池央耿のレビュー一覧

  • 二都物語(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻はフランス革命のきっかけであった。下巻はそれぞれの人が死刑となる話で、主人公の身代わりとなって処刑されるという場面である。フランスからイギリスに逃れた亡命貴族が再度フランスに戻ってきて、無罪放免から死刑になるという逆転である。

    0
    2025年09月10日
  • 二都物語(下)

    Posted by ブクログ

    キリスト教的な考え方なんだろうなと頭ではわかるが、自分自身はキリスト教のものではないのでなんだかなぁと思ってしまったり。

    残されたもの達は何を思ってこれから生きていくのかな。

    0
    2025年09月07日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作までとは少し違ってミステリもありつつ、アクション要素もあるような作品になっていた。3勢力が入り混じり、登場人物も前作までと比べてかなり増えるので相当複雑になっている。正直途中で少し物語に置いて行かれるところがあった。
    月にいた2種類の人類のうち、片方は地球に移住し、もう片方はガメニアンに連れられてシェヴレンという星に移住したというのが今作で明らかにされる。そのシェヴレン人が裏で暗躍し地球人を支配していたという構図はかなり陰謀論ぽさ感じた。
    最後はループが閉じるように完結するのだが、タイムパラドックスが起きないのかと少し思うところはあった。

    あとハント博士がいつの間にかリンと付き合うような

    0
    2025年09月06日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    この本でハードSFというジャンルを知ったけれど、なるほど設定や描写だけでなく、実際の知見に基づいているそうな。
    途中、読書ができない期間がかなり長くて、読んだ内容を忘れてた部分もありつつも、それなりに楽しんで読めたので、いつか続編読むかなー。

    0
    2025年08月10日
  • 翻訳万華鏡

    Posted by ブクログ

    翻訳にまつわるエッセイ。翻訳ノウハウものではない。日本語に対する真摯な姿勢が好ましい。原作に対しても真摯。
    一気に読むのも良いだろうが、就寝前とかに少しずつ大切に読みたくなる。

    0
    2025年08月04日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    科学の叡智と論理的思考を集結させて謎を解いていく過程が頭の体操をするようで面白く、謎を解いていくほど新たな仮説が飛び交い、ドキドキわくわくしながら読んだ。ラストは衝撃的!

    0
    2025年07月29日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    面白かった。前2作品と比べるとちょっと雰囲気が変わった。政治経済色が強くなったスペースオペラって感じ。ガニメアンからダンチェッカーは手に負えませんとか言われてるの笑った。読者もそう思ってるよ。

    0
    2025年07月25日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    1977年が思い描くハードな近未来SF兼ミステリ。
    文体や説描写がやや重くくどいが、序盤を乗り切ることができれば面白くてたまらない。

    約50年経った2025年現在、執筆当時の人々がどんな未来を思い描いていたか、地球や月、宇宙をベースにどんな空想に耽っていたか。そんな視点からも楽しめる。

    0
    2025年07月21日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非常に面白かったが、人類学の解説を長々と聞いている気分にはなり、好きなタイプのSF(うわぁ、未来ってこんな感じ?というワクワク)、という感じではなかった
    もっと言えば、過去に起こったことを推理していく、だけかな。
    文章は上手いので、読み応えはあり
    あとは好みの問題なのかな

    0
    2025年07月20日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    終盤で謎が明らかになっていくところが面白かった

    読み始めは何の話が始まったのか着いていけなかったが、あらすじにもあるように遺体が発見された話が出てきてからは読み進めやすくなった

    0
    2025年07月14日
  • 内なる宇宙 下

    Posted by ブクログ

    途中挫折しかけて内容入ってこなくなったけど後半は面白かった。ダンチェッカーだんだんキャラ濃くなってきて色々笑えた。全巻制覇したらまた星を継ぐものから読み直したいかな。

    0
    2025年07月09日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    これぞSF

    月で発見されたのは宇宙服を着た5万年前の死体
    この謎に各分野の科学者たちが立ち向かう話

    映画を観てるような感覚だった

    科学者たちが頭を悩ませるシーン多めだけど、チャーリーとコリエルのプロローグとかガニメデ行った後とか絶対映像映えするし映画化してそう…と思いながら読んだ

    SFあんまり読んだことなかったけど面白かった
    ミステリー枠で紹介されてて気になったんだけど、たしかに理詰めで謎を解き明かしていくのはたしかにミステリー。
    翻訳の文体が馴染めなくて時間かかっちゃったけど読後感はいい

    最後の一文が胸熱。

    0
    2025年05月29日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作ほどのインパクトはないものの、前作にはなかった異星人との接触はかなりのワクワクを覚えた。徐々にコミュニケーションを取る中で、自分もガメニアンたちに対して愛着がわいてきた。
    2025年の現代人の視点からすると、ゾラックみたいなAIは割と近いところまでできているので驚かないが1980年代からすると想像もつかないものだったのだろう。未来を描いたSFはこういう答え合わせができるのも面白味の一つだと思う。
    ミステリー部分に関しては前作よりも少し無理があるように感じた。まず動物が体内で毒素を作って自己免疫を獲得するというのはちょっと考えられない。普通に中毒になって死んでしまう。あと二酸化炭素への耐性と

    0
    2025年05月24日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    『星を継ぐもの』シリーズの3作目。前作までの静かな謎解きと少し趣が異なり、今そこにある危機として種族間敵対を描き、人類の不毛な会議や面倒な政治駆け引きの理由が判明する。社会人はみんな読むべき。
    作中に出てくるコンピュータたちとの対話やスマートホーム的なサービスは、現代の実世界で生成AIによりそのまま実現しつつあるように思う。この本の初版が1983年。作者の慧眼に驚きを禁じ得ない。

    0
    2025年05月10日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    以前このシリーズは読んだのだけど、全く内容を覚えていなかった。人類もガニメアンも理想的なきらいがあるけど、ストーリーを楽しめるのがなにより。

    0
    2025年04月20日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    J•Pホーガン著「星を継ぐもの」三部作最後の一冊を読み終わり、達成感と満足感があります。

    SF小説おすすめ作品として様々な媒体で紹介される作品です。それだけの知名度に相応しい物語でした。
    読書を習慣化しようと思い、まずは自分の好きなジャンルから手をつけた最初の一冊です。

    今は本当にこのシリーズを読んで心から良かったと感じてます。それと同時にほとんどの人が読書の習慣がなく、当然この作品も知りません。そのことが凄くもったいないと思います。

    本を読まない人に本書の良さを伝えることがとても困難なことですが、何か機会があれば伝えたい思いが強くあります。

    読書を初めて良かった、この作品に出会えて良

    0
    2025年03月23日
  • 内なる宇宙 下

    Posted by ブクログ

    ダンチェッカー教授のヒロイン度は、だいぶ落ち着いた!
    今作は、博士や教授の推理もありながら、アクション感も増えて緊張感がありつつ、スピーディーな展開で進んでいった感じがする!
    次回の最終巻で、「星を継ぐもの」から始まったハント博士の物語がどう終わりを迎えるのか、楽しみで仕方ない!!!

    0
    2025年03月18日
  • 内なる宇宙 上

    Posted by ブクログ

    ここに来て、まさかこの様な展開に持っていくのか!?と思いながら上巻を読み終えました。
    確かに、AIや仮想空間の技術が進んだら、こういう展開になる人物が現れないとは言い切れない。
    下巻を読むのが楽しみ!!!

    そして、文に慣れたのか、それとも読みやすい文になっているのか分からないが、とてもスラスラと読める。

    ダンチェッカー教授は、相変わらず仕草が可愛い!

    0
    2025年03月05日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    シリーズ第3部目にして、ダンチェッカーがヒロイン枠になるとは、想像もしてなかった。
    プリプリしたり、フンと鼻を鳴らしたり、急いでハントを振り返ったり、吹き出して笑ったりと
    ストーリーが面白いのもさることながら、ダンチェッカーの天真爛漫な人柄に魅了された1冊でした!
    ヒロインダンチェッカー教授を堪能したい方は、ぜひシリーズ第1部から読むことをお勧めします!

    0
    2025年02月24日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    「巨人たちの星」シリーズ第二作目

    冒頭での問題に対して、衝撃的な解を出して締めくくった前作...。
    舞台は地球から宇宙へ、登場人物(?)も人類から人類+異星人へ、スケールアップして
    前作で解決しなかった問に対してピースが埋まっていく今作。

    今作も凄く面白いですね。
    人類とガニメアンの性格差から来る会話もユーモラスですし、登場する仮説や理論も
    なるほど...と思わされ凄く興味深いです。
    物理学や生物学に明るくない私からすると、どの説明がリアルでどの説明がフィクションかが、見分けられないほどどれもリアルで、これがSFの魅力か!と情報を叩きつけられます...。

    次作で一旦完結らしいので、凄く楽

    0
    2025年02月24日