あらすじ
黒木が突き止めたレイプ犯は何者かに惨殺されていた。なぜ黒木は死臭を嗅ぎつけた黒鷲のごとく次々と関係者の不幸に遭遇するのか? 冷酷な金貸し、サディストのヤクザ、狂ったシャブ中、強面の密売人、嘘つき娼婦――オールキャストろくでなしの慟哭が読者の脳髄を破壊し、恐怖のどん底に叩き落とす。驚天動地の新堂ワールド!
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Posted by ブクログ
真実を知って黒木と一緒に絶句した。ジェットコースター並みにドキドキさせられた。
マゾヒストやシャブ中にオススメな鬱な話。
ふ、ふ、ふわぁ〜っ!!www
Posted by ブクログ
段々絡み合っていく過去と今の事件と人間関係とにドキドキする展開。当然ながら後味すっきりという終わりではないが、個人的に余韻は悪くない感触で嬉しかったです。今回、はじめて新堂氏の本を読んだのですが、直ぐに次に何を読もうかと思える一冊でした。
Posted by ブクログ
今まで読んだ本の中で1番、不快な描写のオンパレードでした。
あらゆる描写が気持ち悪い。
ただ、事件の真相が気になって読み進めると、あの人もこの人もみんな怪しく思えてきて、そしてその推理の斜め上を行く結末が待っていました。
組み立てはすごくいいです。
タイトル通り、登場人物のほぼ全員が最低で、誰のことも好きになれない作品でした。
ここまでのものを書くってどんな思考回路の持ち主なんだろうかと感心すらします。
あらすじを書くと不快な気持ちが蘇ってくるので書かないし、誰にもオススメしたくありません。
2020年46冊目。
Posted by ブクログ
最初から最後まで新堂節全開。アウトローとろくでなし満載で、ラストは予想外で衝撃的。面白かった。
とはいえ伏線の張り方が突然で、特に速水と千秋はキャラ付がままならないまま強制的に役割を演じさせられていた気がする。不幸話はもうちょっと端折って構わないので、その分丁寧に登場人物を描いて欲しかったかな。
Posted by ブクログ
下巻は、上巻以上にアップテンポで展開する。一気に読んでしまった。
主人公・黒木の世界がどんどん崩されていく。
仲間の裏切り。ろくでなしの裏切り。
仲間が裏切る度に、真実が明らかになり、その度に黒木の世界が崩れていく。
二転、三転するストーリーと最後のどんでん返し。
面白かった。