【感想・ネタバレ】カリスマ(下)のレビュー

あらすじ

洗脳セミナーを使った驚異のシステム。「悟りの会」に放り込まれた信者たち。その中に、城山麗子もいた。休むことなく大声で唱えさせられるマントラ。食事や睡眠中にヘッドホンから流れ込んでくるマントラ。宗教の内幕を凄まじく抉った傑作。

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Posted by ブクログ

上巻の続きの完結編。
ラストは大どんでん返しでおもしろいです。
この物語を通して、宗教について非常に考えさせられました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

面白かった。

しかしどんだけ煩悩の塊なんだよ(笑)。
でも普通の人が教祖になったらこんな感じかな。

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2014年04月09日

Posted by ブクログ


根本的な違和感は、なぜ主人公の教祖がカリスマ性を持ちえたか、に説得力無いこと。洗脳で築いたかりそめの王国であれ、最初の一歩は本人のカリスマ性あってこそのはず。でないと組織は立ち上がらない。なのにここで描かれる主人公は、つぎはぎと演技で塗りこめた幻想の教祖。ある程度組織が大きくなればまだしも、初手の段階でこの男へ惹かれるのは何人いるだろう。
後半はジェットコースターのごとく、がらがらと物語が展開する。かなり強引な人間模様と、最後の修羅場が唐突で違和感あり。
しかし繰り返すが、最後まで読ませる、読みたくなる筆力はすごい。

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2009年10月04日

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