池央耿のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ評判が良かったので、いつか購読しようと思っていたのですがやっと古本屋で見つけ講読。
本当に一気読みしました。
激しいアクション、殺伐としたシーンがない。70歳のおじいさんが主人公の異例な冒険小説。
唯一の武器は、弁護士であった資金力、交渉能力、フランスの土地勘のみ。
本当にこれでもか!と、難題が降りかかるが、タフなイギリス紳士が切り抜ける。こんな状況でも未来に溢れた子どもとはいえ、他人の子どもを自らの犠牲を厭わずに守れるのか。
敵であるドイツ軍に捕まりそうなスリリングな状況下に子ども達の無邪気なのが癒される。
第二次世界大戦のフランスの情景を生かしながら、主題は、未来を担う子ども達に自らの犠 -
Posted by ブクログ
旅行記、紀行文ってジャンルに興味を感じたことはなかった。
だって旅それ自体に関心がないんだもん。
でも、今回この本を「とりあえず全然期待せずに」読んだら、非常に面白かった。
プロヴァンスというところに急に詳しくなってしまったような気さえしてくる。
愛着さえ覚えてしまう。
この作家の腕は大したものだ。
ただ、彼がこの作品を世界的な大ベストセラーにしたおかげで、
この地方はきっと旅行客で、(しかも彼が嫌いそうな旅行客)大賑わいになり、地域の色自体も少々変わってしまったのではなかろうか。
また、彼の文章の中に自分の子供のことが一切登場しなかったのはちょっと不自然。
さらに個人的に文句を言うと、食べる -
Posted by ブクログ
イギリス人の著者が青空と太陽が輝く南仏プロヴァンスに移住してからの奮闘記エッセイ。外国に住むということは、まず生活習慣の違い、言葉の違い、考え方の違い、食生活の違いなどなどありとあらゆる「異文化」に直面するということである。移住してから家の大改装に取りかかるがとにかく難題山積。フランス官僚主義の壁は高く、他にも職人達が約束をすっぽかす常習犯なのだ(笑)最初はとにかくとまどうばかり、プロヴァンスの人々ののんびり具合にやられっぱなしだが、その愛すべき頑固なのんびり気質にも慣れ、諦観とイギリス式ユーモアで地元に馴染んでいく著者のプロヴァンスの12ヶ月がエッセイで楽しめる。プロヴァンス気質に鍛えられた
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Posted by ブクログ
これまでの2作がSFミステリーなら、今作はハリウッド的な宇宙大戦争モノ、という雰囲気だった。
これまでよりずっと物語のスケールが大きくなり、ピンチに次ぐピンチ、ハラハラする展開はハリウッドぽくもあり、エンタメとしてすごく面白かった。
テクノロジーの描写がやっぱり凄まじくて、今作ではAIだけでなく、VR、ARの概念がすでに描かれていたのには驚いた。
なんなんだこの作者は…。
今作ではよりダンチェッカーの存在感が光っていて、ハントは逆にちょっと弱かった。
個人的にはSFミステリー的なこれまでの作品が好きだったので、ちょっと広げすぎに感じたけどこれはこれでかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ買うつもりは無かったが、大々的に陳列されていたので、つい手に取った。あらすじだけで自分好みの物語だと確信して購入。ほんとうにおもしろかった。
大きな謎を解き明かそうと異なる専門家たちが色んな視点で試行錯誤するのが大半で、聞いたこともない用語が多く出てくるのだが、説明がちゃんとあるので意外と理解できた。
その大きな謎が解き明かされた先にまさか大前提とされていた事柄がひっくり返される事実が明らかになるなんて。読みながら震えたし、まだ飲み込めていない気もする。
忘れた頃にまた読みたい。
今までここまでのSF小説って読んだことがなかったな。