新堂冬樹のレビュー一覧

  • 引き出しの中のラブレター

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伝えたいけど伝えられなかった想い、自分の中では受け止めきれない想い、伝えたい相手に伝えられない想い…様々な想いを載せて届けるラジオ番組ができるお話。ラジオパーソナリティーを主人公に、その知り合いやラジオを通じて繋がった人それぞれの幸せが手紙を通して描かれる。周りの登場人物がパーソナリティーと知り合いすぎる点もあるが心温まる一冊。伝えたいけど、伝えられない想いを手紙にするのは、いいかもね。

    0
    2017年01月21日
  • カリスマ(上)

    Posted by ブクログ

    新興宗教団体としてのカルト集団、その教祖が誕生するまでの教祖・神郷の暗い幼少時代や、教徒に引き込み洗脳する手法、教団脱退を手助けする団体、教祖の実態など、次の巻につづく登場人物等が前振りされている。中巻では、どのように展開するのか、教団は追い詰められるのか?

    0
    2016年12月29日
  • カリスマ(中)

    Posted by ブクログ

    人里はなれた山奥の教団施設で行われる洗脳セミナーの様子が綴られる。さて、ストーリーの準備は完了。下巻では、脱会カウンセラー集団が、どのように関与していくのか。

    0
    2016年12月29日
  • カリスマ(下)

    Posted by ブクログ

    カルト集団である新興宗教団体、その教徒を脱会するカウンセラー集団。脱会集団によって、徐々にその実態を暴かれる新興宗教段階。そして、脱会集団の本当の狙いとは?これも輪廻転生ともいうべき真相か?

    0
    2016年12月29日
  • 鬼子(下)

    Posted by ブクログ

     強烈な物語だった。我孫子武丸の『殺戮にいたる病』のラストにはぶっ飛んだが、この作品は、それを超える衝撃があった。
     上巻を読み終えた時は、このままグロイいだけの物語で終わらないでくれと祈るような気持ちでいたが、そんな思いは杞憂に終わった。
     終盤を迎え、次から次へと出てくる衝撃の事実。内容だけを見ると、どんよりと暗い作品になりそうだが、袴田の人物像であったりが、ただの暗黒小説にしない役割を形成している。これが新堂冬樹の筆力なのか。物語としても非常に面白く、あっという間に読み終えてしまった。
     全体的にはエグイ物語だが、ラストでほんの少しだけ救われた。

    0
    2016年12月06日
  • 鬼子(上)

    Posted by ブクログ

    新堂冬樹のいわゆる黒新堂作品。
    上巻はとにかくエグい。ただ、このままエグいだけの物語で終わらないことを期待しつつ、下巻へ。

    0
    2016年12月03日
  • カリスマ(中)

    Posted by ブクログ

    (上)は主に神郷自身や“神の郷”の教徒達(幹部含む)のことについてだったが、今巻は神郷の母に瓜二つの城山麗子を軸に。夫・信康、子・利治との家族関係。個々がお互いをどう思っているのか。これらの間“神の郷”の幹部らの動きが絡み、大変興味深い。神郷が入っていることも強ち間違いではない、と思うわたしはもう洗脳?されているのでしょうか笑。下巻に続く。

    0
    2016年11月11日
  • カリスマ(上)

    Posted by ブクログ

    量が多くどんでん返しの連続で後半よく分からなくなってきたけど、最後まで読んでしまったので星4つ。
    すごくめちゃくちゃな教祖に熱心な信者がつくのが理解できん‥
    本当にめちゃくちゃなのよ笑

    0
    2016年11月10日
  • カリスマ(上)

    Posted by ブクログ

    『殺し合う家族』に続き、新堂作品二作目。ΩS理教の教祖がモデルの作品。まんまM氏のイメージですw ここまで人を洗脳出来るなんて、ある意味才能だよね。こうゆう宗教モノはホント好きだなぁ^^ だいぶピンチな状況だが、頑張れ神郷!負けるな、神郷!www

    0
    2016年10月24日
  • ろくでなし(上)

    Posted by ブクログ

    最初はそんなに話に引き込まれなかったけど、だんだん読むのが止まらなくなった!上下揃えてから読まないとモヤモヤが大変w

    0
    2016年03月12日
  • ホームドラマ≪完全版≫

    Posted by ブクログ

    全編サザエさんでまとめて欲しかった。
    後半の二本は最後があやふやで…やっぱりちゃんと結末書いて欲しかったな。
    とりあえず単行本『背広の下の衝動』も読まねば!

    0
    2016年02月27日
  • 吐きたいほど愛してる。

    Posted by ブクログ

    著者のグロ以外の作品は読んでないのでまゆかの恋慕で白冬樹作品も読みたくなった
    英吉の部屋は良かった
    半蔵とお鈴の話しは、他の黒新堂でグロイシーンばかり読んでしまったのでイマイチ

    0
    2015年12月20日
  • 忘れ雪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんていうか。
    怖いけどあったかくて、悲劇だけどハッピーエンドな、不思議な物語でした。
    タイトル的に恋愛ものかと思ったら子供の話、ペットの話で、えぇ?と一瞬肩すかし(?)的な感覚を受け、でも次第に引き込まれていった。
    しかし、そうかと思ったら、やっぱり恋愛話だった。
    しかも超どろどろ重々の(笑)。
    でも、この人の本、重いしドロドロなのに、なぜか軽く優しい感じがしたんだよね。
    不思議。
    文体のなせる技なのかなん。
    主人公が、あまり思いつめるタイプじゃないのが逆に良かったのかな。

    一つだけ思っちゃったのは、小学生のころを忘れるのは分かっても、高校生にもなって、毎日のように会っていた女の子と犬と…

    0
    2015年10月07日
  • 黒い太陽(下)

    Posted by ブクログ

    とうとう完結。

    そうきたか。という感想。うーん、どうなることかと思って、息急き切って読んでしまいました。

    勉強も手につかないほどに熱中してしまった。

    風俗業界あるあるなのか!?これは!?

    刑事ものもそうだけど、つい本当にこんな感じなのかと信じきってしまいそうになるのは私だけでしょうか???

    新堂冬樹の風俗ネタ本、もう少し追いかけたいと思う私でした。

    0
    2015年10月05日
  • 黒い太陽(上)

    Posted by ブクログ

    のんちゃんオススメ本!

    夜の世界にのし上がる、いわば夜の世界の池井戸潤のような物語!!

    雰囲気が池井戸潤のシリーズのような感じでした!!!

    まだ上なので、この後どのように展開してオチをつけるのか!かなーり気になる一冊!!!

    これに出てくる風俗王がとっても魅力的でやられました!!!!

    かっこよすぎる!!!

    0
    2015年10月02日
  • 銀行籠城

    Posted by ブクログ

    読み始めからスピード感があり、どんどん物語が進んでいく。

    犯行前の序盤で見せた犯人の優しさからは想像できないような残虐な犯行に『一体何故?』と思うも、次第に犯人の動機が明らかにされていく。

    他の読者の方の感想を読むと、動機が弱いとの感想が多かったが、確かに犯行の残虐さの割に動機が弱いと感じるところもある。

    いやでも、お話としてはとても面白く、ほぼノンストップで読み切ることが出来た。

    ぐいぐい話に引き込まれる話というのは、やっぱり面白い小説なのだろうと思う。

    0
    2015年09月23日
  • 無間地獄 1巻

    購入済み

    一気に読んじゃいました。

    最初は何も知らなかったから、
    ああ、闇金ウシジマくんみたいな作品かな?
    なんて軽い気持ちで読み始めてみましたが、
    実際には良い意味で違っていました。

    読み始めたらとまらなくて、朝の5時から7時までかけて
    一気に全5巻読んじゃいました。

    登場人物一人一人のエピソードをもっと描いてほしかったと思う反面、このちょうど良いボリュームに収まってるからきれいにまとまっていて一気に読めたのかなとも思ってます。

    原作が有名な小説なんですね。出来栄えに納得です。
    終わり方が映画みたいできれいでした。

    カイジとかウシジマくんとかナニワ金融道とか、
    そういうジャンルが好きな人にお

    1
    2015年09月21日
  • ホームドラマ≪完全版≫

    Posted by ブクログ

    とことんブラックな内容だけど、こういうのは嫌いじゃない!某アニメのパロディはなかなかおもしろかった。全部ストレスに苦しんでる系の主人公だったなー。

    0
    2015年07月21日
  • 摂氏零度の少女

    Posted by ブクログ

    親の教育がなってない。良かれと思って殺してるんだよね、一種宗教にはまったみたいな感じ?しかし、だいたいこういう人達は自分は死なないんだよね。嫌なら自分が消えりゃいいのに。1人でね。
    なかなかに今風で良かったが、こういう人達が増えない事を祈ります。元に戻せない事はしちゃいけないんだぜ。
    なぜ人を殺しちゃいけないのか?その質問こそが答えだ。殺して良けりゃそんな疑問もわかない。

    0
    2015年07月13日
  • 硝子の鳥

    Posted by ブクログ

    グロいー。コリアンマフィア怖過ぎ・・・。
    といいつつ、面白くて一気読みw
    うーん、でも、ラストは黒新堂で突っ走って欲しかったな~!黒も白も中途半端な感じになっちゃって、残念w

    0
    2015年05月02日