新堂冬樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実在の事件を基にしたノンフィクションルポのような小説は数多いですが、このネタは… 正直きっつい…
最近の女芸人+占い師とか、尼崎事件とかともリンクしちゃってて、もう
暴力をベースとした洗脳 ってのの恐ろしさをこれでもかと叩きつけてくるよう…
読後感は、決してよくないどころか、読んでいる最中から、もう なんというか、気が… 気が滅入ってきてしかたないw
でも、読まずにはいられない
結末を見届けなくては、嫌悪感に耐えに耐えて読み続けた意味がなくなる、みたいな… 最後の方は、ただそれだけでした
読み応えは充分 というか、充分すぎるほどw
ただ、あまりにも気が滅入ってしまったので、本来なら星4以 -
Posted by ブクログ
ネタバレわたしは,白新堂しかまだ読んだことがない。
この作品は,ある意味での純愛であるならば白新堂なのだろうか。
でも,人のどす黒いところも表現している意味で言えば,黒新堂でもあるのか。
暗黒純愛小説集・・・。
暗黒純愛・・・内容はどれも愛を受ける側が抱く恐怖があった。
小説集ということで,全4作品。
『半蔵の黒子(ほくろ)』
・・・これは何より初っ端なのに一番グロテスクな作品。読みながら場面を想像するだけで気持ち悪くなってしまった。物語の内容は,自分の妄想に溺れる男のはなし。
あまりミステリーやホラー小説を読まない私なので,過去にグロテスクと感じたのは,綾辻行人の"人の焼 -
Posted by ブクログ
名門幼稚園への入学を目指す、奥様方のお受験戦争。
そして、そんな世界の中で、劣等感を持つ主人公の異常な心理が事件を起こしていく。
さらに事件の背景となる奥様たちの仲間意識と村意識の中で、自分より弱い相手を攻撃するいじめや、お受験というストレスを解消するために、万引きをする友達。そしてその事実を知った仲間は、今度はライバルを蹴落とすために陰湿な攻撃を始める。
実に怖い世界である。
この本ではそんな奥様方の危ない仲間意識とライバル意識が描かれている。しかもお受験は、子供の将来のためといいながら、奥様たちの虚栄心のために、自分たちの幼い子供に過酷な教育?を受けさせていく。
一人が何か新しい -
Posted by ブクログ
冷酷な犯人が銀行に立てこもって、人質を次々に殺していくお話。
犯人のバックグラウンドには衝撃の事実が……というような。
ただまぁ、そもそも論になっちゃうんだけど、こういうお話を読むといつも理不尽に思う。だって、どんな経歴で、どんな事情があろうと、人を殺しちゃ駄目だろう。どんなに気の毒でも、頭を打ち抜かれた銀行員には何の関係もない。
金銭の要求や政治的な主張以外を目的にした銀行籠城で、その犯人が冷酷無比に淡々と人を殺していくというのなら、フィクションとして「あり」な展開だった。その場にいる気の毒な人質を犠牲にしてでもテロには屈しないと宣言できるほど、日本警察のメンタリティは冷徹になりきれない