新堂冬樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分のために誰かを利用しコントロールする事しか考えない、ダークエンパスの性質を持った三枝流星。
悪辣な手段でのし上がる流星に罪悪感は無い。彼がこのまま成り上がって行くかと思った後半、落ちぶれて行く彼が得たものは自分と同じ精神構造を持った娘だった。
あまり知られていないダークエンパスというテーマは、読者には新しい体験として興味深く読んだ。
表面的には愛想が良くても、相手の本心は分からないものという思いを改めて認識させられたようだ。
500ページという長さも気にならない、読み手を引き込む一冊だった。
ただ、流星が鰐淵のような上司の下で出版に拘る流れに少し納得出来なかった。
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Posted by ブクログ
これは純愛小説なのかミステリーなのか
確かに前半までは恋愛小説を読んでいたようだった
高校生と小学生の7年後の約束
それが確かに果たされてめでたしめでたしとなるのかと思っていた
まあその割にはまだ半分以上もページが残ってる
そして後半から始まったミステリーのような展開
事件なのか事故なのか
その上、怖い人たちも出て来て脅されて
どうなることかとハラハラ
信じていた人物が裏切ったり、嘘をついていたり
いったいどうなってるのかと訳が分からなくなる
ラストはまた純愛に戻ってお涙頂戴
私は前半でかなり涙を流したので
ラストシーンではやっぱりねとなった
医学用語や手術シーンが難しく、しかも長くて