銀行籠城
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銀行籠城

550円 (税込)
385円 (税込) 1月9日まで

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うだるような猛暑の七月十五日午後三時、あさがお銀行中野支店で惨劇は起こった。閉店寸前の行内に押し入った男が、男性客と案内係を次々に射殺。人質にとった行員と客を全裸にし、籠城した。何ら具体的な要求をせず、阿鼻叫喚の行内で残虐な行為を繰り返す男。その真の目的とは何なのか? 現代社会の歪みを描ききったクライムノベルの最高傑作!

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銀行籠城 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    五十嵐順一(羽生田敏文)28歳がハイパワーの拳銃と弾丸150発を持って白昼銀行に籠城する物語。新堂冬樹 著「銀行籠城」、2007.10発行。死を覚悟した人間によって引き起こされる行員と客たちへの恐怖、警察の呼びかけにも一切応じない・・・。強盗犯でもなく、政治犯でもなく・・・。五十嵐の銀行籠城の真の目

    0
    2017年05月25日

    購入済み

    わかるなあ

    最後の言葉「きてくれて ありがとう」この言葉がこの小説の決め手でした。

    0
    2013年02月04日

    Posted by ブクログ

    「銀行籠城」というタイトルと、全裸の男女のカバーから、ずっと以前に起きた
    銀行籠城事件を思い出した。その事件のノンフィクションものかと思ったが、
    そうではなく、あの猟奇殺人銀行籠城事件の梅川事件を参考にしたフィクション物だった。
     あらためて、梅川事件をネットで検索すると、凄く詳しい内容が載っていた

    0
    2023年07月12日

    Posted by ブクログ

    読み始めからスピード感があり、どんどん物語が進んでいく。

    犯行前の序盤で見せた犯人の優しさからは想像できないような残虐な犯行に『一体何故?』と思うも、次第に犯人の動機が明らかにされていく。

    他の読者の方の感想を読むと、動機が弱いとの感想が多かったが、確かに犯行の残虐さの割に動機が弱いと感じるとこ

    0
    2015年09月23日

    Posted by ブクログ

    最初にやってくる絶望感、ふと思い出すのはケッチャム?でもさすがにそこまでの酷い展開にはならずに、ほっとする。基本的には半日か一日くらいの話なので、スピード感が半端なく、少々ありきたりなところもあるけど、でも勢いがあって好き。

    0
    2014年08月17日

    Posted by ブクログ

    しょっぱなから中盤の籠城シーンまではいかにもグログロしてるが、ラストで急に爽やかなそよ風が一瞬。これを良かった~ととるかしょぼ!ととるかで評価が分かれるか?ちなみに私は小市民なので前者。犯行自体はまるで許せんが、そういうヤツがいることも事実。

    0
    2010年09月18日

    Posted by ブクログ

    人質を裸にするというところでエロスを感じたが、そこは大して関係なかった。しかし新堂冬樹のこうした小説は黒新堂と言われているらしいが、何か作者自身の欲望のはけ口のように感じてしまう。

    0
    2022年03月17日

    Posted by ブクログ

    ー善良な市民以上の悪党はいないー

    黒新堂を堪能しようと思ってたらまさかの白新堂!?


    この終わり方は想像してませんでした。


    加害者の家族は虐げられなければいけないのか。


    罪を犯して本人ではないのに罰を受けなければいけないのか。

    0
    2021年01月24日

    Posted by ブクログ

    本作品は、1979年三菱銀行北畠支店に、客と行員30人以上を人質にした銀行強盗、猟奇殺人事件を参考にして書かれた小説である。

    猟銃を手にした男は、その目的をあかさないことで、恐怖を更にあおる。彼の生い立ちが、少しづつ判明するにつれて、事件の動機へとせまるのだが・・・結局、彼は自身の目標を達すること

    0
    2017年10月21日

    Posted by ブクログ

    冷酷な犯人が銀行に立てこもって、人質を次々に殺していくお話。
    犯人のバックグラウンドには衝撃の事実が……というような。

    ただまぁ、そもそも論になっちゃうんだけど、こういうお話を読むといつも理不尽に思う。だって、どんな経歴で、どんな事情があろうと、人を殺しちゃ駄目だろう。どんなに気の毒でも、頭を打ち

    0
    2012年09月11日

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