新堂冬樹のレビュー一覧

  • 炎と氷

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    壮絶なるピカレスク小説。
    あまりの描写力と暴力性にクラクラしながら読みました。
    ちょっと食傷気味です。

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    2010年08月03日
  • 枕女優

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    ◆あらすじ◆
    高校三年生の夏、ひとりの少女がある弱小芸能事務所のオーディションに合格し、芸能界への切符を手にした。
    後のトップ女優・鳥居水香の誕生。
    しかし、憧れの世界に入った彼女の前には、創造を絶する現実が立ちふさがっていたのだ・・・・・・。
    芸能プロダクション社長にしてノワール小説の鬼才が放つ、芸能界騒然の問題作&ベストセラーがついに文庫化!

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    2010年06月20日
  • ミッション

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    『日本一不運な男』の改題版。

    出版会社に勤める、逃げ足の早さだけが取り柄の主人公・三沢は、突然謎の一団に拉致され、暴力団組長の娘を殺せと命じられる。最愛の恋人・まどかが人質として捕らえられ、断ることも出来ない。
    様々な訓練を強要され、三沢は徐々に洗脳されていってしまう。果たして三沢は殺しを実行してしまうのか?一団の真の狙いとは?


    『三億を護れ』と同じようなノリで、訓練課程がチョット退屈だった。あと「日本一不運な男」ではないと思った。

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    2010年06月13日
  • 僕の行く道

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    初の新堂冬樹。お母さんに会いに行くために小学3年生の男の子が、お父さんに嘘をついて小豆島に行く物語。出会う人が本当にいい人ばかり。お母さんは死んだとばかり思っていたのに……。奇跡のラストは涙なしには読めなかった。

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    2010年05月30日
  • 悪の華

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    まあ、突っ込みたい部分は多々あるが、面白く読めたかな?
    盲目の設定には無理があるのでは??
    ガルシアぐらいの人間なら気づくと思うけどね。

    続編もあるので、読んでみようかな。



    内容(「BOOK」データベースより)
    シチリアマフィアのドンの息子ガルシアは、仲間の裏切りにより家族を皆殺しにされてしまう。祖母の生まれ育った国、日本へ―。その心には、燃えるような復讐への思いが滾っていた。日本の裏社会で類い希な戦闘能力を買われたガルシアは、山王寺組若頭・不破の暗殺を請け負う。が、不破もまた非道極まりない殺人マシーンだった…。凄絶なピカレスクロマン。

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    2010年05月10日
  • 僕の行く道

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    子供に嘘付いちゃ駄目だよ。。。
    いい嘘だと思って嘘付いていたのだろうけど
    子供はすごく傷付くんだよ

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    2010年04月19日
  • 黒い太陽(上)

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    漫画で読んだことがあった作品。
    主人公の立花が風俗王の藤堂に近づくにつれ
    非情な人間になってゆく・・・・
    まったく知らない世界ですが、なかなか面白かったですね
    しかし、目的のためにここまで非情になれるのか?
    と思いました


    新堂冬樹が2004年から2006年に掛けて祥伝社の月刊小説NONに連載した小説。出版後ごく短期間でテレビドラマ化(2006年7月28日~2006年9月15日まで放映のテレビ朝日金曜ドラマ)および漫画化された。
    2008/10/22

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    2010年04月19日
  • 吐きたいほど愛してる。

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    前回借りた本の最後に同じ出版社から出ている本の紹介が載っていました。


    ほんの少しの内容の紹介で興味を持った本を予約しました。


    そのうちの1冊がこれ。


    この手のものは初めて読みました。


    とにかく辛くなる内容のものばかり。


    人間の醜い部分やお下劣と言ってもよい描写が続きます。


    短編になっているので読み終わると次はもう読むのをやめようと思うのですが


    怖いもの見たさってやつでしょうか。


    次はどんな内容なんだろう?と気になってしまうのです。


    結局全て読んでしまいました。


    嫌悪感を持ちつつも私自身にも隠れている感情が入っていたりして


    友達や夫に勧めることは出来な

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    2010年02月12日
  • カリスマ(中)

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    ◆あらすじ◆
    六欲滅失を誓うマントラ唱和、過去の罪を詰られる懺悔の行、全裸で赤子や動物になりきる自我滅失の行・・・・・・。
    一日二十時間の修行を強いる神の郷の洗脳セミナー。
    参加者の一人、城山麗子は自殺した神郷の母親に似すぎていた。
    麗子を自分のものにすべく神郷は、心身困憊、意識が朦朧とする中で帰依心を抱き始めた彼女を出家させるよう幹部教徒に命じた。

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    2010年02月07日
  • カリスマ(下)

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    ◆あらすじ◆
    乱れる髪、墨を塗ったような隈、黄色く澱んだ白目。
    セミナーで変貌した麗子は息子にマントラ唱和を強要し、夫の信康に神の郷への金を無心した。
    信康は脱会カウンセラーに助けを求めて麗子の洗脳を何とか解くも、二人は神郷に拉致される・・・・・・。
    新興宗教の内幕を凄まじく抉った暗黒のエンターテインメント!

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    2010年02月07日
  • カリスマ 2巻

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    えーっと
    設定が壊れてます

    エロさ、グロさ、設定のアホさ、ストーリー、長さ
    最高だと思います

    みんなに見て欲しい漫画です。

    正直小説は怖くて見れません(笑)

    けど
    好きです

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    2010年01月25日
  • 摂氏零度の少女

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    伊豆の女子高校生が母親をタリウムで毒殺しようとした事件がモチーフ。
    主人公の涼子には、幼い頃に可愛がっていた愛犬のリトルがいた。
    リトルは病気を患って、安楽死によって苦しまなくていいように殺すも
    救えなかった経験から、生物に歪んだ愛情を持つようになる。
    愛情の矛先は、自分の唯一の理解者である母親へと向かっていき
    じわじわと母親をタリウム中毒にさせて、弱らせていく描写には
    思わず目を背けたくなりました。
    涼子の中では病気で安楽死させることと、健康な人を毒殺することが
    同一の事として扱われているのが、気持ち悪かった。
    妄想の中の動物達の会話がカタカナ表記ですが
    長い割に句読点がないから、その部分は

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    2010年01月18日
  • 摂氏零度の少女

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    動機に関するワンアイデアに終始してしまったのが残念。
    主人公の少女の造形が、いかにも中年男性の妄想めいていて面白かったです。

    さくっと読めてそれなりに面白く、お薦めはしやすいです。
    ちょっと刺激の強い作品を読みたいときにどうぞ。
    この作者らしくグロ描写は満点なので、読む時は注意が必要。

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    2010年01月11日
  • 鬼子(上)

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    上下巻一気読み。ほんとうに読みやすく、エキセントリックでもあるので飽きさせなかったが、上巻の半ばからすべての原因が主人公にあるのは丸分かりなので、もっと最後への伏線を張るなり、奥さんをもっと分かりやすく書くなりの方法はあったような。飽きてきちゃったのかなあ。
    まだまだ恐らく書きなれていない作家(もしくは初期の作品)なんだろうが、キャラ立てがおもしろかったので次見つけたら読んでみよう。
    本当はこんな話書きたいわけじゃないのかなあ。

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    2010年01月09日
  • カリスマ(上)

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    ◆あらすじ◆
    妻の病を治したい、子供を一流中学に入学させたい……。
    人の弱みにつけこむ勧誘方法で、「神の郷」は設立から十年、二千人の教徒を有する宗教法人に成長した。
    教祖の神郷宝仙は、金銭欲や性欲などあらゆる欲望の滅失を説く一方、自身は三百五十億の金を教徒から毟り取り、六百人の女性教徒と関係を持つ。
    金や情欲に溺れる神郷の過去に何があったのか?

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    2010年01月04日
  • 忘れ雪

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    美しくも儚い純愛物語とあるが、間違っている。そもそも恋愛から軸がどんどんズレていく。なんで殺人、ヤクザなどに話が発展していくかが理解できない。また、出てくるキャラの行動があまりにも異常すぎる。

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    2011年07月17日
  • 鬼子(上)

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    上下巻あります。
    主人公にイライラします。
    イライラしつつ、どんどん読んじゃう「読ませる」本。
    読み終わった時に、「もしかすると、このイライラは作者に、してやられたのかな?」と思いました。

    でも、中盤で なんとなく「からくり?」が想像できてしまった。
    「気持ちはわかるけど、だからってソコまでやる?」というのが最終的な感想です。

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    2009年12月20日
  • 摂氏零度の少女

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    桂木涼子は名門進学校で将来も有望視されている才女であるが、母親の祥子に対してある実験を行おうと試みる。
    それは一グラムが致死量となる劇薬タリウムを母親に毎晩の晩酌の焼酎に混ぜて飲ませ観察をするというものだった。
    物語は既にタリウムに体を蝕まれた祥子が病院に運び込まれたという、涼子が偽りのハンドルネームで開設するブログの記事から始まる。
    そしてそこまでの過程が虫を愛で、動物観察を行い"変わった"少女としていじめにも遭う涼子と次第にタリウムによって体に変調をきたす母親祥子の様子とを追いながら描かれていく。

    実在の事件に着想を得たフィクションであるが、ドキュメンタリー性としての

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    2009年12月15日
  • 炎と氷

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    映画とコミックになっている本作、以前にTVで映画のプロモーションを観たことがあった。闇金を舞台に二人の男が壮絶なバトルを繰り広げるお話だ。激情にまかせ、おのれのこぶしだけでのし上がろうとする世羅と冷戦沈着、頭のきれる若瀬が激突する。同じ郷里の親友がなぜお互いを破滅させるまでになってしまうのだろう。全ては運命なのだろうか、どちらが勝ったとしても、勝利の味は苦いものだった。

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    2011年10月12日
  • 銀行籠城

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    犯人がまぁひどいことする。
    けど、途中で出てくる犯人の論理には否定しきれないとこもありますね。
    ラストはありきたりっちゃありきたりだったけど、ほっとはした。一応彼も人の子なんだなぁと。

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    2009年10月30日