あらすじ
ひとりぼっちの少女とコンビを組み、失踪した三毛猫を探すことになった天才弁護士・百瀬太郎。忙しさのあまり婚約者の誕生日に気づかず、彼女はイケメン幼なじみと急接近! さらに次郎と名乗る弟までが現れて……。やっかいでかけがえのない人たちのために悩み、奔走する百瀬。絶好調、癒されるミステリ!
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シリーズ4作目。
シリーズ通して登場していた人物が離れていく気配もあり、少しずつ周囲の環境は変わっていく中、猫弁の百瀬を取り巻く環境は変わらず優しい空気が流れている作品。
ほっこり読めるシリーズ作品。
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このシリーズにすっかりハマりました。
ほのぼの、ときどきウルウルします。
春美ちゃんと赤坂君意外と上手くいくような気がします(笑)
亜子ちゃんの懐の深さは尊敬します!
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ラストで百瀬が亜子さんにアプローチするのが何とも幸せな気分にしてくれた。
不器用だけど、誠実という言葉では語りつくせない実直さみたいなものが素敵でした。
解雇された晴美さんは?
アパートがなくなるって?
最終巻が楽しみです。
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とても良い作品でした。シリーズ物で毎回登場人物が最後良い方向(しあわせ)に終わるので、読んでいて気持ちが良かったです。
過去の作品の登場人物も出てくるので、間を置かずに読んだ方がオススメです。
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相変わらず人が良い猫弁に心が温かくなる。たくさん遠回りはするけれど、けっしてムダじゃないし、それを時間をかけてもぶつかりあっても理解してくれる人がいる猫弁は幸せ者。
次が待ち遠しい‼
H27.4.12~4.15
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2015/4/13
このシリーズがあと1作で終わってしまうなんてイヤだ。
猫弁先生をもっと見ていたいのにお別れなんてイヤだ。
なんだろう、この得体の知れない感情。
思いつく中で一番近い言葉は畏怖かもしれん。
でも敬遠する感じはないの。
何?
言葉が出てこなくてもどかしい。
猫弁先生は始めての感情のスイッチを押してくるのだよ。
そこもっと押して欲しいのにあと1作。
私は卒業したくないのに。
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猫弁シリーズ第4弾。
今回は(も?)猫の誘拐疑惑事件に取り組む百瀬。
不登校の小学生京子や張り紙事件犯人の少年、完太とのやりとりが父親のように温かく、百瀬っていい家庭を築けるんじゃないかと感じた。
感じたけど、やっぱり亜子への接し方が不器用過ぎて、終盤までほぼ放ったらかし状態だったのは百瀬が百瀬だからなんだろうと苦笑いだった。
登場人物がそれぞれ様々な方向へ動き始めているラストでは少し切なくもなった。
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猫弁シリーズの4冊目。
いつもどおりのほんわか、むずむず、ドキドキな話の展開ですが、最後の方で、百瀬さんの身に危険が?って感じの、次回作に向けて(?)の伏線か?があって、すぐに次回作を読まねば!とさせるところがなんとも巧みです。
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弁護士百瀬太郎は人柄もよく頭脳明晰だが、自己肯定感と恋愛偏差値は絶望的に低く、一年越しの婚約者大福亜子との仲は遅々として進展しない。
本巻でも間の悪さから亜子の誕生日に大失敗し絶望に陥るが、亜子の無限の包容力に救われる。
切羽詰まった百瀬の映画「卒業」のダスティンホフマンを地で行く行動には目を見張る。
百瀬(と亜子との仲)ほこれで一皮むけるのだろうか。(期待薄)
事務所ドアへの貼り紙少年や迷い猫の相談を持ってきた少女、百瀬の中学時代の恩師など、百瀬の周りには新たな面々が加わる。
反対に亜子の同僚の寿春美は寿退社で海外に移住する。
このまま退場すると亜子の周囲が淋しくなりそうだが。
「先生(百瀬)といる人が幸せになるんじゃないか」という科白が出てくるが、百瀬は逆に周囲からの深い愛情に囲まれていて、シリーズの大きな魅力になっている。
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過去作品の諸々が
なんとなく解決して行きつつ、
新たな謎の種が埋め込まれた感じ。
個人的には喫茶店の梶くんが好き(笑)
傍観者感がいい感じ。
きっと二人は決して気づくことはないんだろうけど。
百瀬くん、ついに愛を認識する。
たくさんノート書いてる姿がまた微笑ましい。
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なんといっても、百瀬さんが卒業するシーン。よくやった! 締まらないのがまた百瀬さんらしい。
今回は一作目の野口美里さんが再登場。さらに沢村くんも。
若干謎を残し、最終巻に続く。
シリーズ四作目です
猫弁シリーズ四作目です。
うーん…このシリーズはなん作目かわかりにくい…
間違って三作目の前に読んでしまって、
話が繋がらないな?
と思いながら読んでいましたが、それでも大丈夫です!
問題無く読めます!
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前に進もう!前に進もう!と思う百瀬と仲間達が優しい言葉で、優しい心で踏み出す素敵な一冊です。この本を「優しい」以外で表せないぐらい、優しい本。人との繋がりや、自分の発する言葉に常に優しさを忘れないでいたいなぁ。子供を亡くした七重さんの場面、梅園とりんごの木、美里と京子、弁護士になったトウメイくん。うわ~て言う驚きはないけど、全部繋がっていて、その繋げ方が又、優しいんです。読み始めたら終わるのが寂しくなるシリーズです。
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いままでのシリーズで一番面白かった!!!本当に星5まであと一歩!
今回は三毛猫のエリザベス・アイザッハ・メアリーちゃんの謎がメイン。前出てきたときはちょっと嫌な感じだった野口美里が再び登場して、いい味を出してた。お金持ちすぎて感覚が違うだけで、根はいい人。なんか憎めない。
ふたりの子供たちもかわいい。特に百瀬と京子の絡みが微笑ましかった。
百瀬と亜子がいつも行く喫茶店のウェイターもいい。特に百瀬のアイスコーヒーも三杯目から無料にしてくれるのがくすっとした。登場人物それぞれが本当に魅力的。
百瀬が亜子との付き合いによってどんどん人間らしくなっていく様子がじーんとする。まわりの人の「壁紙」じゃなくなれて本当によかった。
ついに次巻で最終巻になっちゃうみたいだけど、終わってしまうのを寂しく思うと同時にいままではられた伏線がどう回収されていくのか楽しみ!
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天才弁護士・百瀬太郎が主人公のシリーズ第4弾。このシリーズは,シリーズを通して脇役の使い方がうまく,今回は,1作目に登場した野口美里が再登場。隣に住む少女が拾った猫,エリザベス・アイザッハ・メアリーが誘拐されたという事件の依頼をする。
今作の主たる事件は,この猫の誘拐事件。サブとして描かれるエピソードは,大福亜子のことを好きな,赤坂隼人という好青年が現れるという話,寿春美がナイス結婚相談所をクビになるという話,自分が,百瀬太郎の弟だという,百瀬次郎という男が現れる話など。
今回は,メインとなる猫の誘拐事件が,ミステリというほどのものでもなく,さらっと描かれている。エリザベスは猫弁にあこがれる小学生,石森完太の飼い猫だったというオチ。サブとなるエピソードも,そもそも今回は,百瀬と大福があまり出会わないので,メインのエピソードの流れを遮らない。中盤は,大福が百瀬より赤坂を選んだかのように見える描写があったり,寿春美がナイス結婚相談所をクビになるエピソードがあったり,百瀬太郎の弟だと称し,偽物が百瀬太郎の家に泊まるなど,やや暗めのエピソードが多い。最後は,赤坂と寿春美がお見合いをし,結婚するなど,読後感のよい終わり方をするが,3作目までとはやや違う印象がある。
百瀬の弟の伏線は回収されず,シリーズ最終作に引っ張られる。
キャラクターの魅力は,これまで以上に見事に描かれている。ヒロイン的位置づけの少女,滝之上京子,石森完太,野口美里,赤坂隼人,上安里先生…といずれもいきいきとして描かれている。
ストーリーは,もはやミステリ的な要素はほとんどないが,すっきりしていて読みやすい。トータルでは★4を挙げたい。1作目から4作目まで,徐々に完成度が上がっている印象。ラストが楽しみだ。
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シリーズ第4弾。このシリーズは、全体的に時間が流れてるので、前から読んだ方がいいんだけど、私は2、1と来て、なぜか3が飛んで4になり、おまけに間が1年半近く空いたので、しばらく話が見えなかった。でも、思い出してくると、なかなか面白い。楽しかった ^_^
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仕事では、テキパキと処理していくのに、自身の結婚に関してぼんやり過ぎるのは、少々不自然。考えすぎてうまくできないならいいかもしれないが、結婚式や入籍に思い至らない設定は、弁護士という職業と相いれないと思う。ということで星ひとつ減ですが、面白いことは面白いです。
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ところどころで感じる百瀬の成長。
そう、あなたが大福さんを幸せにするんじゃない、
あなたの隣に居る人が幸せになるんだよ。
そして、京子ちゃんの気持ちに寄りそう姿勢。完太くんへの
包容力のある対応。
百瀬ならではです。
なんてすてきな事務所の野口さんと七重さん。
謎解きとしては、謎解き、都合よくない?と、ツッコミいれたいところですが、これは違う話と思うと
感涙です。
ああ、亜子さんのお母様は何でもわかっているのですね
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猫弁シリーズ第4弾。
百瀬と亜子さんはどうなってしまうんでしょうねぇ…
デートよりも依頼人優先ではないですか?
お馴染の登場人物に再会できるのは楽しいこと。
みんな幸せになって欲しいなあ。
エデンのウエイターが、地味にいい味出しています。
読者側のお仲間でしょうか?見守る立場で。
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猫弁シリーズ第4弾。
身代金を要求された行方不明の三毛猫を探すお話で、内容はシンプルだが、大福さんと猫弁先生の恋の行方や少女と少年の家庭事情、寿さんの婚活といったように、ところどころにスパイスを効かせながら進んでいくので面白い。
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失踪した三毛猫を探す少女、婚約者の大福亜子、法律事務所を手伝うイタズラ好きの少年、百瀬次郎と名乗る赤毛の青年。天才弁護士・百瀬太郎のもとには、問題を抱えた人たちが次々にやってきて…。「猫弁」シリーズ第4弾
シリーズも4作目となるとすっかりキャラクターに馴染んできた。本作は子どもたちなどわき役の存在が特に光り、物語も退屈しない展開だった。猫弁の「弟」まで登場し、それが次作への伏線を感じさせ、今後への期待が高まった。
(B)
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今回は比較的小さな事件ですが、猫弁らしい話でした。
この本全体のテーマとしては「卒業」なのかな。終盤にかけて猫弁の周りの人々の卒業が続けて描かれます。シリーズの終わりを匂わせていて、寂しくも感じます。
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猫弁、続編の文庫はそろそろかな?なんて思ってたら新刊のところに並んでたので買ってきました。
相変わらず、「つながりすぎでは?」なーんて思っちゃうような箇所もあるんだけど、なぜか読めちゃう。
百瀬のキャラのせいかな。
弟の謎は次回で解けるのかな?
余談ですが私、この本は猫弁第3弾だとばかり思ってたら第4弾だった!
あれ? うちには2冊しかない…。
文庫になってるのがもう1冊あったなんて知らなかった!
順番間違えて読んだーと、かなりショック。
なんか「そんなことあったっけ?」的なエピソードが出てきたような気もしてたんだよなあ。
Posted by ブクログ
今回も安定のおもしろさ。
おもしろさ、というより優しい気持ちになれる素敵なシリーズです。
個性的な人々が
それなりに悩みながら生きているのに、なぜだかほんわかする。
さらりと読めてお気に入りです
Posted by ブクログ
【2016年3冊目】
最終巻に向けてのこれまでのダイジェストプラスちょっとニューストーリーといった感じです。
最終巻はどんなハッピーエンドになるのかな?!(^-^)
楽しみ♫
Posted by ブクログ
猫弁シリーズ第四作
次巻が最終巻とのことで、クライマックスに向けて、猫弁の周りが片付いた感じ。
周りの誰もがじりじりとし、応援したくなる猫弁
そばにいるだけで人が幸せになる猫弁
最終巻に期待