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六欲滅失を誓うマントラ唱和、過去の罪を詰られる懺悔の行、全裸で赤子や動物になりきる自我滅失の行……。一日二十時間の修行を強いる神の郷の洗脳セミナー。参加者の一人、城山麗子は自殺した神郷の母親に似すぎていた。麗子を自分のものにすべく神郷は、心身困憊、意識が朦朧とする中で帰依心を抱き始めた彼女を出家させるよう幹部教徒に命じた。
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Posted by ブクログ
中巻です。
上巻では教祖である神郷自身の生い立ちがメインに語られていましたが、本巻では、神郷の母親にそっくりの城山麗子の家庭を壊し、洗脳させていく様が描かれていました。
人が洗脳されていく過程が非常に細かく描かれており、とても恐ろしかったです。
睡眠を奪い、食事も最低限、疲労困憊しているところに付け込み、自分でも気が付かなかった心の奥底にあるものを引っ張り出され、さらけ出され、容赦なく打ちのめされる・・・
以前、中国の文革時の洗脳について読んだことを思い出しました。
意志の強さとか関係ないもんね。抗える人はいないと思う・・・
麗子と家族の行く末や、幹部たちの未来など下巻が気になるところですが、麗子の夫の小者ぶりの描写や、神郷の堕落と怠惰とエロなんかがしつこくて、なんだかうんざりもしています。ちょっと時間をおいてから読もうと思います。
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