作家自身が異世界転生してきた張本人かと疑いたくもなる。お話し自体は、なんというか、ある意味大らかなスタートレック感があったなと。楽しめました。

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    2025年01月27日
  • 内なる宇宙 上

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    「星を継ぐもの」シリーズ完結となる「ミネルヴァ計画」が発売され、その前に第四弾のこちらを読んどかなきゃということで。30年以上前の作品だが、意外や古さは感じない。というか、VRと脳の認知に対する影響といったものは、現代、未来までも見越した示唆を感じさせるものだった。ストーリーは謎解き要素が多めでSF感薄めな上巻だったけど、下巻はどうなるか。

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    2025年01月26日
  • ガニメデの優しい巨人

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    ついに未知との遭遇。未来の科学技術を夢のように想像しながら書いたんだろうなあというのが伺える。
    挑む謎は、なぜミネルヴァからガニメアンや動物はいなくなったのか、どこかへ移住したのか、これもまた科学知識を駆使してものすごい答えが用意されている。
    星を継ぐもの、というタイトルの回収ももう一歩踏み込んでしている。

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    2025年01月03日
  • 二都物語(下)

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    フランス革命時代のパリ・ロンドンの二都を舞台にした小説。結末がおっとびっくり、そこで終わるのか。フランス革命時代のパリって感じだけど。

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    2024年12月26日
  • 二都物語(下)

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    ネタバレ

    イギリス人が描き出すフランス革命はひたすら醜悪。
    こんな話だとは全然知らずに読んだので、ラストの死刑囚替玉殺人事件は衝撃的だった。
    愛するひとに自分の命を捧げるというのは、崇高なことだと思うけど、それを否定しちゃあおしまいよ、とも思うけれど、捧げられた側からすると、重過ぎてつらいだろうなあ。
    自分の人生だけでも十分に重たいのに、いったい人の分の人生まで背負えるだろうか?

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    2024年11月06日
  • 二都物語(上)

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    ロンドン出張の際の機内読書用に、折角なのでロンドンにちなんだ作品を、ということで読んでみた。

    皆さん書かれている通り、文章は読み難い。

    上下巻もので上巻は伏線を張り巡らせるところまで、という口コミだったので、感想は纏めて下巻で。

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    2024年11月03日
  • クリスマス・キャロル

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    頑固で守銭奴のスクルージ爺さんが精霊に出会い己の人生を顧みて改心する、そんな古典名作。

    「スクルージ」という単語が守銭奴の代名詞になるくらいの有名な本作。なにげに初めて読みました。面白く読めましたが、翻訳がちょっと固くて読みづらかったかな?
    あとスクルージ爺さんの改心が、急というか物分かりが良すぎるというか素直すぎるというか。中編くらいのボリュームなのでそりゃそうなのかもしれませんけどね。

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    2024年07月05日
  • タイムマシン

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    SFには違いないけれど、書き方なのか、古い小説だからなのか、おとぎ話のように軽くて読みやすかった。解説が分かり易くて、ウェルズの占い師的な側面が興味深く、その後の現実の科学的な発展と、小説や映画などのフィクションにもたらした影響の大きさを感じた。他の古典SFも読みたいと思う。

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    2024年06月28日
  • 二都物語(上)

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    フランス革命前夜の英仏を舞台とした物語。貴族とその他の人々の貧富の差が凄まじい。長い幽閉生活で、二重人格に陥った医師の苦悩も痛ましい。このあとどう展開するのか楽しみ。2024.4.23

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    2024年04月23日
  • パイド・パイパー 自由への越境

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    おじいさんが小さい子供達を引き連れて母国を目指す冒険物語。時代背景は戦時中なので緊迫感のある場面もあるけれど、基本いつもおじいちゃんが子供に手を焼いている苦労が滲んでいてなんだかかわいい…子守り系冒険物語。「彼は老人特有の忍耐強さでなんとか堪えた」みたいな描写が何回も出てきてクスリとしました。ニコルの登場後、物語の主軸が少し変わった感じ。ニコル幸せになってね!

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    2024年03月28日
  • 人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ 決定版

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    テンポが良くとても読みやすいエッセイ
    物事を色んな角度から見ることができる人の書く文章はやっぱり面白い。
    筆者は牧師さんらしく、優しかったり親切な一面を感じられる部分が多くてポジティブな気持ちになれる。
    一方ちょっとだけ意地悪だったりユーモラスだったりと人間らしい面も沢山ありそのバランスが読んでて楽しかった。

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    2024年02月19日
  • 巨人たちの星

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    大筋では前のめりで読み進められた。
    本三部作の中では唯一、世情を中心に古臭さを感じてしまう部分があり、そこで若干の間延びが(個人的には)あり、星4つとまではいかず。

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    2023年11月06日
  • 巨人たちの星

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     ルナリアンたちの戦争の原因と結果がわかる。その他、地球を見張ってきた者たちの正体とその月末。楽しく、読み応えがあった。
     ただ、敵の首領である独裁者の人物造形に説得力がない。独裁者には、カリスマ、人を惹きつける魅力が必要である。部下を罵り責めるだけの小人物で魅力のカケラもない男は、独裁者になれない。まして、ルナーリア属の一部を支配するには至らない。その点が残念だった。

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    2025年12月07日
  • 南仏プロヴァンスの12か月

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    感想
    春の空気が鼻腔をくすぐる。そんな小さな喜び。都会では味わうことができない。人が自然の一部であることを思い出す。風の変化に心を踊らす。

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    2023年10月02日