池央耿のレビュー一覧

  • 星を継ぐもの

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    ネタバレ

    月の裏側で見つかった5万年前のものとされる宇宙服を着た死体。現存する人類の前に築かれた文明があったのか、はたまた他惑星からの宇宙人なのか。調査が進むにつれて出てくる新たなデータを組み合わせ、仮説を立案してそれを証明していく過程はパズルのようで、かつ科学ロジック的な面白さもあり、また、2020年代後半をイメージして書かれているが、技術的な記述も違和感なく受け入れられるものも多く、70年代の小説とはとても思えないものだった。「SFの金字塔」とかなりハードルを上げて読んだが、その期待にしっかりと応え、また翻訳小説という点でもスッと受け入れられたので、かなり洗練されていることが伺えた。シリーズになって

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    2026年03月07日
  • 星を継ぐもの

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    ネタバレ

    すごく面白かった。
    主人公のハントにおいて余計なストレスが無いのが良い。用語や知識が難しかったけど翻訳の人が上手いのかすんなり入ってくる感じ。でも漢字とかは難しいので調べつつ読みました。
    ロブ・グレイはもっと相棒みたいな感じで出番があるものかと思ってました笑

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    2026年03月01日
  • 星を継ぐもの

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    巨人たちの星シリーズ・星を継ぐもの三部作の1作目。1977年に出版された、ジェイムズ・P・ホーガンのデビュー作。

    舞台は多分2028年ごろ?50年前に描かれた50年後の未来はなかなかすごい。
    月の裏側で真紅の宇宙服を着た死体を発見。どう調べても現代の地球人と変わりないのに、死亡推定年代はなんと5万年前。
    5万年前って人類はまだやっとアフリカを出たあたり?その頃に月面にいた彼は何者で、彼に一体何が起こったのか。もうバッチリな掴みです。
    ただ私にはややこしく、読んだ端から文章が抜けてくもんで…だいぶ反芻しながらですが、それでも次々と出てくる新事実に引き込まれまくり。
    地道に一歩一歩、それでもサク

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    2026年02月28日
  • 星を継ぐもの

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    地球人と思しき宇宙服を着た死体が月面で発見され、5万年前のものだったという発見から始まる謎解物語。これがやがて地球人の起源に結びついていく。
    幼い頃、進化論に懐疑的で、人類はどこから来たのかと空想に明け暮れていた私にピッタリとハマる物語。
    壮大かつ大胆な構想力がとても魅力的。

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    2026年02月23日
  • 星を継ぐもの

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    初読。本当にものすごくよかった。久しぶりに読んでよかったと思えた作品。
    事実の積み重ねで謎が明らかになるけど、そこから更なる謎が現れる。でも最後はすべてを説明できるものが提示されて大満足。
    最後の最後に出てきた名前にぞくぞくした。

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    2026年02月23日
  • クリスマス・キャロル

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    守銭奴のスクルージが亡霊に会ったりして改心する話。

    クリスマスを毛嫌いする声もあるけど、クリスマスって誰にでも与えられてる祝祭なんだと気づかされる。

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    2026年02月20日
  • 星を継ぐもの

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    ネタバレ

    月の洞窟から見つかったのは、五万年も前に死亡したと思われる死体。宇宙服を着たその死体は、現生人類と何ら変わらぬ特徴を備えていた。原子物理学者であり何でも透視できるスコープの開発者でもあるハントは、その謎の解明のために借り出される。死体は月で見つかったことからルナリアン、そして個体名としてチャーリーと名付けられる。チャーリーの装備品からも、ルナリアンは高い文明を築いていたことが窺える。果たしてルナリアンは地球外生命体なのか、それともかつての地球に存在していた人類なのか。さらに、ルナリアンや現代の人類とは似ても似つかないガニメアンなる巨人の存在も明らかになる。しかもガニメアンはルナリアンよりもさら

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    2026年02月14日
  • 神の目の小さな塵 上

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    ファーストコンタクト物としてめちゃくちゃ面白い作品
    主人公の精神描写、モート人の思惑、どちらに主観を置いて読むかで受取り方も変わってくるのが面白くて仕方ないです

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    2026年02月01日
  • 星を継ぐもの

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    理系の人間からしたら、めちゃくちゃ面白く読めました
    SFというジャンルをちゃんと理屈で筋道立てると、こうなるんだ!という感じ
    逆に理屈っぽいのが苦手だと読みにくいのかもしれませんが、ストーリーも謎めいていて、ミステリー好きな人にもおすすめできる作品です

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    2026年02月01日
  • 星を継ぐもの

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    名作として語り継がれていることに納得!これはおもしろい!シリーズ全作、ゆるりと追いかける。
    『ロマン』がぎゅぎゅっと詰まっていた。

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    2026年01月24日
  • ガニメデの優しい巨人

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    星を継ぐもの、でも思ったけれど、人類はその攻撃性をコントロールして世界平和を実現させて、その持てる知的好奇心と開発欲を宇宙に向けた、という前提で進む物語で、ガニメアンをどこか理想の知的生命体として描かれている。
    物語の舞台と同じ時代に近づいてきたけれど、実際は攻撃性をコントロールできていないどころか、酷い殺戮は繰り返されているし、宇宙開発もそう発展していない。こんな世界だったらな、と思いながら読んでいた。

    40年以上前の作品だけれど、今のテクノロジーを彷彿とさせる機械が色々出てきていて興味深い。これを見た人がこういうの作りたい、と思って影響させていたら面白いと思う。
    続きも読もう!

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    2026年01月23日
  • 星を継ぐもの

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    SFを読んでいるはずなのに、途中から「プロジェクト運営のノウハウが詰め込まれた本」という気持ちになった。
    作品内では20世紀を乗り越えて、科学技術の進歩によって人類は均一な地球社会が形成されて防衛予算は削減され、軍備放棄が全世界の合意となっているのに、現実世界は「19世紀や20世紀の教訓はどこへ?」みたいな状況になっているのが辛み。

    あと、「DECミニコンピュータ」という言葉が出てきて「その会社はね、20世紀の後半に無くなったんだよ」と切ない気持ちになった。

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    2026年01月20日
  • 星を継ぐもの

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    いやあ面白かった。
    2027〜2029年あたりを舞台にした物語。
    戦争はなくなり、科学技術競争は宇宙へ向いている設定。
    月は旅行に行くような場所。
    今で言うノートPCのようなものがあるけど、無線はなかったり、FAXがまだあったりしている。
    実際は戦争はなくなっていないし、月もあれっきり行っていない。
    似て非なる近未来の地球。
    こんな時代だったら良かったな。
    しかし作者の知識量には驚くばかり。
    ゾクゾクするエピローグ、続編も早速読もう。

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    2026年01月10日
  • 星を継ぐもの

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    ネタバレ

    ・面白かった。
    ・宇宙にあまり詳しくないので、単語を調べながら読んだ。宇宙の基礎知識は知っておいた方がより楽しめると思う。
    ・キャラクター個人の性格や関係性はそこまで深く掘り下げられないが、それでも不思議と魅力的に感じられた。
    ・一つ謎が解明されると新たな疑問点が浮かび上がり、ミステリー要素がある。最後の真相は予想出来てしまったが、謎解きのわくわく感があってかなり楽しめた。
    ・すべての謎が解明され、読後感はよい。と言いたいところだが、最後だけ胸糞。許すまじ。

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    2026年01月08日
  • 内なる宇宙 下

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    星を継ぐものシリーズの4作目です。
    前作でジェヴレンに閉じ込められ、システムを停止されたジェヴレン人達。それを見守っているガルースから助力を求められたコールドウェルとハント。非公式で政府を介してないのであくまでも科学調査の一環という名目で、友ガルースの待つジェヴレンへ向かう。ジェヴレンでは、人格かいきなり入れ替わるという珍事が頻発したり、ジュヴレックスの再開を約束し民衆を熱狂せる指導者が発現したり、また、ジェヴレックス中毒の人々の無気力化、暴徒化などが問題になっていた。そこでジェヴレン人の精神構造を理解できる地球人ハントにガルースは助けを求めたのである。
    ハント、ダンチェッカーコンビ、そして今

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    2026年01月06日
  • 星を継ぐもの

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    最後の伏線回収がすごい!!SF小説独特の細かい描写もあり、情報量が多くて途中くじけて読むのを休んだ日もありましたが、これは最後まで読んで間違いないです。
    科学者と生物学者のぶつかり合いから、叡知を結集させて1つの結論にたどり着くまでが読んでいてどんどんのめり込みました。
    あとがきにも書かれていましたが、これはSF小説ではなくミステリーとして読むべきです。
    長年、不朽の名作といわれている意味がよく分かりました。

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    2025年12月28日
  • 巨人たちの星

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    ネタバレ

    序盤(テューリアンと接触するまで)は、どの通信がどこからのどういう性質のものなのかというのが結構複雑でイメージし辛く、なかなか読むのに時間がかかった。テューリアンと接触してからはイメージしやすくなったため、面白さも増した。
    三部作の第三作ということで、前の二作とは変わって異星人の政治事情や戦いが中心となっている。そしてガニメアン、地球人、ジェヴレン人の3つの人種の因縁の決着がつく。
    テューリアン、シャピアロン号のガニメアンたちと地球のハントたちが惑星の距離を隔てて共闘する様は緊迫のシーンもあって面白いし、ジェヴレン人のスパイであるスヴェレンセン邸に乗り込むシーンと寝返ったヴェリコフの活躍も良か

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    2025年10月28日
  • 巨人たちの星

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    シリーズ第3作。

    すごく面白かった。3作の中で一番良かったかも。
    前半は謎解きもあり、途中はスパイ映画みたいな感じもあり、終盤は宇宙戦艦ものみたい。科学技術の描写はこれまで以上でした。
    40年以上も前に書かれたSFとは思えない。

    ソ連がまだ存在するのはご愛嬌です。

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    2025年10月20日
  • ガニメデの優しい巨人

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    ネタバレ

    前作がとても綺麗にまとまっていて単体で面白かったので続編はどうなるのか気になっていたが、さすがに前作ほどのインパクトはないものの元々続編の構想もあったのだろうなと思うような内容でとても面白かった。前作で登場したガニメアンと地球人の出会いと交流、人類起源の謎が中心。
    異星人ガニメアンが争いの概念を持たない温厚な人類で、そうなった理由ももっともらしく説明されているため納得感があり(実際どこまでありえる話なのかは知らない)面白い。最初の対面から地球訪問まで、具体的に場面が想像できて楽しい。
    人類の攻撃性を理解できないガニメアンたちだが、実は自分たちの介在のせいだと知り去っていくのが切ない。でもラスト

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    2025年10月04日
  • ガニメデの優しい巨人

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    シリーズ第2弾。

    今回は、いきなり異星人と接触し、異星人との交流?の話となる。この異星人は生存競争のない中で進化したために、争いとか競争を知らない。これは作者の強烈な皮肉に感じる。

    宇宙船のコンピューターが、今のAIを発展させたような感じなのだが、人に気を利かせるところもあっておもしろい。

    最後に人類の紀元に関する驚きの考察が話される。

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    2025年09月28日