【感想・ネタバレ】あずかりやさん 彼女の青い鳥のレビュー

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いつも何かしら、物や動物の視点で描かれていて、この話は誰視点の話かな?と謎解きのような気持ちで読む。

シリーズ3作目、巻を追うごとにどんどんこのシリーズが好きになっていく。

今作は特に、「命」に関わる作品が多く、切なくなった。特にノミと鳥。

ラブレターを預けた少女は半年後に受け取りに来るのだろうか、気になる‥。

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2023年05月21日

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ネタバレ

あずかりやさんシリーズ好き。
次の章は誰目線かな?!ってワクワクする。
あずかりやさんに預けられた物それぞれの物語がすごくいい!!

次の第4弾読むと、あのときラブレターを預けた女の子がどうなったかもわかるよ。

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2022年08月16日

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1話目の語り手にはちょっとびっくりw
まさかの、だわ。その視点を思いつくってすごい。
スーパーボールは、話がどんどん転がって、思いがけない、でもとても温かい展開だった。よかったね。
青い鳥は、とても美しい。
この話が後につながるのもなんだか嬉しい。
時計修理の名人が出てきたのも温かい。ああいう職人さん、どんどん減っているのだろうけど、かっこいいな。
小説家さんも、あずかりやさんに出会えてよかった。
あの少年の件は、仕込んだのってぐらいできすぎだけど、あの店主の店ならそういうことも起こるのかもって思えるから不思議。
どれも本当に温かい話で、続きを読むのがとても楽しみ。

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2021年10月10日

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あずかりやさんの生き方、みんなが自分の人生を追及する生き方をしたら世の中平和になるかもって本当にそう思う。
だから皆んなあずかりやさんの事が好きなんだよね。

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2021年06月13日

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外出先で読んでいて
思わず泣きそうになってしまうくらい
いい お話でした。
スーパーボールとても良いお話でした。
とても素敵で、大好きなシリーズ
店主の人の良さ、その店主を支える
周りの人や物の優しさ
全てが心を穏やかにしてくれます。

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2021年04月24日

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シリーズ3作目は命と人を思いやることの大切さがテーマの連作短編集でほっこりさせられながらも小粒な切なさも胸に迫るものがありました。似た境遇にあった知人たちにお薦めしたくなりました。とりわけ「スーパーボール」がお気に入りです。

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2020年04月05日

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大好きな小説です。
読書初心者な自分でも楽に読めます。
さらに、様々な視点での語られる部分がお気に入りです。
読み進めるごとに点と点が繋がっていくようで、早く先が読みたい!といつも思っていました。
素敵な本に出会えることが出来て幸せです。

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2020年03月05日

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暖かく優しい店主。もし一日、店主が色々な風景を見ることができたとしたら、店主はどんな気持ちになるのだろう…なんて、読み終えると毎回思ってしまう。
ちなみに私が1日百円で預けたいものは、まだ見つかっていない(笑)。

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2020年02月11日

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シリーズの第三作。このシリーズはあずかりやさんの主人、桐山の内面の心情はあまり描写されず、店内の無機物(オルゴールやのれん、時計)、利用する人間やノミなどの視点を通して日日が描かれている。一話完結型なので少しずつ読んでいける。世間の冷たさや理不尽さが見え隠れするなかで自分の仕事を全うしようとする姿に清々しさを感じる。

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2019年12月31日

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あずかりやさんシリーズの3作目
2作目ほどではないけど、今回もまたいいなぁ

あずかりやさんという商売は人の「時間」を預かる仕事なんだね
あと、人の想いとか気持ちも預かっているんだろうね

ままごとのようにぬいぐるみを預かるのはそんな感じ

スーパーボール、原稿、病気の子の手紙、それぞれ預けるのは人の想いなんだなぁ

だめだ、この本はとても良いものなのに、どこが良いのか記録しようとしても具体的に説明できない

これは、まだまだ続くってことでよいのかな
久しぶりに自分で選んだ本で大当たりを引いたと思う

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2019年08月09日

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 シリーズ物らしいが、私はこれが初読である。ものをあずかる仕事を営む盲人の店主は、実はものではなく心もあずかり癒やしていく。とにかく仕掛けが巧みで引き込まれる展開だ。
 店主は店から出ることはなく、物語はそこに訪れる客たちの話のオムニバスとして展開する。しかし個々独立しているのではなくそれぞれに因果関係がある。語り手は虫であったり鳥であったり、時計であったり紙であったり変幻自在だ。これも面白い。童話的な雰囲気をたたえながらも、人情に切り込んでいくのもこの作家の得意とするところなのだろう。
 作品の世界がはっきりと伝わってくるので安心して読み続けられる。文庫にして書き下ろしというのも面白い試みだ。

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2019年06月26日

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あずかりやさん第3弾。読むたびに違った味わいがあり、心温まるお話。語り手が何かを想像しながら読むのが楽しい。そして意外な展開が面白い。

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2024年02月03日

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あずかりやさんシリーズ3作目。
いつもいろんな動物や物の視点からのお話だから、今回は誰視点かな?って思いながら読んでる。
今回のお話も全部あったかくて、全部店主さんの人柄が出てて、この店主さんに救われる人や動物や物は沢山いるなぁと思った。あずかりやさん近くに出来ないかな笑

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2023年10月13日

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安定の大山淳子さんのあずかりやさん。
読むたびに、ほんわか温かくも切ない気持ちになります。
時折出てくるちょっとしたユーモア。例えば、
小皿にふた切れの羊羮。それを相沢さんは黒文字をさしてうまそうに食べる。皿に載っている時は大きく見えた羊羮が、相沢さんのおちょぼ口につるりと消える。羊羮は空中移動中に縮まる習性があるのかもしれない。
こういうの、良く思い付くねぇ(笑)。

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2023年06月14日

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穏やかなときが流れるあずかりやさん。見守るものたちの優しい視線が心地よい。この店に持ち込まれたものたちにまつわる物語に今回も引き込まれた。
なかでも、「かちかちかっちゃん」と「彼女の犯行」がよかった。

「ねこふんじゃった」「スーパーボール」「青い鳥」「かちかちかっちゃん」「彼女の犯行」

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2022年07月25日

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シリーズの第三弾。
あずかりやさんを読むと心がすーっと澄む感じがする。
また心がざわざわした時、きっと次の四弾を、読む。

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2022年07月10日

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第3弾

今作も店主の人柄に温かい気持ちにさせてもらいました。(語り手が予想外だったお話もありました!?)
「スーパーボール」と「かちかちかっちゃん」がとても良かったです❁⃘*.゚

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2022年06月24日

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あずかりやさんには本当に様々な理由で物を預けに来る人達が来ますね
そしてそれを静かに淡々と 
でも丁寧に預かってくれる店主がいるからお客さんは救われるんですね

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2021年03月02日

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ネタバレ

店主や語り手の物や動物より、
あずかりやさんにあずける人の話が
かなりの部分を占めている気がする第3巻。
ただ話を読み進めると色んな伏線を
回収していくのが個人的には
すっきりして好きだし、あちこちに
そういったのを見つけるのも楽しかった。
そしてシリーズを通して大きな事件が
おきたり、すごい悪いやつが出てきたりする
ハラハラする展開はないけど、どんな人に
対しても真摯に対応する店主の姿勢に
訪れる人も変わっていく様がなんかよかった。
ほっこりする物語ばかりで
あぁ~こんなお店がこの世に
あったらいいのになぁ~とも思いました。

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2020年10月26日

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あずかりやの周りの人、動物、虫、ものがそれぞれの物語を織りなす。そしてそれぞれの話が様々なところでつながることに驚いた。姉妹の話は感動したな。

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2020年02月20日

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重苦しい本を読んだ後はほっこり系を、という事でこの本。
やっぱり好きだなあ。でも決して“癒し”に偏ったものではなく、各章毎に視点となる人、動物、物に纏わる悲しく切ない物語だ。
生きていれば、または心があれば誰しも(動物だろうが物だろうが)多かれ少なかれ経験する悲哀を、あずかりやさんとの関わりの中で癒され励まされ勇気をもらい気持ちを切り替えて一歩前に出てみる、そんな話だ。そして読み終えた時にはじんわりと心が温かい気持ちで満たされる。
それにしても今回最初の主役はまさかの“ノ●”、流石に衝撃でした!笑

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2019年08月08日

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ネタバレ

この本には色んな語り部がある。暖簾だったりガラスケースに猫、オルゴール、柱時計、とまぁ色々。物語の初めは誰だか分からない。誰だろう?と想像しながら読み進めるんだけど突拍子の無いのが出てくる。ノミってなんだよ(笑)
やっぱアレですか?ラジオの声と実際に聞く声は違うもんですか?

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2023年12月29日

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好きなシリーズの第三弾。

どんなものでも1日100円で預かるという商いをするあずかりやさんの店主のもとにやってくる、さまざまなお客さんのエピソードを描く連作集。

物語は「G線上のアリア」や「展覧会の絵」など、さまざまな音楽が流れる。
店主の桐島くんは目が見えない。そのこともあり、「音」が印象的に感じられる。前作のオルゴールのように。

とにかく、落ち着いてて、欲が無くて仕事に誠実な店主の桐島くんがとても素敵な人なんだよね。
どうか良い人が見つかり、家族が増えますように

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2021年09月21日

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商店街にある小さな店。なんでも、1日100円でなんでも預かってくれるお店なんだとか。今日も誰かが店を訪れて、人生の一部を預けていく。


 1つ1つの話で目線が変わっており、読んでいて楽しい一冊でした。また、家族もおらず、おまけに目も見えない店主ですが、その誠実さや人の良さに心を惹かれました。
 とても感動!とか、すごく泣ける!というような内容ではないのですが、読んでいて心が洗われていくような感じがしました。ほんわかと、包み込んでくれる本です。

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2021年07月05日

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三作目ともなると、モノ視点でのストーリーにもさすがに飽きてきてしまうのは否めない。初期に比べると話もやや込み入ってきて、すんなり読めない気がする。

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2021年04月26日

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新しいメガネをかけたけどまだ目が慣れず、視界がぼんやりしたまま気がついたらフィットして視界がクリアになっている、どの章もこんな感じ。
最初からものがたりにすぽっと入れるのではなく、えーと、これはだれ目線?人やらモノやらどっちやら?と探りながら読み進めて、そういうことね、ふむふむとなってから自分の中でスムーズに話が展開して話が終わる。どの章も心温まる。うまく言えへんけど、殺陣が全くない人情ものの時代劇を見ているような。

面白いとも、良い本とも違う、なんかええわぁこれという一冊でした。

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2021年01月31日

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認知症になりかけの老女の話、落ち目の作家の話など今回もじんわりと気持ちのあったかくなる物語の数々。ただ桜原さんは、ちょっと厄介。霧島さんの事が好きなんだと思うけど‥‥続編で決着がついてほしいな。それから、やっぱり石鹸さんとお母さんに再登場してほしい。

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2020年03月10日

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シリーズもののようですが、本作が初読です。
憂いがあり、切なく、優しく、いとおしく、穏やかな気持ちになる一冊でした。

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2019年12月02日

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ネタバレ

*一日百円で何でも預かります。東京の下町でひっそりと営業する「あずかりや」。13年前に封筒を預けた老女の真実、鳴かず飛ばずの中年作家はなぜか渾身の一作を預けようとし、半年分の料金を払って手紙を預けた少女と店主が交わした約束とは……。ベストセラー待望の第三弾*

相変わらずの、ゆったりと優しい世界。
ただ…前2作と比べると、やや勢いと奥行きのなさを感じてしまい、物足りない読後感。シリーズものあるあるとは言え、ちょっと寂しい。

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2019年10月10日

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ノミ視点に驚き(笑)ノミに対して切ない気持ちになるなんて、一生ないと思ってた。
そして、家にも長らく時を刻み続けてる振り子時計がいる。大切にしていこう。

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2019年08月19日

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