新堂冬樹のレビュー一覧

  • 悪虐女子と2億円 ~そのカネは私のモノ~(分冊版) 【第1話】

    購入済み

    新堂冬樹の最虐の問題作
    溝鼠をコミカライズしたものでした

    ハラハラする展開で
    話には興味ありましたが絵が苦手です

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    2022年05月03日
  • 銀行籠城

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    人質を裸にするというところでエロスを感じたが、そこは大して関係なかった。しかし新堂冬樹のこうした小説は黒新堂と言われているらしいが、何か作者自身の欲望のはけ口のように感じてしまう。

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    2022年03月17日
  • ろくでなしとひとでなし

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    新堂冬樹『ろくでなしとひとでなし』幻冬舎文庫。

    文庫書き下ろし。因果応報。欲に目の眩んだ主人公の佐伯華が嘘に嘘を重ねて手に入れた夢の生活も泡沫の如く消え、何処までも堕ちていく。登場人物の殆どが異常。まともなのは華の友人のゆきのみ。余りにも平凡な作品。

    新型コロナウイルス感染禍で業績が悪化する出版社に勤める編集者の佐伯華に突如もたらされた左遷人事。これまで積み重ねて来た仕事の実績が認められず、赤字続きの実家の食堂を支えて来た苦労も報われぬ華は親友のゆきに紹介されたマッチングアプリで年商数百億円の財閥の御曹司を狙うが……

    本体価格710円
    ★★★

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    2022年02月13日
  • 摂氏零度の少女

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    虫とか好きな変わり者の少女が、愛犬を安楽死させたことを恨んで母親を毒殺しようとタリウムを与え続けるお話。精神的に問題あることを表現しているのだろうか、カタカナで書かれた動物との会話シーンが定期的に現れて読みづらいもの、全般的すいすい読めたかな。望み通り母親を殺すことができるのかでお話の最後まで突き進むところが物足りなかったかも。

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    2022年02月03日
  • 悪虐女子と2億円 ~そのカネは私のモノ~(分冊版) 【第1話】

    購入済み

    親のせいで極道の愛人にならざるをえなかったヒロインの人生リセットストーリーです。ヒロインがメンバーに選んだのが暴力的な父親、成長して復讐稼業を営む弟とこれから面白くなりそうです。

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    2021年12月30日
  • 犯人は、あなたです

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    完全にジャケ借り。
    ミステリーかと思いきや、タイトルのような推理事はなく、磯野家のまがいものの人間模様のお話。コメディかな...?
    他の有名人や番組のパロディも散りばめられていて、今読むと面白いけど、数年経ったらわからない人も多くなりそう。
    動機も方法もわからず仕舞いだったなぁ。
    モデルがモデルだからか終始うるさかったので、少しずつ読み進めましたw

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    2021年12月01日
  • ろくでなし(上)

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    言わなくてもいい一言でろくでなしになっていく黒木。
    周りの奴らも、ろくでなし。
    関係性が徐々に浮かび上がってきた、さて、これからどんな展開になっていくのか。

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    2021年11月26日
  • 夜姫

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    人の恨み、特に執念を持った人間は恐ろしい。目的以外に何も見えなくなることが周りを恐怖に落ち込ませる。案外恨みを持たれる人間は常日頃、性格的、習慣的にそうしていることで、余計に相手に潜む深い感情は読めないかも知れない。

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    2021年11月13日
  • 血塗られた神話

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    ネタバレ

    1998年。第7回。
    サラ金を舞台にした殺人。とりたて経験ある作者が、赤裸々に業界を描く。フランス外人部隊にいた殺し屋も出てくる。
    主人公の元カノは最上階でシャブ漬け。
    結局復讐。すんでのところで助けが入り、殺されない主人公。それが多すぎ。
    ちょっと持ち直した? バカミスとかではないので。

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    2021年11月17日
  • ASK トップタレントの「値段」下

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    グラビアから瞬く間にトップタレントとなった堀口優奈。
    高飛車な態度で傍若無人な振る舞いを続ける彼女は、後輩ゆらぎの台頭に苛立ち、頭脳と暴力でのし上がった所属事務所社長の新庄に歯向かうが・・・。

    軽めの黒新堂。
    芸能界の闇を描くというが、どこまでが真実なのか。
    ラストは狐につままれた感じ。
    週間プレイボーイ連載、相応の描写が多くて、一般小説とは思えなかった。

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    2021年10月27日
  • 少年は死になさい…美しく

    匿名

    購入済み

    ひたすら暴力、グロといった内容。
    最初から最後まで、エグくて読むのに体力を持っていかれました。
    途中、あまりの描写に文章から映像として想像を膨らませたくないと思いましたが、リアルに描写されていて嫌でも想像させられてしまいます。

    主要登場人物のほとんどが普通じゃない。

    #怖い #ダーク

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    2021年08月25日
  • 少年は死になさい…美しく

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    新堂冬樹『少年は死になさい…美しく』中公文庫。

    確かにどこから見ても真っ黒な黒新堂全開の嫌悪感が止まらない新堂冬樹史上最悪の小説。冒頭からエグい描写が連続し、最後までこのままの調子でストーリーが続くのだが、結末が平凡過ぎのように思う。とにもかくにも恐ろしくも、徹底的に醜悪な作品。

    ある日、出版社に勤める潔癖症で完全主義の中島恭介の元に何者かからDVD-Rが届けられる。そこに撮された映像は恭介の妊娠中の妻と2歳の娘が少年たちに凌辱され、惨殺されるおぞましい姿だった。しかし、何故か恭介は少年たちに復讐の念は抱かず、妻子の殺害方法が美しくないことに憤る。

    恭介は中学生だった23年前に少年と少女

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    2021年08月24日
  • カリスマ 1巻

    無料版購入済み

    う~ん。なんというか、こういうことは誰にでも起こりうる怖い話だと思った。なんか目的と手段が入れ替わってしまっている宗教というのは怖いな。世の中はこんな宗教ばかりではないと思いたい

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    2021年06月24日
  • 摂氏零度の少女

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    高校生の娘が、最愛の母親に、少しずつ劇薬のタリウムを飲ませる「悪魔の実験」

    頭の中で、動物たちがする会話が、心の葛藤を表してるんだけど、ちょっと読みづらかったかな。

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    2021年06月13日
  • 殺し合う家族

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    現実は小説より奇なり

    この事件は闇金ウシジマくんやネトフリの園子温のドラマでも使われていて知っていたけど漫画や映像より小説が1番恐ろしかった。

    救いや希望が全くない上にゴア描写も多いのでとてもじゃないけどオススメはできないけど、私はこうゆう作品のほうがページをめくる手が止まらないしあっという間に読めちゃう。

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    2021年08月20日
  • あなたに逢えてよかった

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    ◆全体の印象
    日に日に記憶が無くなってしまう病気と戦う主人公が、好きな人のことを思い出す瞬間が何度もあり、その度に切ない気持ちになりました。

    二人の過去に何があったのか、知れば知るほど感動します。
    『ラスト12ページにあなたは号泣せずにいられるだろうか。』という帯タイトルに共感です。
    最後の最後で泣かされますね。


    ◆印象に残った場面トップ3
    ①「人が人を好きになるっていうのは、死にたい、って思う時と似ているんじゃないかな。」
    まず、死と恋愛を関連付けて表現している部分が印象的でした。
    死ぬときは、何もかもが嫌になるみたいです。恋愛はその逆で、何もかも好きになる。マイナスな部分でも。素敵な

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    2021年03月27日
  • 溝鼠

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    ネタバレ

    ピカレスク小説という分類に属する小説がある。有名なところでは、黒川博行などの作家がいると思っているが、本作も、そして本作を書いた新藤冬樹という作家もまたこの系列に連なるであろう。個人的な意見としては、ピカレスク小説はハードボイルド小説の形式をとるものが多いと思っていた。本作『溝鼠』もまた、そうした形式で書かれている小説だと思い手に取った。

    本作に登場する人物は、悉く悪人である。「本当はいい奴だった」なんてこともない。とにかく極悪の限りを尽くす者ばかりで構成された物語と言っていい。当然暴力シーンは多いし、いや、ほとんどの場面が暴力シーン中心に進むというのが正しいだろう。そして、悪人であると同時

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    2021年03月17日
  • 不倫純愛 一線越えの代償(分冊版) 3巻

    ネタバレ 購入済み

    やられちゃってます

    若い逞しい男の子ッ って感じでやられてますね。
    これがリアルのことだと本当に気持ちが悪い。と、想像してしまう。

    これからタイトル通りの 一線越えの代償 が開始されていくのだなあ。


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    2021年03月08日
  • カリスマvs.溝鼠 悪の頂上対決

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    新堂冬樹『カリスマvs.溝鼠 悪の頂上対決』徳間文庫。

    あのカリスマと溝鼠の2人の超悪が対決するという、登場人物全員が表も裏も真っ黒な黒新堂作品。

    2代目カリスマと溝鼠という無理矢理過ぎる設定に、オープニングの勢いはどこへ行ったのかストーリーは尻すぼみに詰まらなくなって行く。

    カルト宗教団体の神の郷に母親を奪われ、悲観した父親も自殺を遂げ、天涯孤独となった美少女の半那は溝鼠の異名を持つ復讐代行屋に拾われ、2代目溝鼠として復讐代行を務める。半那の最終目的はカルト宗教団体に両親の復讐を果たすことだった。

    一方、カルト宗教団体・神の郷の唯一の残党で、新興宗教団体・明光教を立ち上げ、2代目カリ

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    2021年02月11日
  • 誘拐ファミリー

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    著者の小説をすごく久しぶりに読みました。純愛物というイメージが強かったのですが(前に読んだのがそうだったので)、こういう荒々しい?感じの小説も書かれるのだと私なりに新鮮でした。

    稼業が誘拐という今までになかった家族のストーリーで、初めはこの家族でどんな展開になっていくのだろうとワクワクしながら読みました。結局、途中から結末が何となくイメージはできましたが、最後まで楽しく読み進めることはできました。

    結末も私なりは納得のいく終わり方でした。

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    2021年02月06日