新堂冬樹のレビュー一覧

  • 炎と氷

    Posted by ブクログ

     あらすじ 中学時代からグレていた。世羅と若瀬は世羅の強靭的な体力と胆力若瀬はそれに加えて知力を持ち非情な心でやくざの取り立て業をするようになる。闇金融のやり方を覚えた。二人はやくざの金を利用し種金を作ると二人は示し合わせやくざから逃げ東京で闇金融を始める。或る銀行の融資課長が二人の闇金融に退職金を担保に金を借りに来たことから二人の対立になっていく。
     相変わらず、登場人物がすべて壊れています。
     世羅のキャラはその熊本弁から「殺しあう」家族の主人公の傍若無人ぶりと被って見えます。
     若瀬の「氷」ぶりは筆者の形容詞的な表現がメインであって、実際の取立てが「氷」と表現されるのに適当なのか?もうぞ

    0
    2009年11月30日
  • 摂氏零度の少女

    Posted by ブクログ

    おもしろくて、どんどん読みすすめたけど、
    読み終わった後でどうということもなかった。
    少女の心理も、もっと深いものかと思ったけど、なんだかなぁ。
    全体的に深そうで浅かった。

    0
    2009年11月11日
  • アサシン

    Posted by ブクログ

    アサシン(殺し屋)として育てられてきた主人公があるとき少女を助けてしまい・・・

    最後はやっぱりそう来たか新堂さんって感じだった(笑)

    0
    2009年11月08日
  • 毒蟲VS.溝鼠

    Posted by ブクログ

    溝鼠の続編。暴力描写がすごい。読み飛ばしたくなるほど。
    ラストはもう少し膨らませてもよかったかも。

    0
    2009年10月11日
  • 僕の行く道

    Posted by ブクログ

    新堂冬樹がこんな作品書くのか・・そう思える小説。
    少年がだんだんと成長していくさまが何とも感慨深い。
    そして旅で出会う色々な人たちの会話の中の大志のセリフに心が洗われるような感じ。

    息子さんがいる人は8割くらいは泣くのではないか(笑)

    0
    2009年10月04日
  • 吐きたいほど愛してる。

    Posted by ブクログ

    タイトルから白・新堂が書いた恋愛小説かと思ってたら・・・!!!これは黒・新堂のほうの小説ですね。ここまでとことん人間を貶めた小説はなかなかないかも。四つの短編集で、三つ目以外とりあえず出てくる人間が醜いこと醜いこと。とにかく登場人物のみんな吐きたいほどに誰か一途に愛してる。執着してる。そもそも愛とは余裕がなくなって嫉妬や独占欲で人を醜くさせるものですし。あと、出てくる人間も醜いけれど、出てくる料理も醜い!ウジとか、足がもがれたゴキブリだとか、一ヶ月前の刺身だとか、キャットフードとか。さすがにウジやゴキブリはキツイ。もう血と吐瀉物の臭いがどこからともなく漂ってきそうなくらいエグい。でも面白すぎて

    0
    2009年10月07日
  • 僕の行く道

    Posted by ブクログ

    k_94: 母に会うために小豆島を目指す小学生の男の子のハートフル・フトーリー。ちょうど昨年の春に旅した小豆島や大阪や岡山が舞台で、それもあってより一層引き込まれました。人の優しさや強さが心に響く一冊。新堂さんの他の本も読んでみようと思ったんだけど、ダークサイドものも多いみたいで、恋愛ものも苦手だし、何を読んだらいいのやら?

    0
    2009年10月04日
  • ある愛の詩

    Posted by ブクログ

    小笠原の青い海でイルカと泳ぐ青年がいた。
    イルカの名前はテティス。
    青年の名前は拓海。
    拓海は、三歳で両親を失くし祖父の下で育てられた。
    幼い頃に母親のイルカを失くしたテティスに出会い、今ではお互いに何を考えてるか解るようになっていた。
    いつものようにテティスと海に居た拓海は、その時美しい歌声を聞く。
    小鳥が囀りわ、草木が息吹を躊躇い聴き惚れる神秘的な声・・・。
    夢のような歌声だったが現実の声だとわかって、海面に出て十メートルほど先の砂浜から聞こえるのが解った。
    拓海以外には、人に寄り付かないテティスがと一緒に砂浜に向かうと女性が歌ってるのに気づく。
    そこで、拓海は運命的な出

    0
    2009年10月07日
  • 砂漠の薔薇

    Posted by ブクログ

    痛い、痛い、心が痛い。
    黒新堂はこれだからやめられない。

    主人公の主婦の心境や行動よりも、
    周囲の悪意に満ちた「お受験ママ」の嫌らしさが何とも・・・。

    主人公の過去に関する描写は、
    もう少しページを割いて具体的に書いてあったらなお印象に残ったかもしれない。
    でもトラウマになってしまうかな。

    子供産みたくないな〜〜〜。

    1
    2009年10月04日
  • 黒い太陽(上)

    Posted by ブクログ


    現実。非現実。この2つが重なりあってる気がした。

    主人公立花の野心。リーダーシップ。凄いなーって感じた。

    下巻でどうなるのか期待!
    この人の作品は読みやすいです。

    0
    2009年10月04日
  • 黒い太陽(下)

    Posted by ブクログ

    上巻は面白いんだが、下巻は若干尻すぼみ、ラストは悪くない
    風俗物の割りに、むやみにエロやバイオレンスに持ち込まず
    人間模様を中心に描いてて悪くないが、その分軽いか?
    新幹線とかの移動向きの本

    0
    2009年10月04日
  • 黒い太陽(上)

    Posted by ブクログ

    上巻は面白いんだが、下巻は若干尻すぼみ、ラストは悪くない
    風俗物の割りに、むやみにエロやバイオレンスに持ち込まず
    人間模様を中心に描いてて悪くないが、その分軽いか?
    新幹線とかの移動向きの本

    0
    2009年10月04日
  • 砂漠の薔薇

    Posted by ブクログ

    ハイソな奥様の輪に加わり、愛娘の「お受験」にのめり込む中西のぶ子。その心の闇は、娘の合格でも晴れることはなかった…。平凡な主婦を殺人へと駆り立てた日常生活に潜む狂気を描くクライム・ノベル。※この人は最初からコンプレックスを抱えた人だったから、こんなことになっちゃったのかな。

    1
    2009年10月31日
  • 溝鼠(どぶねずみ)

    Posted by ブクログ

     自己の愉しみをそのままビジネスとする復讐代行屋「幸福企画」の経営者、鷹場英一はカネのためならどんな事でも行う。社員は英一を含め八木、中丸、沙耶の4名。幸福企画へやってくる客はみんな「金を払っても復讐したい人間がいる奴ら」ばかりがやってくる。
    人の不幸とカネが何より大好きな英一にとって趣味と実益を兼ねたビジネスであったが、赤富銀行の田代から依頼されたハニーピーチのデート嬢の藤木安菜への復讐代行を請け負ったことにより事態がかなり転換する。田代を裏で操っていたのは英一の実の父の源治であった。
    英一は源治を幼少の頃から忌み嫌っていた。幼い英一に数限りない暴力を振るい、しかも英一が愛する実の姉の澪にま

    0
    2009年10月04日
  • 黒い太陽(下)

    Posted by ブクログ

    キャバクラという裏の世界でなりあがる若者 立花篤。 才能を買ってくれた風俗王と異名をとる藤堂社長と袂を分かち、自前のキャバクラを持つことになる主人公。 植物人間状態になった実直の父親にならい自らも正しい道に進むつもりが、その気持ちとは裏腹に黒い世界に染まって行く。 そこに藤堂社長が送り込む刺客。
    キャストの引き抜き工作、対抗キャバクラの新装など、藤堂社長VS立花のバトルは息つく間もなく展開してゆく。 そして泥沼の戦いは主人公の純粋な愛情をも非常なものに変えてゆく。 黒い太陽に向かうしかない主人公を迎える結末とは・・・

    キャバクラという裏の社会を舞台として、飽きさせないストーリー展開で詳細

    0
    2009年10月04日
  • 僕の行く道

    Posted by ブクログ

    すごくうまくできすぎた話って言えばそうなんだけど、
    なんていうか…
    この話を読んでると、それが全部素直に受け入れられる。
    読んでてあったかい気持ちになれた。
    電車で読んでて涙をこらえた。

    キセキってすごいなー。私もキセキ信じる☆

    0
    2009年10月07日
  • 黒い太陽(上)

    Posted by ブクログ

    キャバクラを舞台とした裏社会に生きるある若者の物語。 父親が病気のためキャバクラで身を粉にして働く主人公 立花。 風俗王といわれる凄腕の社長から見初められ、入って2週間ながら責任ある職種に抜擢。自身の葛藤。 ライバルとのバトル。

    風俗というダークな世界をベースにし、読む人間をグイグイとひっぱて行くストーリー展開は秀逸。
    キャバクラの仕組みが分かるのはさることながら、客への気遣い、目の配り方など実際の仕事の場で勉強になることばかりであった。

    下巻が楽しみである。

    0
    2009年10月04日
  • 鬼子(上)

    Posted by ブクログ

    確か昔爆笑問題の田中さんが薦めていた本

    自分が読書にはまった初期に読んだ本で、なかなか刺激を受けました。

    ってか、今読んでも刺激的だな。これは。

    0
    2009年10月04日
  • ある愛の詩

    Posted by ブクログ

    「君の笑顔が見たいから」本当にその気持ちだけで生まれ育った小笠原から東京に出てこれるくらいピュアでまっすぐな拓海。一方自分の夢に向かいたい、拓海の気持ちにこたえたいう気持ちがありながらも過去の傷にとらわれて素直になれない流香。ある愛の詩はこの2人のラブストーリーです。

    あまりの純粋さに、こんな人本当にいるの??なんて始めは思っていました。でも読み進めていくと、好きな人に素直に好きって言いたい、好きな人のためになにかしたい、好きな人の笑顔が見たい。。。こんな気持ちってきっと誰もが持っていて、でも流香のように過去の傷、世間体、プライド・・・いろんなものが邪魔をしてその気持ちを素直に表すのが難し

    0
    2009年10月04日
  • カリスマ(下)

    Posted by ブクログ

    上巻の続きの完結編。
    ラストは大どんでん返しでおもしろいです。
    この物語を通して、宗教について非常に考えさせられました。

    0
    2009年10月04日