大山淳子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私が世界で一番好きな生き物は猫です。子供の頃、実家に猫が6匹いて、生まれ変わったら猫になりたいと思うぐらい、猫が大好きです。猫が出てくる小説が好きなので、タイトルと表紙のイラストに惹かれて購入しました。
猫が酷い目に遭う場面は心が痛みますが、猫同士の会話にとても癒されます。登場する猫達を想像するだけで、とても癒されます。さらに猫が好きになりました。
あとがきの「崖下の猫」も面白くて、「急性猫欠乏症候群」の症状は、猫好きさんならヘッドバンキングする勢いで頷き、共感できるのではないかと思います。
あとがきも含めすごく面白かったので、大山淳子さんの猫弁シリーズも読んでみようと思います。
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Posted by ブクログ
1作目を読んでから随分と間が空いてしまったけれど百瀬先生はじめ、主要な登場人物のキャラやストーリーはなんとなく覚えていたのでそのまま第2弾へ。
不思議と急に百瀬先生に会いたくなり、手にした本書。会えて良かった。
大変な時も大変な事も苦を表に見せる事なくさらっと飄々と身の回りで起こる全てを受け入れ解決してしまう。
穏やかにスルスルとした身のこなしにいつの間にか虜になっています。
猫弁先生がこれからどんな人と出会いどんな弁護士っぷりを発揮し、亜子さんとはどんな展開を迎え…まだまだ先が楽しみです。
個人的にはまこと先生が好きなんだけどなぁ〜
まこと先生の活躍も読みたい! -
Posted by ブクログ
本当にこんな施設があったらいいのに!と思ってしまうような、夢の『犬小屋』のお話でした。
その建物は、マダムの夢の施設。
行き場をなくした人が安心して入れる『犬小屋』。
そこにいるのは、これまた行き場を無くした犬たち。
入居費用はかからない。
食事も、入浴も、光熱費もかからない。
素性の調査も、保証人の手配も必要ない。
そんな冗談みたいな施設に入るためにあるのは、たった一つの条件だけ。
パートナーとなる犬と、一緒に暮らすこと。
入居する人も、そこにいる犬も、みんな何かしらの『訳アリ』で、厳しい規則がないからこそゆるやかなつながりを持ってホーム・ニーシャシャンで生活をしています。
人と犬、そのどちらもの視点で進む話は、厳しい人生(犬生)を生きてきた彼らが、あたたかくて優しいものと出会う物語のようで、読後はほっこりとあたたかい気持ちになれます。
こんなホームが、本当に現実にあったらいいのに、と何度も思いました。
殺処分されてしまう犬や猫が、こんな優しい場所に引き取られていけたなら。どこにも行き場のなくなった人が、優しくて小さくて人の言葉を離せない生き物に触れて幸せを感じることができたなら。
人が犬を癒して、犬が人を癒す。そんな素敵な場所があったなら、私もそこに行ってみたい。そう思わせるような素敵なお話でした。
どのお話もとても素敵なお話でしたが、プロローグ前の最後の章、支配人の横須賀の視点で進むお話が一番好きです。
どこか人間離れした菩薩か何かのように見える横須賀の、人間らしい姿を見ることができたようでした。
人も、犬も、社会のコミュニティの中で生きていく動物だからこそ、一人で閉じこもるのではなく、こんな優しい場所があってもいいんじゃないかと、思います。
優しい気持ちになりたいときに、読み返したい一冊です。