新堂冬樹のレビュー一覧
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桂木涼子は名門進学校で将来も有望視されている才女であるが、母親の祥子に対してある実験を行おうと試みる。
それは一グラムが致死量となる劇薬タリウムを母親に毎晩の晩酌の焼酎に混ぜて飲ませ観察をするというものだった。
物語は既にタリウムに体を蝕まれた祥子が病院に運び込まれたという、涼子が偽りのハンドルネームで開設するブログの記事から始まる。
そしてそこまでの過程が虫を愛で、動物観察を行い"変わった"少女としていじめにも遭う涼子と次第にタリウムによって体に変調をきたす母親祥子の様子とを追いながら描かれていく。
実在の事件に着想を得たフィクションであるが、ドキュメンタリー性としての -
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五十嵐は拳銃片手に銀行に籠城。
ですが、金目当ての銀行強盗ではありません。
のっけから、「いまから、俺が支配者だ。覚えておけ。この瞬間から、お前らの自由と人権は俺が預かった。お前らは、俺の所有物だ(14?)」ですからね。
人質にとられた人びとは、なんと全裸になるように命令されます。
逆らう人間を、情け容赦なく射殺をする五十嵐。
人質たちは、屈辱を味わいながらも、恐怖のため五十嵐に服従せざるをえません。
読んでいるこちらが「何もそこまで…」と思うくらい、一切の妥協をしない冷酷非道ぶりなんですよ。
当然、警察が出動。銀行を包囲し、拡声器で五十嵐に呼びかけます。
マスコミも数多く駆けつけます。
五十 -
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2008/12/28
私と母が好きな作家さん。
これは母が薦めて来たので読みました。
新堂冬樹にはじめて触れたのが純愛小説だったため、「黒新堂」と呼ばれるほうの書物を読むのは初めてでした。
「白新堂」のほうの印象が強かった為、読むのがきつくなるかなーと思いきや、
結構楽しめました。
この本が新堂冬樹氏のデビュー作らしく、なんだかそういわれるとそんな感じもしなくもないなーと思いました。
どこかまだ不完全なところや、不明瞭なところがところどころあり「ん?」と思わせますが、ストーリーはとても面白みがあり、展開のテンポもちょうどいい感じがして、
割と楽しめた1冊でした。
しかし、やはり「あれ -
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夕方のニュースで流れる中学受験。鉢巻をした子供たちが拳を握ってスローガンを叫ぶ。最近ではもう珍しくない光景。
「ここまでくれば宗教」なんて言えているうちはいいのかもしれない。少なくともその熱病じみた騒動の渦中の子供には、まだ自分の意志というものがあるのだから。
小学校受験なんて、親の見栄の張り合いみたいなものだ。ここまでくれば執念と言ってもいい。このお話の場合はあまりに凄すぎて、逆に物語性が強くなってしまったかもと思わせるくらい。
作者が男性の割には、女同志集まってるグループの陰湿且つ厭らしいねちっこさがよく書かれていると思う。ここまで露骨でないにしても、多かれ少なかれ、集団になった女