新堂冬樹のレビュー一覧

  • 硝子の鳥

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    新堂冬樹が描いた警察小説。流行りの警察小説を新堂冬樹ならどう調理するか興味深かった。

    コリアン・マフィアの壊滅のために潜入捜査を行う女公安刑事・梓と残忍なコリアン・マフィア・李、悪徳警官・佐久間と役者は揃うのだが…

    黒新堂のテイストが強いのだが、白新堂も…

    『硝子の鳥』というタイトルは非常に良いが、ストーリーはまあまあかな。

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    2013年08月25日
  • 不倫純愛

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    作家と編集者、その家族、恋人を巻き込んだ恋愛話。
    大部分は、官能小説かと思うほど・・・。
    結末は、なんとなくモヤモヤが残り、納得出来ないと思ったのは私だけだろうか?
    それが作者の狙い通りなのかもしれないが。

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    2013年08月04日
  • 殺し合う家族

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    実際にあった事件をモチーフにしているということで、想像すると気分は悪い。
    でも、その事件を知るきっかけにもなったので読んで良かったと思う。

    この小説を読むに当たって重要になるのが恐らく心理描写だと思うが、若干主人公にイラッとした。
    そこに漬け込んだ、ということなのだろうが、「なんでだよ!」と思わずにはいられない。

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    2013年06月24日
  • 殺し合う家族

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    実在の事件をモチーフにした作品だったんですね。どうもどこかで聞いたことがある話だと思いました。
    どこまでが事実でどこまでが想像なんでしょうか。
    とにかく残酷で、ひどい話です。
    人の弱みに付け込んで、どんどん断れない状態にしていく。
    マインドコントロールってあるんですね。暴力で大人が言うことを聞くなんてあるのかな、って疑問もありますが、実際にその立場なら、恐怖しかないでしょうね。
    事件の首謀者、最悪です。狂ってるとしか思えません。
    巻き込まれた人たちがかわいそうで、ラストも悲しいし、悔しい。

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    2013年06月22日
  • 女優仕掛人

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    上杉の情熱は狂気に満ちている。前に前に進む力は凄まじ
    いものがある。
    そして、千紗のしたたたかな生き方。

    新堂の考え抜かれた構成。最後の展開はあっと言わせた。

    フィクションといえども作中に出てくる「愛の園」岡淳三郎
    はきっとあの人であり、日経で読んだ事のあるあの小説だ・・・

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    2013年06月15日
  • アサシン

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    2013.6.14
    詰まらないわけではないけれど、この状況で花屋に寄るか?一気に安っぽい展開になってしまい、評価も悩むところ。

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    2013年06月14日
  • 吐きたいほど愛してる。

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    とーにーかーくー臭かった。

    悪臭描写のオンパレードに眉間にシワを寄せながら
    親指と人差し指で本をつまみながら読んだ。
    『半蔵の黒子』
    歪んだ愛情表現、思い込みの激しさの部分がとても上手に書かれていてとても怖い。
    しかしこの話しがいちばん臭う。
    ここまで書くか…というくらい半蔵が臭い臭い。
    『まゆかへの恋慕』がいちばん好き。

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    2013年06月12日
  • カリスマ(下)

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    上中下巻1500頁強。
    読んだなって感じはあるけど
    気分はよくない。

    最後はしっかりそうきたかって思えたから
    もうちょっと短くてもよかったかな。

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    2013年03月17日
  • あなたに逢えてよかった

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    泣けません。
    こういうので泣けない私は
    冷たいのか想像力に欠けるのか。

    だいたいこんなに綺麗ではいられない。

    これだけ愛せる人に出逢えたらシアワセだけどね。

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    2013年03月17日
  • アサシン

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    洗脳って恐ろしい。

    涼とリオは正反対なだけに惹かれるものがあるだか。
    だけど一緒に生きていくとなると大変そうだ。。
    それでもその後の二人があってほしかったかな。

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    2013年03月12日
  • 三億を護れ! 下

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    上巻の途中から複線がバレバレでしたが、どんな風に絡んでくるか楽しみに読んでいたけど個人的にはイマイチでした。 詐欺の話のときは面白かったけど、力ずくの話になってきてからは少しダレてきました。でも実際現実でもお金の周りには暴力が渦巻いているのかもしれません。 終わり方はスッキリしない部分もあったけど納得はできました。

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    2013年03月12日
  • 殺し合う家族

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    実在の事件を基にしたノンフィクションルポのような小説は数多いですが、このネタは… 正直きっつい…
    最近の女芸人+占い師とか、尼崎事件とかともリンクしちゃってて、もう
    暴力をベースとした洗脳 ってのの恐ろしさをこれでもかと叩きつけてくるよう…

    読後感は、決してよくないどころか、読んでいる最中から、もう なんというか、気が…  気が滅入ってきてしかたないw
    でも、読まずにはいられない
    結末を見届けなくては、嫌悪感に耐えに耐えて読み続けた意味がなくなる、みたいな… 最後の方は、ただそれだけでした

    読み応えは充分 というか、充分すぎるほどw
    ただ、あまりにも気が滅入ってしまったので、本来なら星4以

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    2013年03月07日
  • 吐きたいほど愛してる。

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    ネタバレ

    わたしは,白新堂しかまだ読んだことがない。
    この作品は,ある意味での純愛であるならば白新堂なのだろうか。
    でも,人のどす黒いところも表現している意味で言えば,黒新堂でもあるのか。

    暗黒純愛小説集・・・。
    暗黒純愛・・・内容はどれも愛を受ける側が抱く恐怖があった。
    小説集ということで,全4作品。
    『半蔵の黒子(ほくろ)』
    ・・・これは何より初っ端なのに一番グロテスクな作品。読みながら場面を想像するだけで気持ち悪くなってしまった。物語の内容は,自分の妄想に溺れる男のはなし。
    あまりミステリーやホラー小説を読まない私なので,過去にグロテスクと感じたのは,綾辻行人の"人の焼

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    2013年02月03日
  • 忘れ雪

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    純愛物かと思いきや途中からサスペンスに。そのおかげで読み終えることができましたがやっぱり苦手だ…シール貼り付けたような人物描写が苦手。

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    2013年01月31日
  • 無間地獄(下)

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    恐るべし、無間地獄。ヤクザ、消費者金融、キャッチに幼少期虐待…エグすぎて久しぶりに衝撃的な本と出会った。知らないだけで、こーゆう世界あるんだろうなぁ…なんて思いつつ、ぬるま湯ワールドに生きてる自分には、目を瞑りたくなる場面多々あり。
    銃殺の場面がやたらとスローモーションで目に浮かんで、改めて冬樹さんの腕を実感。

    解説に書いてあったけど、本当『ひとでなしの桐生』と『ろくでなしの玉城』の地獄的シンプルなお話。

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    2013年01月10日
  • ミッション

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    軽めの新堂冬樹といった感じの作品。彼らしい描写、展開が楽しめ、でもさほどエグくない。私はもっと突き抜けてる方が好きかな 笑。

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    2013年01月06日
  • 君が悪い

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    ネタバレ

    次々と殺しすぎ。それもあっさり。ラストはやっぱりってかんじだった。。。でもまわりの人もきづくやん。ふつう・・・・

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    2012年12月23日
  • 血塗られた神話

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    メフィスト賞受賞作。新堂冬樹のデビュー作ということで、荒削りな感じなのだろうかと思ったら意外としっかりした構想&文章で、主人公に人情があるのに一番驚いた。笑 エグさも後の作品とは比べ格段に控えめで、程よいスパイスとなっている。飽きさせずに読ませる力はこの頃から健在だった。 

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    2012年11月16日
  • 殺し合う家族

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    なんてこった。
    しばらくご飯が食べられないではないか。

    非常識が常識に。異常が正常に。
    世界が反転。自我が崩壊。

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    2014年04月09日
  • カリスマ(下)

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    面白かった。

    しかしどんだけ煩悩の塊なんだよ(笑)。
    でも普通の人が教祖になったらこんな感じかな。

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    2014年04月09日