新堂冬樹のレビュー一覧

  • 君が悪い

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    戦慄のノンストップ・サスペンス!

    逃げるために嘘を重ね、
    平気で殺人をも踏み超える主人公

    転がり落ちるように展開が進むため、
    ノンストップの醍醐味を十二分に味わえる。

    主人公の休憩タイムが同時に私の休憩タイムでした


    まったく現実的ではないものの
    フィクション的には完成度が高い

    タイトルが素敵
    また読みたい

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    2015年04月03日
  • 殺し合う家族

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    北九州監禁殺人事件をモチーフにした作品。ブラックすぎて、実際の事件を知らなければ、エログロ悪趣味が過ぎて滑稽にさえ思えるが、こんな想像を絶するような事件が本当にあったのだから恐ろしい。事実は小説より奇なり。人間ってホント怖いわー・・・。

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    2015年03月28日
  • 硝子の鳥

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    著者のファンなので、読んでみる。

    グロくて、エグいのに、
    先が気になってしまうし、怖いもの見たさでガシガシ読み進む。

    何と言っても終盤の畳み掛け、伏線の回収は、
    読んでいてホント気持ちいいです。
    警察の黒い部分や、暴力団やマフィアみたいな裏社会。。。
    黒新堂の黒い部分だけで終始するかと思いきや、
    白新堂成分も含まれていて、ホッとしました。

    この作品の終わり方、程よい引っ掛かりが残り好きです。

    ハラハラドキドキして読み進みたい人にお勧めの一冊。

    0
    2015年01月31日
  • 闇の貴族

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    面白かった!
    物凄く拒絶反応の出る名前が一人だけ居たけど、そこは仕方ない事として…やっぱり黒新堂さんは読み易い!
    後半の暗殺者養成所あたりからは『ジョーカーゲーム』を思い出した。

    0
    2014年12月13日
  • カリスマ 1巻

    購入済み

    他人事じゃないorz

    読みながら、何度が具合が悪くなりそうでした。
    うちの母親も、ややカルト傾向のある宗教に入ってます。
    ここまで物凄いカルトと比べると
    「ちょいカルト」(チョイ悪、みたいな)
    くらいのもんですが、それでも自分の意見をいうと
    「このサタンが!!」「下がれサタン!!」
    などと喚きだすので、結構トラウマです・・・

    「この世なんかどうでもいい」と本気で思っているから
    どんなメチャクチャなことでもやりますし
    私がその教団に本気でハマっていないと分かった時には
    包丁を振りかざして襲ってきたこともありました。

    メシア氏の気持ちは、イマイチわかりませんね。
    「カルト撲滅」に動くなら

    18
    2014年09月13日
  • 硝子の鳥

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    <あらすじ>
    コリアンマフィア「朝義侠」のボス・李
    李はヤクザに覚せい剤を売って歌舞伎町の頂点に立とうとしていた。
    それでヤクザ組「天昇会」と薬の取引でモメて朝義侠はその組の人間を殺した。

    李を追う女公安刑事・梓は、その事件から天昇会に接触し李を追うことに。

    そこで現れたのが、悪徳警官・佐久間。
    佐久間は天昇会に情報を渡していつも甘い蜜をすすっていたから、公安に突っ込まれると困る。
    しかも天昇会のさらにトップには警察庁OBの天下りで力を持った松谷がいて、佐久間は松谷から捜査妨害を指示されていた。

    しかし梓は、佐久間の妨害におかまいなし。
    そこで佐久間は李に会い、李に梓の殺害を依頼する。

    0
    2014年09月06日
  • 銀行籠城

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    最初にやってくる絶望感、ふと思い出すのはケッチャム?でもさすがにそこまでの酷い展開にはならずに、ほっとする。基本的には半日か一日くらいの話なので、スピード感が半端なく、少々ありきたりなところもあるけど、でも勢いがあって好き。

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    2014年08月17日
  • 黒い太陽(上)

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    嫌悪する水商売の世界に身を投じた青年。
    カリスマ的な実力オーナーに見込まれた彼は想いを寄せる女性のために野望で心を焼き尽くされる。
    ライバルのクレーム対処能力の高さ!これは惚れ惚れとする。

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    2014年08月16日
  • 女優仕掛人

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    女性、女優って怖い。売れるためなら何でもする。売るためなら、何でもするマネージャー、そして、女優。二人の大女優になるために、芸能界を戦っていく話。

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    2014年05月03日
  • 砂漠の薔薇

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    昼ドラ感満載で、そういうのが好みの方にはとても楽しめそうな作品。

    ちょっと話が飛躍している気がしないでもないですが、多かれ少なかれこういう嫉妬のこじれは現実社会でもあちこちで起こっていそう。

    気軽に1日で一気読みできてしまいました。

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    2014年03月02日
  • ブルーバレンタイン

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    洋画観てるみたいな感覚。でも全て日本の設定で変な感じがした。
    『アサシン an Assassin』よりは、こっちの方が好きかな。

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    2014年01月23日
  • 枕女優

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    ネタバレ

    この小説を読んだちょっとあとにネットで生命保険の「枕営業」が話題になった。どこの世界も同じだなぁ〜。

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    2013年12月14日
  • 硝子の鳥

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    はじめは夫が読み終えて置いてあったぐらいの軽い気持ちで読み始めたが、途中でとまらなくなって一気に読み終えた作品。テンポや場面の切り替え、最後の展開、面白かった。

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    2013年11月11日
  • 悪虐

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    冒頭から黒新堂全開で、非常に恐ろしい展開がひたすら続く。凶悪、極悪非道の限りを尽くす主人公の花崎修次。少しだけ白新堂も混じるが、殆んど暗闇の如く真っ黒な黒新堂といった作品。心臓の悪い方はご注意を。

    この作品に描かれるほどではないにしても、毎日のようにテレビでは凶悪事件のニュースを繰り返しているように思うのだが…

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    2013年10月12日
  • ブラック・ローズ

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    ネタバレ

    女プロデューサーの復讐劇。
    スリリングなストーリー展開にページを捲る手が止まらなかった。
    最後にほんのわずかでも救いがあって良かった。主人公・唯の相棒であり部下である三井が格好よかった。

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    2013年10月07日
  • 硝子の鳥

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    なんともハードな内容、バイオレンスなと思いながらも、ハラハラしながら読んでしまいました

    ラストはビックリ
    そしてちょっぴりさびしく悲しい
    そのラストのためのハラハラドキドキ
    バイオレンスなんだったなっと

    いやぁ、疲れました

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    2013年10月03日
  • 硝子の鳥

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    新堂冬樹の書く警察小説ということでとても興味深く読んだ。実際は警察フレーバーの濃いハードボイルドという感じ。それでも内容はなかなか面白く、相変わらずヤクザの世界と、追いつめられた人を書くのが上手いなあと思った。

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    2013年09月20日
  • 吐きたいほど愛してる。

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    愛の形をした狂気を描いた、全四編。

    ■半蔵の黒子
    これが一番最初に来るインパクトはすごい。ビジュアルや臭いから、生理的に吐きそうになる。ありとあらゆる醜さが徹底的に描かれ、目をそらしたくてたまらないけれど、どうしても最後まで読んでしまう。
    自分も半蔵かもしれない、という恐怖がこみあげるのは、私だけだろうか。

    ■お鈴が来る
    これも生理的に吐きそうになるけれど、ストーリーの進み方は読めてしまうかもしれない。みんな一番まともな狂い方だと思う。登場人物みんなが陰湿で、いやな感じ。何より主人公が一番いやな感じ。

    ■まゆかの恋慕
    綺麗な話。スプラッタ系。

    ■英吉の部屋
    因果応報系だけれど、決して気

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    2013年08月15日
  • 闇の貴族

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    やくざもの

    久しぶりの新堂冬樹作品です。インテリやくざの加賀が倒産整理のしのぎで闇社会での仕上がりそして崩壊していくストーリー。

    黒新堂らしい作品。納得の一冊でした

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    2013年07月24日
  • 帝王星

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    『黒い太陽』『女王蘭』に続く完結編。風俗王をかけた男と男・女と女の意地の戦いは正に経営者とその社員の様に思いました。。夜の世界はよくわかりませんが、どの仕事もどの業種も根本的な考えは同じなのかなと考えさせられました。内容は『黒い太陽』などと比べると、スリルやグロさはありませんが、所々グッとくる場面や人間味が感じられた一作でした。特に印象に残ったフレーズ、『熱く語ることの代わりに、静かに騙せる男になった。情熱を失った代わりに地位を、誠実を失った代わりに名誉を、正義を失った代わりに金を得た。』失わずに何かを得ることの難しさを考えさせられた作品でした。

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    2013年07月18日