新堂冬樹のレビュー一覧
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新堂冬樹の「純愛小説三部作」の3つめ。
紅茶専門店に勤める主人公の女性は、記憶障害の患者を相手に、病院で『作業療法』に従事する、常連の男性客から声をかけられる。
2人は意気投合し、そして付き合い始めるのだが、彼氏が自転車事故で頭を打ったことにより、彼自身が記憶障害に冒されてしまい・・・。
記憶障害の症状や作業療法に関する知識が簡易的だが良く解った。
ただ、昨今の感動もので、『記憶障害』というテーマはとてもありふれていて、そのような小説をたくさん読んでいる人にはどうなんだろう?という感じ。
そういったものを読んでいない自分としては、感動はしなかったが、お話としては楽しめた。ただ主人公の設定が -
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あらすじ 中学時代からグレていた。世羅と若瀬は世羅の強靭的な体力と胆力若瀬はそれに加えて知力を持ち非情な心でやくざの取り立て業をするようになる。闇金融のやり方を覚えた。二人はやくざの金を利用し種金を作ると二人は示し合わせやくざから逃げ東京で闇金融を始める。或る銀行の融資課長が二人の闇金融に退職金を担保に金を借りに来たことから二人の対立になっていく。
相変わらず、登場人物がすべて壊れています。
世羅のキャラはその熊本弁から「殺しあう」家族の主人公の傍若無人ぶりと被って見えます。
若瀬の「氷」ぶりは筆者の形容詞的な表現がメインであって、実際の取立てが「氷」と表現されるのに適当なのか?もうぞ -
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タイトルから白・新堂が書いた恋愛小説かと思ってたら・・・!!!これは黒・新堂のほうの小説ですね。ここまでとことん人間を貶めた小説はなかなかないかも。四つの短編集で、三つ目以外とりあえず出てくる人間が醜いこと醜いこと。とにかく登場人物のみんな吐きたいほどに誰か一途に愛してる。執着してる。そもそも愛とは余裕がなくなって嫉妬や独占欲で人を醜くさせるものですし。あと、出てくる人間も醜いけれど、出てくる料理も醜い!ウジとか、足がもがれたゴキブリだとか、一ヶ月前の刺身だとか、キャットフードとか。さすがにウジやゴキブリはキツイ。もう血と吐瀉物の臭いがどこからともなく漂ってきそうなくらいエグい。でも面白すぎて
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Posted by ブクログ
小笠原の青い海でイルカと泳ぐ青年がいた。
イルカの名前はテティス。
青年の名前は拓海。
拓海は、三歳で両親を失くし祖父の下で育てられた。
幼い頃に母親のイルカを失くしたテティスに出会い、今ではお互いに何を考えてるか解るようになっていた。
いつものようにテティスと海に居た拓海は、その時美しい歌声を聞く。
小鳥が囀りわ、草木が息吹を躊躇い聴き惚れる神秘的な声・・・。
夢のような歌声だったが現実の声だとわかって、海面に出て十メートルほど先の砂浜から聞こえるのが解った。
拓海以外には、人に寄り付かないテティスがと一緒に砂浜に向かうと女性が歌ってるのに気づく。
そこで、拓海は運命的な出