あらすじ
売れない作家の袴田勇二は、同居していた母の民子が死んで以来、急に暴力的になった息子の浩に翻弄され続けていた。妻の君江までよそよそしくなったばかりか、袴田の唯一の味方だった娘の詩織が浩の不良仲間に凌辱され、完全に家庭崩壊の危機に直面していた。いったいなぜ、素直な息子が悪魔に豹変したのか? 稀代のストーリーテラーの新境地!
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Posted by ブクログ
新堂先生は読むに値しない作品も多いけど、たまにとんでもないホームランをかっ飛ばすので侮れない。
作家の袴田はある日突然、息子の家庭内暴力に悩まされるようになる。その裏には編集者の芝野が暗躍していて…。
袴田のクズっぷりと芝野のサイコパスとぷりが最高でした。
Posted by ブクログ
確か昔爆笑問題の田中さんが薦めていた本
自分が読書にはまった初期に読んだ本で、なかなか刺激を受けました。
ってか、今読んでも刺激的だな。これは。
Posted by ブクログ
出だし・・難しい熟語の多さと、何故か気分が乗らず、なかなか読み進めず。
しかししばらく読むと、風間令也が何故こんな目にあっているのか、気になって仕方なくなった。
なんで?なんで?でざあーっと斜め読みしてしまった。
夜寝るのが遅くなってしまい、しかも読んだ後味が悪く寝付きも悪くなる。。そんな話だ。
Posted by ブクログ
上巻・下巻と続けて読んだけど、確かに今まで素直だった息子が急に荒れた理由は分からなくもないけど、そこまでするか!?って感じでイマイチ共感できなかった。
特に、目の前で妹が自分の友達にレイプされているのに、傍観してるとかってありえない。。
なんだか子育てってホント大変なんだなと痛感。
Posted by ブクログ
上下巻一気読み。ほんとうに読みやすく、エキセントリックでもあるので飽きさせなかったが、上巻の半ばからすべての原因が主人公にあるのは丸分かりなので、もっと最後への伏線を張るなり、奥さんをもっと分かりやすく書くなりの方法はあったような。飽きてきちゃったのかなあ。
まだまだ恐らく書きなれていない作家(もしくは初期の作品)なんだろうが、キャラ立てがおもしろかったので次見つけたら読んでみよう。
本当はこんな話書きたいわけじゃないのかなあ。
Posted by ブクログ
上下巻あります。
主人公にイライラします。
イライラしつつ、どんどん読んじゃう「読ませる」本。
読み終わった時に、「もしかすると、このイライラは作者に、してやられたのかな?」と思いました。
でも、中盤で なんとなく「からくり?」が想像できてしまった。
「気持ちはわかるけど、だからってソコまでやる?」というのが最終的な感想です。