新堂冬樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「明応のナイチンゲール」と呼ばれ、どんな患者にも優しく献身的な対応をすることで病院内でも有名な森下早苗。しかしそんな早苗が働く明応総合病院を、乗っ取りで有名な久我グループが狙っていた。その片腕である前田恭司は、末期癌でホスピスに入院している父親を救う資金をちらつかせながら取材という名目で早苗に近づき、彼女から病院が危ないという噂を流させようとする。
早苗も偽善に違いないと考えるも、「ナイチンゲール」という皮がなかなか破れずイライラする恭司だったが、次第に彼女は本物なのかもしれないと思い出す。そんな2人を描きながらも、早苗の父親をあっさり殺し、極端から極端へと変容する早苗の姿に「あぁ、やっ -
購入済み
この本は
残酷描写に嫌悪感を抱く方は絶対読まないほうがいい。
自分はこの本の名前に目を釘付けにされ、手に取り立ち読みから購入し、じっくり5度ほど読み返しましたがフィクションでもありノンフィクションでもあるかのような細かい描写に驚きました。
この題材となった事件を調べ、幾多の本を読んだ結果、多分この本が1番事件の詳細を知ることができるのではないでしょうか。
主犯格となった男の心理は一生知り得ない。 -
Posted by ブクログ
この方の著作は全て買ってますが、とにかく多作。そして、エンターテインメントに徹してますね。言い換えればメッセージ性が薄い(笑)
それでも初期の作品はもう少し情熱を注いで書かれていたように思うんですがね。「鬼子」とか「カリスマ」とか、かなり面白かったです。話の筋覚えてるのに、もう一回読みたいですもん。
ただ、だんだん本人が書くことに飽きてしまったのか、ネタが尽きてしまったのか、最近は似たようなストーリーが多いし、一作ごとの劣化が著しい気がするのは私だけでしょうか。
とは言いながら、この作品も途中からやめられなくなって、最後まで一気に読んでしまいました。そういう意味で魅力はあるんですよ。そも