池央耿のレビュー一覧

  • 巨人たちの星

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    これまでの2作がSFミステリーなら、今作はハリウッド的な宇宙大戦争モノ、という雰囲気だった。
    これまでよりずっと物語のスケールが大きくなり、ピンチに次ぐピンチ、ハラハラする展開はハリウッドぽくもあり、エンタメとしてすごく面白かった。
    テクノロジーの描写がやっぱり凄まじくて、今作ではAIだけでなく、VR、ARの概念がすでに描かれていたのには驚いた。
    なんなんだこの作者は…。

    今作ではよりダンチェッカーの存在感が光っていて、ハントは逆にちょっと弱かった。
    個人的にはSFミステリー的なこれまでの作品が好きだったので、ちょっと広げすぎに感じたけどこれはこれでかな。

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    2026年02月01日
  • クリスマス・キャロル

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     クリスマスを過ぎてなんだか読み返したくなって手に取る。大昔に読んだ時にはスクルージはもっと性格が悪いじい様だった気がするのだが、訳が違うこともあってか、分別があって、情けのある人物として描かれている。たった一晩で過去・現在・未来と自らの歴史を辿ることでそんなに大きく人生観が変わる物なのか、という疑問が逆に芽生えて来るのは自分が「スレ」てしまったせいなのだろうか?
     まぁそれでもこのホリデーシーズンにふさわしい話であることは間違いない。

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    2025年12月27日
  • 神の目の小さな塵 下

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    なかなかに読み応えのあるSFだった。ま、こんな終わり方もあるよねってことで。上巻より下巻の方が明らかに評価高いから、結末に満足する人の方が多いのか。いや、別に不満と言うわけではないけれど。

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    2025年12月14日
  • 内なる宇宙 下

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    ネタバレ

    カプラーを通してコンピューターの中で生まれた人格が実体の人間の体を、そして世界を乗っ取ろうとしてくるという設定が面白い。ユーベリアスもなかなか手強い相手で緊張感があった。
    ただ、今までの作品では難しい説明を理解できずともなんとなくイメージができていたが、今回は最後まで読んでもどうしてもエントヴァース世界のことが頭の中でイメージしきれなかった。結局ただの情報なのか?であれば夜空の星は情報の出口で、みたいな説明はなんなんだろう?というあたり。また、謎解き要素も少なめに感じた。
    特に好きだったシーンは、マレー、ニクシーと一緒にシリオの元へ向かう途中、ハントがニクシーを見てすべてのエント人が敵なのでは

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    2025年12月05日
  • 内なる宇宙 上

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    前書きに当初は三部作までで完結の予定だったと書いてある通り、よりフィクション感が強いというか前作までとはだいぶ雰囲気が異なる。前書きを先に読んでいたから別世界がどこなのか想定がついた状態で読めたが、まっさらで読んだら意味不明かもしれないと思った。(逆に、前書きが軽くネタバレでは?と思うので嫌な人は飛ばした方がいいと思う。)そのせいもあり展開はゆっくりめな印象だった。
    ここからどう話が展開していきどう結ぶのかが気になる前半だった。

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    2025年12月05日
  • 巨人たちの星

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    宇宙の原理について難しくて読んでも理解できない箇所があったので⭐️-1
    でも、難しいながらこんなに引き込まれるSFは初めて読んだ!
    まるで映画を一本見てるかのような壮大な一冊だった

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    2025年11月24日
  • 神の目の小さな塵 下

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    異星人と出会ったら……
    両者の性格・機能・社会情勢・進化の程度……
    う~ん
    こんな風になるかもしれない

    会議も切迫してくると
    どうなるんだろう
    どの方向に進むのだろうと
    ドキドキした

    さて この先は また どうなる??

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    2025年11月18日
  • 巨人たちの星

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    様々な戦いが繰り広げられ、様々なキャラクターの活躍に感動や刺激を覚えた。ただぞの分、もう少しボリュームが欲しかったという思いもある。わがままだけど。一段落したように思えるストーリーが残り2作でどう展開されるのかが楽しみ。

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    2025年09月14日
  • 二都物語(下)

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    ネタバレ

    上巻はフランス革命のきっかけであった。下巻はそれぞれの人が死刑となる話で、主人公の身代わりとなって処刑されるという場面である。フランスからイギリスに逃れた亡命貴族が再度フランスに戻ってきて、無罪放免から死刑になるという逆転である。

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    2025年09月10日
  • 二都物語(下)

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    キリスト教的な考え方なんだろうなと頭ではわかるが、自分自身はキリスト教のものではないのでなんだかなぁと思ってしまったり。

    残されたもの達は何を思ってこれから生きていくのかな。

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    2025年09月07日
  • 巨人たちの星

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    ネタバレ

    前作までとは少し違ってミステリもありつつ、アクション要素もあるような作品になっていた。3勢力が入り混じり、登場人物も前作までと比べてかなり増えるので相当複雑になっている。正直途中で少し物語に置いて行かれるところがあった。
    月にいた2種類の人類のうち、片方は地球に移住し、もう片方はガメニアンに連れられてシェヴレンという星に移住したというのが今作で明らかにされる。そのシェヴレン人が裏で暗躍し地球人を支配していたという構図はかなり陰謀論ぽさ感じた。
    最後はループが閉じるように完結するのだが、タイムパラドックスが起きないのかと少し思うところはあった。

    あとハント博士がいつの間にかリンと付き合うような

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    2025年09月06日
  • 翻訳万華鏡

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    翻訳にまつわるエッセイ。翻訳ノウハウものではない。日本語に対する真摯な姿勢が好ましい。原作に対しても真摯。
    一気に読むのも良いだろうが、就寝前とかに少しずつ大切に読みたくなる。

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    2025年08月04日
  • 巨人たちの星

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    面白かった。前2作品と比べるとちょっと雰囲気が変わった。政治経済色が強くなったスペースオペラって感じ。ガニメアンからダンチェッカーは手に負えませんとか言われてるの笑った。読者もそう思ってるよ。

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    2025年07月25日
  • 内なる宇宙 下

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    途中挫折しかけて内容入ってこなくなったけど後半は面白かった。ダンチェッカーだんだんキャラ濃くなってきて色々笑えた。全巻制覇したらまた星を継ぐものから読み直したいかな。

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    2025年07月09日
  • ガニメデの優しい巨人

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    ネタバレ

    前作ほどのインパクトはないものの、前作にはなかった異星人との接触はかなりのワクワクを覚えた。徐々にコミュニケーションを取る中で、自分もガメニアンたちに対して愛着がわいてきた。
    2025年の現代人の視点からすると、ゾラックみたいなAIは割と近いところまでできているので驚かないが1980年代からすると想像もつかないものだったのだろう。未来を描いたSFはこういう答え合わせができるのも面白味の一つだと思う。
    ミステリー部分に関しては前作よりも少し無理があるように感じた。まず動物が体内で毒素を作って自己免疫を獲得するというのはちょっと考えられない。普通に中毒になって死んでしまう。あと二酸化炭素への耐性と

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    2025年05月24日
  • 巨人たちの星

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    『星を継ぐもの』シリーズの3作目。前作までの静かな謎解きと少し趣が異なり、今そこにある危機として種族間敵対を描き、人類の不毛な会議や面倒な政治駆け引きの理由が判明する。社会人はみんな読むべき。
    作中に出てくるコンピュータたちとの対話やスマートホーム的なサービスは、現代の実世界で生成AIによりそのまま実現しつつあるように思う。この本の初版が1983年。作者の慧眼に驚きを禁じ得ない。

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    2025年05月10日
  • ガニメデの優しい巨人

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    以前このシリーズは読んだのだけど、全く内容を覚えていなかった。人類もガニメアンも理想的なきらいがあるけど、ストーリーを楽しめるのがなにより。

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    2025年04月20日
  • 巨人たちの星

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    J•Pホーガン著「星を継ぐもの」三部作最後の一冊を読み終わり、達成感と満足感があります。

    SF小説おすすめ作品として様々な媒体で紹介される作品です。それだけの知名度に相応しい物語でした。
    読書を習慣化しようと思い、まずは自分の好きなジャンルから手をつけた最初の一冊です。

    今は本当にこのシリーズを読んで心から良かったと感じてます。それと同時にほとんどの人が読書の習慣がなく、当然この作品も知りません。そのことが凄くもったいないと思います。

    本を読まない人に本書の良さを伝えることがとても困難なことですが、何か機会があれば伝えたい思いが強くあります。

    読書を初めて良かった、この作品に出会えて良

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    2025年03月23日
  • 内なる宇宙 下

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    ダンチェッカー教授のヒロイン度は、だいぶ落ち着いた!
    今作は、博士や教授の推理もありながら、アクション感も増えて緊張感がありつつ、スピーディーな展開で進んでいった感じがする!
    次回の最終巻で、「星を継ぐもの」から始まったハント博士の物語がどう終わりを迎えるのか、楽しみで仕方ない!!!

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    2025年03月18日
  • 内なる宇宙 上

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    ここに来て、まさかこの様な展開に持っていくのか!?と思いながら上巻を読み終えました。
    確かに、AIや仮想空間の技術が進んだら、こういう展開になる人物が現れないとは言い切れない。
    下巻を読むのが楽しみ!!!

    そして、文に慣れたのか、それとも読みやすい文になっているのか分からないが、とてもスラスラと読める。

    ダンチェッカー教授は、相変わらず仕草が可愛い!

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    2025年03月05日