あらすじ
人気作曲家の日吉友哉は、クリスマスイヴに身重だった最愛の妻・夏乃を不慮の事故で失ってしまう。あまりの喪失感から酒浸りになり、ギャンブルで浪費した挙げ句、全財産を失って多大な借金を抱えてしまう。音楽もやめ、始めたばかりの食品配送の仕事も解雇され、すべてを失ってしまった一年後のクリスマスイヴ、自身も旅立つ決意をした友哉。その彼の目の前に、白銀の世界を駆けてきた一頭のアイリッシュ・セターが現れる。
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Posted by ブクログ
タイトルから感じられるように、「三十日」という限られた時間の中で人との出会いや別れ、残された時間との向き合い方を考えさせられる一冊。
「いつも当たり前に過ぎてく日常が、実はとても貴重なもの」ということ。大きな出来事だけではなく、誰かと話したり、一緒に過ごしたりする何気ない時間が、後になってかけがえのないものに繋がるところがとても印象的で感動しました。