【感想・ネタバレ】砂漠の薔薇のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

音羽お受験殺人事件を彷彿させる作品
お受験に踊らされる母親達の言動は滑稽なんだけど、女というのは他人の幸福が許せない生き物なんでしょう。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

昼ドラ感満載で、そういうのが好みの方にはとても楽しめそうな作品。

ちょっと話が飛躍している気がしないでもないですが、多かれ少なかれこういう嫉妬のこじれは現実社会でもあちこちで起こっていそう。

気軽に1日で一気読みできてしまいました。

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2014年03月02日

Posted by ブクログ

リーダビリティは高いけど、面白けりゃいいっていうような題材の取り上げ方と処理ではないし、何を狙っているのか分からない。
主人公がコンプレックスを抱く女性のネーミングといい、俗受けを狙いすぎている品性の無さが作者の持ち味か。であれば,ちょっと哀しい。

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2013年03月12日

Posted by ブクログ

再読。
2006年の作品。
幼稚園お受験もの、文京区の事件がモデルとのこと。
最近の新堂冬樹の作品に比べれば、かなり丁寧に書かれている。

2011年1月
さほどインパクトがなかった。 お受験に限っていえば、いまいち物足りなかった。

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2013年10月14日

Posted by ブクログ

ちょうど年長相当の子どもが居るがお受験なんて考えてもいない。そういう私は、この小説を読んで「まさかここまで?」とは思うけれども、絶対有り得ないとも思えない・・・

親の都合や思惑で子どもを犠牲にしてはならない、強くそう思った。物心付く前の受験など意味があるのか?

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2010年12月06日

Posted by ブクログ

痛い、痛い、心が痛い。
黒新堂はこれだからやめられない。

主人公の主婦の心境や行動よりも、
周囲の悪意に満ちた「お受験ママ」の嫌らしさが何とも・・・。

主人公の過去に関する描写は、
もう少しページを割いて具体的に書いてあったらなお印象に残ったかもしれない。
でもトラウマになってしまうかな。

供産みたくないな〜〜〜。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ハイソな奥様の輪に加わり、愛娘の「お受験」にのめり込む中西のぶ子。その心の闇は、娘の合格でも晴れることはなかった…。平凡な主婦を殺人へと駆り立てた日常生活に潜む狂気を描くクライム・ノベル。※この人は最初からコンプレックスを抱えた人だったから、こんなことになっちゃったのかな。

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2009年10月31日

Posted by ブクログ

経済力を考えずに、無理をして有名幼稚園を受験させようとする愚かな母親。
その原因は自分の生い立ちにあったようだが、全く理解できない。裕福な母親たちの間では反って惨めなだけではないか。
それを指摘する、公園で出会った母親がいたのにそれがエピソードで終わってしまったのは残念。
少々深みに欠けた印象。

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2015年10月20日

Posted by ブクログ

名門幼稚園への入学を目指す、奥様方のお受験戦争。

そして、そんな世界の中で、劣等感を持つ主人公の異常な心理が事件を起こしていく。

さらに事件の背景となる奥様たちの仲間意識と村意識の中で、自分より弱い相手を攻撃するいじめや、お受験というストレスを解消するために、万引きをする友達。そしてその事実を知った仲間は、今度はライバルを蹴落とすために陰湿な攻撃を始める。

実に怖い世界である。

この本ではそんな奥様方の危ない仲間意識とライバル意識が描かれている。しかもお受験は、子供の将来のためといいながら、奥様たちの虚栄心のために、自分たちの幼い子供に過酷な教育?を受けさせていく。

一人が何か新しいことを始めると、次々に同じ塾に、習い事にと子供をつれまわす。

こんなことをされた子供たちは、本当に幸せな将来がやってくるのだろうか?

主人公の異常心理と合わせて、話全体が異様で異常な世界を描いている、ミステリーというよりもホラーに近い作品。

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2012年09月27日

Posted by ブクログ

 夕方のニュースで流れる中学受験。鉢巻をした子供たちが拳を握ってスローガンを叫ぶ。最近ではもう珍しくない光景。
「ここまでくれば宗教」なんて言えているうちはいいのかもしれない。少なくともその熱病じみた騒動の渦中の子供には、まだ自分の意志というものがあるのだから。
 小学校受験なんて、親の見栄の張り合いみたいなものだ。ここまでくれば執念と言ってもいい。このお話の場合はあまりに凄すぎて、逆に物語性が強くなってしまったかもと思わせるくらい。
 作者が男性の割には、女同志集まってるグループの陰湿且つ厭らしいねちっこさがよく書かれていると思う。ここまで露骨でないにしても、多かれ少なかれ、集団になった女って大抵こういうものだ。
 感情移入するかと言われればノーだが、かといって全然分らないのかと言われればそれもまたノー。何だろう、この不思議な感じは。

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2012年11月25日

Posted by ブクログ

狂っていく感じがよかったです。必死さで苦しかった。でもいまいちお受験にうまく絡んでいないような気もしてしまいました。そしてひたすら子供がかわいそう…。
この作者も読まず嫌いしてましたがこれならいけそうです。もったいない!読まなきゃ。

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2009年12月31日

Posted by ブクログ

途中までは面白かったのに…。
 まず、主人公が国立にここまで執着する理由がよくわかりませんでした。また、ハイクラスの周りの人物も国立に執着していましたが、抽選なんて不確かな選考方法のある所を唯一の受験校にするとは思えません。有名な私立小学校を目指すと思います。
 お受験殺人事件をモチーフにしたものは、他に「森に住む魚」をよみましたが、登場人物皆に感情移入できて大変面白かったです。

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2023年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

身分不相応な国立幼稚園のお受験を目指して必死になるあまり、精神に異常をきたし、幼なじみの金持ちママの子供を殺害してしまうというストーリー。
まー、とにかく気分の悪い小説よ。そんななってまでお受験させないといかんですか、と。しかも割合よくあるストーリー展開?ママ友達の弱みを握っておとしめたり…。
気分は悪いが、スラッスラ読めるリーダビリティの高さはさすが。

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2017年07月08日

購入済み

毒母

厳しいこと言うけど、のぶ子が美涼にやってることって教育虐待だと思います。
教育虐待受けた事がある人からしたらトラウマです。
のぶ子、自分の旦那を自己チューだって言ってたけど、自分だって人の事言えないじゃないですか?!
美涼ちゃんの為とか言いながら、結局は自分の事しか考えてないし。
のぶ子が芳枝が万引きしてる様子を写真に撮って、ママ友の元に送り付けたの、お受験ママのエゴを増長させたと思います。
気付くチャンスなら幾らでも有ったのに、公園で偶然会った女性に心開けば良かったのに。
十和子の娘・こずえちゃんを手に掛けたのは非常に残念でした。
のぶ子も最後まで自分の事しか考えてない自己チューです。
犯罪者の身内になってしまった二人の子供が不憫です。
それと、のぶ子ってセレブママ達だけでなく同じ団地の主婦の人とも上手く行ってないようだから、変な話誰とも合わないですよ。
公園で偶然出会った子連れの気さくな女性に心を開いていれば楽になれたのに残念です。

#深い #怖い #ダーク

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2022年06月10日

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