新堂冬樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
先祖代々70年続く誘拐を家業とする「浅井家」の物語。
誘拐するターゲットは極悪人に絞り、誘拐した極悪人は超大型犬用の檻を室内に設置して監禁し、汚く稼いだお金をごっそり身代金として要求すると云う家族全員チカラを合わせての家業だ。
浅井家十戒と云う厳しいルールを掲げ、決して人を傷つけることなく誘拐によっての身代金を得るまでを遂行することを戒めていた。
がしかし固い絆で結ばれていた浅井家だが、ここにきて五代目跡目争いが顕著となり、長男の太陽と次男の吹雪との確執が一家を二分することになる。
ページをめくって先に進むのだが、全く物語の先が読めない展開が続く。
まさに二転三転四転五転と、話がゴロゴロ変わって行くのだ。
なぜ父親でリーダーである大地が、息子の太陽と吹雪に跡目争いの勝負を要求したのか⋯。
この一冊はクライム・ノベルと同時に家族愛をも絡めた新堂冬樹氏ならではの物語となっていた。
それにしても新堂冬樹氏の発想豊かな物語は面白かった。 -
Posted by ブクログ
結婚して8年、幸せな生活は一年だけだった夫妻のお話だ。
2年目に夫が強迫性障害、潔癖症という精神的な病を患い、総ての物に触れることが出来なくなってしまう。
妻を愛する気持ちはあるにもかかわらず、物だけではなく妻の身体に触れることも叶わなくなってしまった。
それでも妻は夫を支え続けていたのだが、妻は偶然に若い青年と出逢い、気持ちが揺れる出来事となる。
その若い青年は見事な程に美しく、容姿だけでなく気持ちも優しくて妻の心を掴んでしまうのだ。
ここら辺りで美青年に騙され、家庭も崩壊するメロドラマなのかと思い、途中で中断しようかと迷ってしまったのだが、もう暫く読み進もうとページをめくった。
すると、童話らしき文章が綴られていて、それは夫が綴った悲しい鳥の物語だった。
まるで『みにくいアヒルの子』を彷彿させるような話で、単にメロドラマではないのではと思い直し、読み進む事にした。
お互いの気持ちが分かっている夫婦のはずなのに、迷いながら破綻を迎えてしまうのか⋯。
二人が出した愛の形は終焉を迎えるのか⋯。
心を奪われた美しい青年との関係の結末は⋯。
決して単純なメロドラマではないことを、新堂冬樹氏のためにも記しておかねば! -
ネタバレ 購入済み
絵が生々しい臨場感があって
好みな絵柄で読みやすいです。
サイコパス少女の行動も
なんだか悲しくなりますが、
続きが早く読みたくなるストーリーです。