大山淳子のレビュー一覧

  • 光二郎分解日記 西郷さんの犬

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    Y A感覚&テンポの良さが私の好みにあい、楽しむことができた。
    もしも続編とか機会があるのなら、主人公のおじいちゃんと孫のコンビの新しい事件を読むでみたいです。

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    2020年02月05日
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥

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    シリーズの第三作。このシリーズはあずかりやさんの主人、桐山の内面の心情はあまり描写されず、店内の無機物(オルゴールやのれん、時計)、利用する人間やノミなどの視点を通して日日が描かれている。一話完結型なので少しずつ読んでいける。世間の冷たさや理不尽さが見え隠れするなかで自分の仕事を全うしようとする姿に清々しさを感じる。

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    2019年12月31日
  • 牛姫の嫁入り

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    元々は映画の脚本として書かれたのだとか。なるほど面白い!「美しい」とはどういうことか?江戸が舞台ではあるけれど最先端かつ普遍のテーマだ。

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    2019年07月30日
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

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    ドラマ原作大賞受賞だけあって、シーンの切り替えがドラマっぽいです。
    ドラマっぽいゆえに、第三者的目線ですべてが書かれていて、人物の人となりが掘り下げられていない。
    ふだんであれば、登場人物の誰かしらに感情移入、あるいは共感しながら読み進めるのですが、これはそうではなかった。ですが、つまんないと感じることがなかったです。

    おそらく枠が決まっているからでしょうか。ピースがぱちんぱちんとはまっていくラストにかけての駆け足感と詰め込み感が少し目立ちましたが大団円。
    登場人物のほぼ全員が幸せになるラストって、やっぱりいいなぁ。

    (鈍感なわたしにも)わかりやすいミステリーでした。
    続編も出ているという

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    2019年07月04日
  • 光二郎分解日記 西郷さんの犬

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    ネタバレ

    2019/4/24
    癒される。
    夢中になってる人はいいなぁ。
    夢中だけど平等で博愛で思慮深い。
    決めつけないんだよなぁ、光二郎さん。素敵だなぁ。
    あさがおさんも元気になったし、若い彼らにも居場所ができそう。
    幸せだわ。
    大曲なんとかっていう巨悪の人みたいなのがチラッと出てきたけど、これからどうなるのだろう。
    みんな幸せになるとこがみたいね。

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    2019年04月24日
  • 赤い靴

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    ネタバレ

    評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    七歳の誕生日の夜、葵は母親を目の前で惨殺された。誰が何のために母を殺したのか―。奇跡的に生き延びた葵がたどり着いたのは、超然とした佇まいの老人と犬が支配する人跡未踏の山中だった。隔絶された世界で成長した葵は、ある出来事の後、復讐の念を魂に刻んで下山する。「死ぬってどういうことだとあなたは思う?」生と死の狭間で交錯する欲望。葵が最後に見たのは、希望か絶望か―。驚愕のラストまで一気読み必至の傑作長編!!

    全ての殺人に何らかの理由があった・・・。とは言え7歳でこれほど過酷な生活を強いられる謂われはないわ。人は次々死んじゃうがその死に真摯に向きあってい

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    2019年02月05日
  • 猫弁と魔女裁判

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    猫弁、完結なんですね~
    また、続きを読みたいです。
    亜子さんと結婚後の百瀬の生活知りたいです。
    TBSでドラマ化されていたんですね。

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    2019年02月01日
  • 猫弁と少女探偵

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    ラストで百瀬が亜子さんにアプローチするのが何とも幸せな気分にしてくれた。
    不器用だけど、誠実という言葉では語りつくせない実直さみたいなものが素敵でした。
    解雇された晴美さんは?
    アパートがなくなるって?
    最終巻が楽しみです。

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    2018年10月12日
  • 猫弁と指輪物語

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    猫弁さんと大福さんの関係がすこ〜しずつ進んで、なんともあったかい感じ。
    (相変わらず、伝説の靴職人?三千代さんの言葉が何とも素敵♪)
    野呂さんや七重さんによせる猫弁さんの思いも素敵。
    まこと先生のちょっぴりラブな話も素敵♪
    それにしても、野呂さんと完全室内飼育のセレブ猫の飼い主の女優ルウルウさんと野呂さんとの関係、素敵なドライバーとルウルウさんの関係も・・・それぞれ登場した人たちが微妙に絡み合って、何ともあったかい感じの結末にうれしくなりました。

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    2018年10月12日
  • 猫弁と透明人間

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    百瀬さんと婚約者亜子さんの関係の進展もほほえましく、七恵さんに野呂さん、獣医の先生など、味のある登場人物も素敵で楽しく読めた。

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    2018年10月12日
  • 猫弁と魔女裁判

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    最終巻にしてついに文句なしの星5!!
    いままでは弁護活動というよりは謎解きがメインだったけど、今作は裁判のシーンに焦点が当てられている。
    その裁判とはアメリカ人の女スパイを日本の法で逮捕できるのかというものだった。百瀬はそのシュガー・ベネットを起訴する立場となり、前作で「弟」と偽って百瀬に近づいたユリ・ボーンと対決する。
    この最終巻ではついに百瀬の母親がどのような人物だったのかが明かされる。ラストの親子のシーンには感動。
    さらに赤井玉男や二見純、沢村などいままで出てきた登場人物たちも再結集。大団円といっていい終わり方だ。
    百瀬と亜子が迎える結末も予想の斜め上だった。一瞬バットエンドで終わるかと

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    2018年02月05日
  • 光二郎分解日記 西郷さんの犬

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    元理科教師で分解修理の名人、二宮光二郎75歳と、大学受験に2回失敗して美術系予備校に通う孫のかける20歳は、二人で一人前の迷コンビ。
    時間だけはたっぷりあります。
    暇人は世の中になくてはならない助っ人なのです。

    シリーズ第2弾は、軌道に乗ったというか、面白さに加速度が付きました!
    タイトルには西郷さんの犬、とありますが、銅像の犬だけでなく、元警察犬で使命感の強い老犬や、輝くばかりのゴールデンレトリバー、そして「猫弁」シリーズに登場した獣医さんも出てきてにぎやか。
    振り込め詐欺には哀愁漂い(?)、犯人はちょっとお間抜け、元やくざも何となくハートウォーミングで、大山節炸裂です。

    光二郎の台詞は

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    2017年12月01日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    この路地を曲がれば、そこはもう、すこし不思議な世界の入口―。ひとつの架空の商店街を舞台に、七人の人気作家がお店を開店し、短編を紡ぐほっこりおいしいアンソロジー。商店街のマスコット「招きうさぎ」がなつかしくあたたかな物語へと誘います。

    【感想】

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    2017年08月07日
  • 猫弁と魔女裁判

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    猫弁シリーズの最終作。
    これまでの4冊は、色々なストーリーが重層的に絡み合って最後に纏まって事件解決、あちこちに張り巡らされた伏線が収斂していく過程を楽しむタイプだったが、本作は人の優しさや人生観に焦点を当てており、幾分毛並みが異なっているように感じられた。
    猫弁シリーズの軽快な読み口を期待していると、少し重たく、物語の展開としては作り込みが浅いと感じるかも知れない。むしろ、ここまで深化させることの出来る作家さんだということ。元々脚本家が本職だったとのことだが、本編は克明で深みのある内面描写が多く、ドラマ向きではなさそう。
    全5作読む間に湧いた登場人物への思い入れとともに読み進めると、一層感無

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    2017年05月31日
  • 猫弁と魔女裁判

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    これまで登場人物も物語もゆる〜く流されるように進行してきた猫弁ながら、最終巻は強い意思と緊張感をもって描かれていた。
    最後まで真っ直ぐブレない百瀬、すっかり一途で愛らしくなった亜子、百瀬を信頼しつつも親の目線でハラハラ見守る従業員2人、そして母親との思わぬ再会、フイナーレに相応しい名作だと思います。

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    2017年04月11日
  • 猫弁と透明人間

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    ネタバレ

     面白かったです。
     前作で少しイラっとさせられた大福さんも可愛くなったし、猫もオウムも可愛いし、透明人間もせつなくて格好良かったです。他の登場人物も好感の持てる人ばかりでした。
     この作者さんにかかれば、不倫中の大学教授も、見た目と口ばかりのエセ弁護士も、人間味がある可愛らしい人物に見えるのが不思議です。
     私にとって番狂わせだったのが野呂さんです。この人は常識人かと思っていたのに……。60超えて、よくわからない理由で既婚者のふり。そんなに面白い人だったとは。
     最後のひまわりのシーンは泣きそうになりました。小説っぽく出来過ぎの気もしますが、でも救いのある、いい終わりだと思います。
     続刊も

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    2016年12月06日
  • イーヨくんの結婚生活

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    イーヨくんが初めてイーヨと言わなかったとき、イーヨくんの人生が始まる
    すごく素敵なことだと思った
    また読みたいな
    「心が開いているとき、世界はとても美しい」

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    2016年10月09日
  • 猫弁と魔女裁判

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    遂に完結。無事ハッピーエンド。
    誰も傷つけない、悪い人がいない…すごくないですか?こんな世界に住むことができたら、幸せだろうなぁ…

    百瀬さん、亜子さん ずっとずっとお幸せに!

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    2016年06月07日
  • 猫弁と魔女裁判

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    ついにシリーズが完結してしまった。
    思えば一作目を読んではまって、読みきったけど、シリーズを通して色んなキャラが出てきて楽しかった。

    本作は猫弁の恋愛もクライマックスだけど相変わらずの猫弁ワールドで、周りがかきみだされる。
    けど結果としては良かったのかな?
    とにかくこのシリーズに出会えてよかった。

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    2016年03月31日
  • 猫弁と魔女裁判

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    【2016年4冊目】
    猫弁シリーズ最終巻T_T

    感動しましたT_T


    ほんとうにいいラストでしたT_T


    オススメ!!

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    2016年02月13日