【感想・ネタバレ】カリスマvs.溝鼠 悪の頂上対決のレビュー

あらすじ

登場人物、全員が欲まみれ!
狂気・変態モードのノンストップ暗黒小説!

かつて、カリスマと呼ばれたカルト宗教の教祖がいた。
カネと女に目がないイケメンだ。
そして、溝鼠の異名を持つ復讐代行屋がいた。
誰もが振り向く絶世の美女だ。
二人は住む世界は違ったが、ともにドス黒い欲望にとらわれた悪の化身だった。

あれから十七年。二人を継ぐ者が現れた。
一人は男、もう一人は女。
教祖の超悪オトコを極悪オンナの復讐代行屋が追い詰める。
闘いの中で次々と増殖してゆく悪意と悪行。

悪党小説の代表者・新堂冬樹が描く『カリスマ』『溝鼠』の続篇となるノンストップ暗黒エンターテイメント!

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Posted by ブクログ

新堂冬樹『カリスマvs.溝鼠 悪の頂上対決』徳間文庫。

あのカリスマと溝鼠の2人の超悪が対決するという、登場人物全員が表も裏も真っ黒な黒新堂作品。

2代目カリスマと溝鼠という無理矢理過ぎる設定に、オープニングの勢いはどこへ行ったのかストーリーは尻すぼみに詰まらなくなって行く。

カルト宗教団体の神の郷に母親を奪われ、悲観した父親も自殺を遂げ、天涯孤独となった美少女の半那は溝鼠の異名を持つ復讐代行屋に拾われ、2代目溝鼠として復讐代行を務める。半那の最終目的はカルト宗教団体に両親の復讐を果たすことだった。

一方、カルト宗教団体・神の郷の唯一の残党で、新興宗教団体・明光教を立ち上げ、2代目カリスマを目指す明鏡は団体を強大なものにしようと芸能人や政治家、スポーツ選手を次々と洗脳していた。

本体価格810円
★★★

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2021年02月11日

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