新堂冬樹のレビュー一覧

  • 帝王星
    意外にホロリとさせる場面もあって『黒い太陽』シリーズの中では一番好き。
    個人的には『溝鼠』シリーズの登場人物が暴れまくってるシーンでニヤニヤが止まらんかった。先に『溝鼠』シリーズ読んどいて良かった!
  • 帝王星
    夜の覇権を競って火花を散らした立花と藤堂の物語がこの本で完結します。こういう終わり方でこれはこれでよかったかなと思わせる読後感でした。

    いつもは見ない世界の裏側を見るという意味ではいいのではと思います。 「黒い太陽」 「女王蘭」に続く立花と藤堂の戦いがこの本を持って完結編となります。栄華を極める立...続きを読む
  • 忘れ雪
    泣ける!
    推理あり、恋愛あり。
    新堂さんの本は、これが初めてだけど、これで良かった♪
    新堂さんは、結構暗い感じが多いらしい。
    再読してみようとも思わせてくれる本。
  • ある愛の詩
    新堂冬樹さん純愛シリーズ第2弾として私は読みました。
    私は知らなかったのですが、かつてドラマになったこともあるそうで、結構有名だったらしいです。
    私は純粋に恋愛小説として涙したりしながら読みました。
    涙なしには読めない作品!!!!!
    でも、「忘れ雪」とはまたテイストが違い、こちらはどちらかというと安...続きを読む
  • 忘れ雪
    表紙に一目惚れして中学生の時に購入しました。
    その時初めて新堂冬樹さんの作品を読んだのですが、純愛としてすばらしい作品でした!!!!!絶対に涙なしには読むことのできない名作です。
    恋愛ものがお好きな方、はらはらどきどきしたい方、動物に関わる物語を読みたい方、そんな方々に自信を持ってオススメできる作品...続きを読む
  • 銀行籠城

    わかるなあ

    最後の言葉「きてくれて ありがとう」この言葉がこの小説の決め手でした。
  • 誰よりもつよく抱きしめて
    結婚して8年、傍から見れば、優しい夫に愛される幸せな妻。
    だが、不潔潔癖症の夫は、物だけでなく妻にも触れることができない。
    愛する人に触れられない、触れてもらえない苦しさ。
    そんな時、店に忘れられた携帯電話から、一人の男性と親しくなる。
    当たり前のように物に触れる彼に、次第に惹かれていく・・・。

    ...続きを読む
  • ある愛の詩
    小笠原の島で、まっすぐに育った青年と、東京で声楽を学ぶお嬢様の純愛物語。
    劇的な出会いをした二人だったが、素直過ぎる青年と、素直になれないお嬢様のなかなか深まらない関係。
    育った環境は違えど、心に闇を持つ者同士…惹かれ合い、互いを想い合うようになる。
    相手を想うからこそ擦れ違ってしまう二人の心...続きを読む
  • 誰よりもつよく抱きしめて
    潔癖症の夫と結婚している今がほんとに幸せなのか考える月ちゃんが自分と重なった。
    精神障害もったらふつうにはなれないのか? 好きでも妻のことを思って身を引くのはいいことなの?

    いいも悪いも無いだろうけど、どうしても正しい答えを探したい。
    どうして離婚したならそっちに行けばよかったのに…もったいないと...続きを読む
  • 忘れ雪
    THE純愛物語。

    他の新堂冬樹の作品を見ると、本当に同じ人がこんな純粋な本を書いたのかと思うぐらい純粋です。

    忘れ雪とは、春に降る雪のことで、その雪に願い事をすると願うがかなう・・・そこにいた一匹の犬に出会ったことから物語が進みます。ある人に出会い、恋をする。最後には泣かずにはいられません。

    ...続きを読む
  • 悪の華
    この物語はわたしにとってどストレートに響いた・・・。
    イタリアンのシチリアマフィアのドンの息子ガルシアが主人公。そのガルシアの一年と少しの物語。

    切なくなる場面が多々あった。
    戦いの前夜のマスミとのシーンがとても胸に響いた―。

    『しゃっくり上げ,頷くマスミ―眼を閉じ,微かに顎を突き出した...続きを読む
  • あなたに逢えてよかった
    「おいしい紅茶を、飲みに行きませんか?」
    この一言から純也と夏陽の歯車が動きだす。
    誠実で優しい純也に惹かれる夏陽。
    元気で明るい夏陽に惹かれる純也。
    なにもかも順調で幸せだったが、純也に記憶障害の病魔が襲い掛かる。
    大切だった人を、思い出を忘れていくが、
    大切だったことは覚えている。
    大切な人に惹...続きを読む
  • 僕の行く道
    初の新堂作品。何げに手にとってみたら、見事に泣いた泣いた…子をもつ母親として思いっ切り感情移入してしまい、読み終えても涙が止まらなくて、私の生涯1泣いた作品!
  • ある愛の詩
    白新堂、純愛の中でも個人的にダントツベスト!

    登場人物が純粋過ぎ..ってツッコミはさておき、
    純粋ゆえに、すれ違ってしまう恋愛が、
    とても上手く描かれている。

    きっと緻密な計算があるだろうけど、
    人物・心情描写の巧さも手伝い、
    思わず助言したくなるぐらい、引き込まれる☆
  • あなたに逢えてよかった
    この一冊を読んで、キャンディティーを知りました。
    紅茶と一緒に読みたくなる一冊ですね。
    最初はコミカルなタッチで笑わせてくれますが、後半は涙無しに読めません。
    記憶喪失というベタな展開を扱いながらも、私は飽きませんでした。白冬樹が大好きです。
  • アサシン
    幼少期から殺し屋になるためだけに育てられた人物の苦悩を、恋愛と友情を織り混ぜながらスリル満点に描いた作品。
    現実離れしているようでいて、実はストーリー設定がしっかりしている為、「もしかしたら・・・」と期待?させられてしまう。
    読み終わったあとに表紙の帯を見てみたら既に映画化されている模様。
    2時間映...続きを読む
  • 引き出しの中のラブレター
    久々に本を読んで泣いた。すっごくベタだと思ったけど、それでも泣けた。
    “感涙のベストセラー”などと謳われている小説は大抵ちっとも泣けないのに……ちょっと悔しい。笑

    終盤のラジオのシーンは、是非映画化された時に主題歌になったSkoop On Somebodyの「椛」をBGMに読んで欲しい。
  • 誰よりもつよく抱きしめて
    彼の苦悩を自分と重ねてよんでしまった。
    同じ世界で苦しむ人と共にいることは心地イイけれど、それって傷の舐め合いでもある。
    月ちゃんと良し君の絆に感動した。
  • ある愛の詩
    親友に「ま-じオススメ」って教えてもらいました。甘く切ない純愛デス。環境や価値観の違いを乗り越えて行く、バイオリニストの才女と海を愛する青年の物語。
  • 血塗られた神話
    ウシジマ君を活字で読みたかったらこれにしなさい。

    金融にまつわる事件を描く。
    描写はぐろい。

    意表をつかれた。