新堂冬樹のレビュー一覧

  • 不倫純愛 一線越えの代償

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    27歳のダンサーと出会った40歳の香澄は、夫にはない肉体美に魅せられて、一線を越える。愛欲に溺れて女の喜びを初めて知るが、嫉妬に狂う夫の激しい抵抗にも遭い…。

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    2023年04月20日
  • 嫌われ者の矜持

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    大好物の復讐もの。
    主人公の週刊誌編集者・立浪慎吾が、自殺に見せかけて殺された父の仇を打つ復讐物語。

    犯人は最初から明かされている。

    黒幕・帝都プロの社長・大河内はメディアを黙らせる影響力を持ち、司法をも動かせる権力の持ち主。
    立浪は果たして権力に打ち勝ち大河内を倒す事が出来るのか。

    暴力にも屈しない主人公の復讐を応援し続けた。
    大河内を失脚させる為に、帝都プロ所属タレントのスキャンダルを追う立浪の姿が臨場感があって惹きつけられる。

    権力を振りかざす輩に怒りが込み上げ、同調圧力に嫌気が差す。

    結末には生ぬるさが拭えない。

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    2023年02月18日
  • 枕アイドル

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    新堂冬樹『枕アイドル』集英社文庫。

    アイドル界の裏側を描いた、ちょっとした仕掛けのあるエンタメ小説。

    余り面白くない割りには、冗長過ぎる。

    2018年に河出書房新社から刊行された『枕女王』を改題、文庫化。

    タイトル通りの枕営業でのしあがろうとする地下アイドルとその地下アイドルをネットで誹謗中傷するギャルとが描かれる。

    地下アイドルの未瑠は枕営業を使ってでも芸能界の頂点に登り詰めようとしていたが、なかなか大役が摑めずに苛立ちを募らせる。一方、17歳の違法デリヘル嬢の樹里亜は未瑠のアンチとして、ネット上で執拗な中傷を続けるが、全く相手にされないことで徐々に過激な行動を取り始める。

    本体

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    2023年01月21日
  • 誘拐ファミリー

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    ちょっと重たいテーマの物を読んだ後に読むと楽しめるんじゃないかと思う作品
    ちょっと兄弟の関係がギクシャクされる
    ストーリーにはそんなもんかな?と疑問あったけど

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    2022年11月29日
  • 血 15歳美少女の皆殺し計画(分冊版) 1巻

    購入済み

    タイトルどおり
    ハードな内容
    血のシーンは
    リアリティーあって
    本当に怖かった

    復讐までいく過程が
    悲しかった

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    2022年11月29日
  • 虹の橋からきた犬

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    ペットがいると優しくなれるよね

    遊んでいる時も寝ている時も、ご飯を食べている時も
    見ているだけで幸せな気持ちにさせてくれる

    でも、先日、愛猫を病気で亡くした私は
    なんで今この本を読んでしまったんだろう
    と、途中で後悔の嵐だよ
    あの喪失感は、経験した人にしかわからないよね
    家のあちこちにあの子の面影を探してしまう
    言葉にすると
    まだ涙が込み上げてしまうけれど

    虹の橋のお話を信じることて
    少し心が軽くなったように思う

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    2022年11月27日
  • 忘れ雪

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    ネタバレ

    小学生の時、親友のお母様の手放す本にあったのを頂いた1冊です。押し入れにしまう前に再読しました。

    当時何思ったのかな…今は泣けなかったけど当時は泣いたのは覚えてます。あと意味がいまいち分からない描写も多かった記憶も。今呼んだらそんなことはなかったです。

    切ない恋愛小説かも思っていたら、中盤以降は急にミステリ風にガラッと変わります。とてもしんどいです。
    動物が辛い思いするお話は苦手だな…。表紙から想像つかないしんどさでした。

    話は変わりますが、数年後に初めて飼った犬『クロス』の名前はここから頂きました。今も元気におじいちゃんになりました。笑

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    2022年11月01日
  • 枕女優

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    どこまでリアルなのか分からない芸能界の女優の話なのは本の帯を見て分かったが、想像の範囲内の内容でした。
    これがリアルで誰のことを言ってるのか分かる内容なら面白みがあるが、事実かどうかは読者の判断に任せます、みたいなニュアンスなら中途半端な小説。
    途中で少し出てくる役の演技が最初は誰かの話なのかと思って分かりにくかった。
    読みやすい小説だったので星3

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    2022年10月24日
  • 犯人は、あなたです

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     マスコミや SNSについて現代社会がかかえる問題がクローズアップされている。サザエさん一家など登場人物全てを、似せた名前で登場させ言動を破茶滅茶にさせるあたり、リズムがあって読みすすむ。

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    2022年10月14日
  • 悪虐女子と2億円 ~そのカネは私のモノ~(分冊版) 【第3話】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    怖い父親

    主人公の澪はヤクザの組長である宝田の愛人になって9年の女性。
    ケチな宝田に飼われていて自由のない澪だったが劣悪な家庭環境よりましだと生活していた。
    宝田が経営する高級デートクラブで電話番をしている澪だがキャストの女の子からは見下されたり立場を成り代わろうとされたりと居心地がよくない。
    澪がここにいるのは親の借金のカタに売られたようなものだからだ。
    宝田に美人局をさせられそうになった澪は接触してきた父親を利用することにした……。

    色々ひどい人たちが多いが中でも澪の父親が一番ひどい印象があった。

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    2022年10月01日
  • 誘拐ファミリー

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    状況が二転三転する、慌ただしい作品でしたw
    一族で誘拐家業。どこかのドラマで聞いたような設定でしたが、中身は全然違くて、兄弟の跡目争い
    最終的にどう転がるかワクワクしながら読んでいましたが、すごく平凡に終わってしまった気がするのでこの評価です。
    もうひとつラストで大きな爆弾があったらもっと好きだったかもしれません

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    2022年09月06日
  • ろくでなし(下)

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    今まで読んだ本の中で1番、不快な描写のオンパレードでした。
    あらゆる描写が気持ち悪い。

    ただ、事件の真相が気になって読み進めると、あの人もこの人もみんな怪しく思えてきて、そしてその推理の斜め上を行く結末が待っていました。
    組み立てはすごくいいです。

    タイトル通り、登場人物のほぼ全員が最低で、誰のことも好きになれない作品でした。
    ここまでのものを書くってどんな思考回路の持ち主なんだろうかと感心すらします。

    あらすじを書くと不快な気持ちが蘇ってくるので書かないし、誰にもオススメしたくありません。

    2020年46冊目。

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    2022年09月04日
  • 少年は死になさい…美しく

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    こんな気持ち悪い小説読んだの初めて。スプラッタ、スプラッタで読むのやめようかと思ったけど、苦手な本も読んでみようという挑戦心で読み進め、さっさと読み終えてしまいたくて一気に読んだ。スプラッタな気持ちの悪さに神経がもっていかれてしまうけど、筋や設定が甘い。こんなの面白く読む人いるんだろうか。著者はどういうねらいでこんなの書いたんだろう。

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    2022年08月30日
  • 任侠ショコラティエ

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    読みやすかったけど、、、
    人間関係のエピソードが薄くて、特に誰にも感情移入できずに終わってしまった。

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    2022年08月21日
  • 虹の橋からきた犬

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    新堂さん、相変わらずのペン運び、作品の中にグイグイ引き込まれて行ってしまいます。上手い。
    ただ、この方、いつも思うのですが、色々下調べが出来ていない。もう少しきちんと調査して正しい情報を得てから書いて欲しい。
    特に、ペット流行や動物保護などを意識して著書を出しているのですから尚更、ペットや飼い主達のためにも思い込み情報を発信しないで欲しい。残念です。

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    2022年08月13日
  • 殺し合う家族

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    生き残るために進化してきた知能が、人間を本来の動物のかたちにする。
    自己中心的すぎる。自分の思うがままにならなければ、癇癪をおこす。
    子供か。
    クソみたいな話だけど、現実にもあるってこった。

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    2022年07月28日
  • ブラック・ローズ1

    ネタバレ 購入済み

    なんだろ…

    今までのかたおか先生の作品とはテイストが違う、原作者が違う?
    いつもは日常の見逃していた事に、人間関係が崩れていくヒントがあったりするのに
    今回は主人公が暴かれる側っぽい???

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    2022年09月29日
  • 任侠ショコラティエ

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    規格外のパワーと愛情をショコラに捧げる星咲直美は
    伝説の元極道。人々を笑顔にするために足を
    洗ったが、古巣「東神会」の若頭が卑劣な罠を
    仕掛けてきて…。
    ちょっと下ネタが多いなぁ…。

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    2022年06月20日
  • ろくでなしとひとでなし

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    出版社勤務の華が倉庫勤務に左遷されたことをきっかけに、マッチングアプリで財閥御曹司を落とそうと嘘を重ねていく話。

    真面目そうな華が、突然人が変わったかのように、人を見下す側になろうと次々と嘘を重ねるのが浅はか。
    華のお金を宛に当てにする両親や、父親役として雇われた橋本、一見完璧に見える御曹司など、安っぽいドラマのような登場人物と展開だった。
    がしかし、想像できていても華がどんどん後戻りできない沼にはまっていく姿にハラハラ。意外にも面白かった。

    とは言え結末がいまいちかな。
    華は最後までろくでなしにも、ひとでなしにもなれなかったのかな。
    どちらかに振り切れて欲しかった。

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    2022年05月27日
  • 忘れ雪

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    傷ついた子犬を拾った少女は、獣医を目指す少年に
    助けられた。幸せな出逢いは、少女の悲しき
    家庭環境により別れを迎える。8年後、ふたりは
    再会するが、彼女は失踪する。愛し合っているのに
    巡り逢えないふたり。

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    2022年05月18日