新堂冬樹のレビュー一覧

  • 天使がいた三十日

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    クリスマスイヴに、最愛の妻と、お腹にいた子供まで亡くしてしまい、あまりの悲しみに人生を投げ出してしまうが、1年後のクリスマスイヴ、彼のもとにチョコレート色したアイリッシュセターが現れる。その日から彼の人生が再び動き出すが…。悲しいけど心が温まる。悲しいけど強くなれる。命の生まれ変わり、めぐってめぐって生きている、そう強く感じさせてくれる小説でした。マイナス点をあげるなら、最後のあたりは出来すぎかな? 一気に読んでしまいました。心に北風が吹いたら、読んでみてください。

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    2011年02月07日
  • 黒い太陽(下)

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    こういう結末かー。
    途中が面白いと、どんなラストでも満足がいかないような気がする。
    面白いには違いないんだけど。

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    2011年02月03日
  • 黒い太陽(上)

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    キャバクラのボーイが夜の世界でのし上がって行く話。
    キャバクラの仕組みがよくわかって非情に面白い。

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    2011年02月01日
  • 砂漠の薔薇

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    再読。
    2006年の作品。
    幼稚園お受験もの、文京区の事件がモデルとのこと。
    最近の新堂冬樹の作品に比べれば、かなり丁寧に書かれている。

    2011年1月
    さほどインパクトがなかった。 お受験に限っていえば、いまいち物足りなかった。

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    2013年10月14日
  • カリスマ(下)

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    怖かった〜、面白かった〜
    下巻は洗脳を解く、脱会カウンセラーとの話。
    全く予想してない結末だった。

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    2011年01月28日
  • ろくでなし(下)

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    まともな思考回路はどこかに行ってしまったのだろうか?
    皆、自己中心的で己の欲望・快楽の事しか考えていない。

    人を裏切り・傷つけ。

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    2011年01月18日
  • ろくでなし(上)

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    恋人をレイプした犯人達をこの手で捕まえる為に、真相究明する黒木。
    大切な女を護れなかった自分自身への苛立ち。

    少しづつ明らかになっていきつつも 未だ釈然としない。
    掴めそうで掴めない。

    目を覆いたくなる表現が随所に出てくるが、行く末が気にならないでもない・・・。

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    2011年01月18日
  • 天使がいた三十日

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    初めて、この作家の作品を読みました。

    非常に読みやすい。
    表現にしても、行間の取り方にしても、台詞の入れ方にしても、非常に読みやすく作られている。

    話の内容も、純愛小説と書くだけあって、ほっこりしたいときに読むには調度良いと思う。

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    2011年01月08日
  • 天使がいた三十日

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    純粋に感動できる一冊。
    目を見張るほどではないが、心の温まる良作。

    折りしも今日はクリスマス・イブ。  そんな夜に出逢えたことに感動!

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    2011年01月11日
  • ある愛の詩

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    流香は小笠原へ旅行しここに住んでいる拓海と出会う。

    拓海は小さい頃母親を亡くしたイルカのテティスと話が出来る不思議で
    純粋な青年。
    流香は声楽家を目指すが、幼い頃に母親と別れその母親を探す為に
    母親と同じ道を歩もうとする。

    東京で流香のコンクールが行われる。それに流香は拓海を招待する。
    そこで流香に降りかかる問題を拓海が優しく見守り力になろうと努力
    するが、流香にプロポーズをしている間宮との問題や様々なことで
    お互いがすれ違って行く。



    作り物めいた感は多少あるがほのぼのとドキドキと入り混じり
    「冬ソナ」ぽい話の流れで暖かい気持ちになった。

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    2010年12月22日
  • 砂漠の薔薇

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    ちょうど年長相当の子どもが居るがお受験なんて考えてもいない。そういう私は、この小説を読んで「まさかここまで?」とは思うけれども、絶対有り得ないとも思えない・・・

    親の都合や思惑で子どもを犠牲にしてはならない、強くそう思った。物心付く前の受験など意味があるのか?

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    2010年12月06日
  • 闇の貴族

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    忘れ雪など、新堂さんの恋愛モノしか手をつけて
    いなかったワタシには衝撃的な本でした(!)
    一般人は小説の中でしか覗き見れない裏社会を描いた
    ノワール小説。
    黒い新堂作品はある意味勉強になります。

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    2010年11月26日
  • 殺し合う家族

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    ページを進めるのが大変だったが、何より実話というのが恐ろしい。書き手も相当覚悟を持って臨んだだろう。カリスマ的悪人っているんだなーと心底震え上がった。

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    2010年11月24日
  • カリスマ(下)

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    新堂作品を読んだ事がある人はラストが予測できたでしょう。

    初めての人は驚きと感動でサクサク読める事でしょう。

    おススメの作品です。

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    2010年11月10日
  • 悪の華

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    新堂作品のグロさにやられつつも、
    時にこういったちょっとストイックな素敵な作品に出会えると嬉しい。

    実はこの続きの「聖殺人者」から読んでしまい、
    これが3部作だったと知ってあわてて読んだ。
    いつもの新堂節のえぐさもありつつ、イタリアンマフィアと言う設定のせいか?
    ややトーンがスマートで、読みやすかった。

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    2010年11月08日
  • 女優仕掛人

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    再読。
    面白かった。
    似たような設定の「枕女優」「枕女王」の中でも一番面白かった。

    2010.10.30
    一気に読んだ。
    芸能界って怖い。
    16歳の少女をトップ女優にするため、なんでもするという辣腕マネージャー。こういう人に目をつけられたら、とてもたちうちできない。
    ジャ○ーズとか失○園とかを連想させるようなのも出てきて、娯楽作品として面白い。

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    2011年01月28日
  • カリスマ(下)

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    人が洗脳されていく描写がすごくリアルだった。グロテスクな場面も多いが、ストーリーが面白く、ぐいぐい引き込まれる。また、登場人物も多彩で飽きさせない。特に幹部教徒の氷室が登場すると一気にクールで切ない空気が流れる。最も魅力的な登場人物だ。

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    2010年10月25日
  • 銀行籠城

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    しょっぱなから中盤の籠城シーンまではいかにもグログロしてるが、ラストで急に爽やかなそよ風が一瞬。これを良かった~ととるかしょぼ!ととるかで評価が分かれるか?ちなみに私は小市民なので前者。犯行自体はまるで許せんが、そういうヤツがいることも事実。

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    2010年09月18日
  • カリスマ(上)

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    人が新興宗教にのめりこんでいく様が描かれています。
    騙して洗脳する教祖よりも、その右腕となってしまった人物達の行動力がすげぇ・・と思いました。
    次々と物語は展開するので退屈することのない作品だと思います^^

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    2010年09月12日
  • 吐きたいほど愛してる。

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    「半蔵の黒子」
    迷惑な妄想逆ギレ男、半蔵のストーカー話。半蔵の妄想ぶり、自信過剰ぶりが生理的にくる。まさかの「肉ウジチャーハン」。

    「お鈴が来る」
    ほんの浮気心が原因で狂った妻。奇行は日に日に激しくなり、しまいには「お鈴がくる!」といもしない人形に怯えるようになる。妻の狂いっぷりに、脱帽。さすがにGを食す場面は、気持ち悪くなった。ラストはお鈴=不倫相手と何となく想像はついていたものの、やはり寒気を覚えた。この後主人公は不倫相手とどのように接したのだろうか。女は恐い。

    「まゆかの恋慕」
    家の前に倒れていた美少女を介護した主人公は、次第に少女と惹かれ合うようになっていく。しかし少女の過去には秘

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    2010年08月21日