ろくでなしとひとでなし

ろくでなしとひとでなし

742円 (税込)

3pt

3.0

コロナ禍、収益が萎む出版界で左遷の憂き目に遭う編集者の佐伯華。実家の食堂もやはり売上が落ち、酒浸りの父に金を無心されて、絶望感に苛まれていた。そんなとき親友に紹介されたのがマッチングアプリだ。狙うのは年商数百億円の財閥の御曹司。会えない日常を逆手にとり、華は美容に励み、両親を偽装までして、〝上級国民〟入りを目指すが……。

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ろくでなしとひとでなし のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    物語はさらっと読めた。
    貧乏から何とかして成り上がろうとする話。
    展開がだいたい予想ついたし、物語として特別新しい感じもなかった。
    でも私はこれはこれで面白かった。
    華の唯一の友人以外の登場人物が全員が「ろくでしとひとでなし」という事なのだろか…?

    0
    2024年09月11日

    Posted by ブクログ

    出版社勤務の華が倉庫勤務に左遷されたことをきっかけに、マッチングアプリで財閥御曹司を落とそうと嘘を重ねていく話。

    真面目そうな華が、突然人が変わったかのように、人を見下す側になろうと次々と嘘を重ねるのが浅はか。
    華のお金を宛に当てにする両親や、父親役として雇われた橋本、一見完璧に見える御曹司など、

    0
    2022年05月27日

    Posted by ブクログ

    新堂冬樹『ろくでなしとひとでなし』幻冬舎文庫。

    文庫書き下ろし。因果応報。欲に目の眩んだ主人公の佐伯華が嘘に嘘を重ねて手に入れた夢の生活も泡沫の如く消え、何処までも堕ちていく。登場人物の殆どが異常。まともなのは華の友人のゆきのみ。余りにも平凡な作品。

    新型コロナウイルス感染禍で業績が悪化する出版

    0
    2022年02月13日

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