大山淳子のレビュー一覧
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二宮光二郎(75)は、元理科教師で趣味は分解。最近少し記憶があやしい。そんな光二郎が、草刈り中の老人を刺したという話家族のもとに飛び込んできた。冤罪を晴らすため、孫であり浪人生のかけるは家族と、周囲のじいさんばあさんも巻き込んで光二郎と奔走する。
大山さんのお話は、どれもキャラクターが魅力的です。...続きを読むPosted by ブクログ -
大山さんが書く時代ものに興味を惹かれて読んでみた。
人の心の動きをしっかり、かつどこか軽妙に描写するところは猫弁と共通するところがあるかも。
忍術のバリエーションを増やし、重姫も時々仲間に加わったりするシリーズになったら面白いだろうな。Posted by ブクログ -
あずかりやさんシリーズの4冊目。
今回は今までよりもあずかりやさんの登場時間が少なかったように感じました。その分、あずけに行く人ことを手厚く描いているなと思いました。
あいも変わらずあずかりやさんのまっすぐなところにじーんときてしまいました。なんだか読んでいて心が洗われます。
まだまだ続いてほしいシ...続きを読むPosted by ブクログ -
政治のダイバーシティー、日本の森林と林業。
を取り上げながら、生活者目線を離れず猫弁らしい展開。太郎と亜子の関係は、少しずつ進んでいる。猫弁は多くの人と関係を作っている。もりりんなど、魅力的な人もいるので、またどこかで登場してもらいたい。Posted by ブクログ -
穏やかなときが流れるあずかりやさん。見守るものたちの優しい視線が心地よい。この店に持ち込まれたものたちにまつわる物語に今回も引き込まれた。
なかでも、「かちかちかっちゃん」と「彼女の犯行」がよかった。
「ねこふんじゃった」「スーパーボール」「青い鳥」「かちかちかっちゃん」「彼女の犯行」Posted by ブクログ -
一日百円でなんでも預かる「あずかりやさん」。
当初20歳そこそこだった店主の霧島も、もう30歳。
本書の中で、あれよあれよと時が経って少々戸惑ってしまったが、大人になっても芯の部分は変わらない。
全盲でも、「清く、正しく、美しく」に、更に磨きがかかっているように思う。
特に今回はホロリとさせられたお...続きを読むPosted by ブクログ -
猫弁シリーズ2作目。
主人公百瀬の人柄にどんどん惹かれていきます。
事件そのものの解決に向かう面白さもありますが、まわりの人達も魅力的。
毎回優しさに包まれていて、3作目が早く読みたい。Posted by ブクログ -
猫弁シリーズの1冊目。
間違った方向に進んでいた登場人物達が最後には正しい方向に歩みだします。
百瀬の誠実な仕事ぶり、人間性がみんなを幸せにしていく、最後はスッキリした気持ちになれるお話でした。
次のシリーズを読みはじめよう。
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第3弾
今作も店主の人柄に温かい気持ちにさせてもらいました。(語り手が予想外だったお話もありました!?)
「スーパーボール」と「かちかちかっちゃん」がとても良かったです❁⃘*.゚Posted by ブクログ -
この物語では店主目線は語られない、だからこそ語り手から店主の人物像がえがかれるのだがこの時何を思っていたのか、何を感じていたのかは本当のことは誰も知らないだからこそ想像し語り手と同じように見守るような気持ちで読みました。読むと優しくなれるおススメの小説です!Posted by ブクログ
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今回は法廷のシーンがあり、ちょっとかっこいい百瀬が見られる。
が、全体を通して不在がち。
内容とは関係ないが、帯などに書かれている紹介文が変。
毎回、ほっこりだの癒しだのと紹介されているが、これを読んで癒されたことはないし、人間の闇、社会の暗部を扱っていたりで、ほっこりとは程遠いと思うが。Posted by ブクログ -
第2弾
前作で登場した文机やオルゴールが、あずかりやさんにやって来た経緯や店主である桐島くんの過去を知ることができました。
「海を見に行く」がとても良かったです❁⃘*.゚
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すれ違い、勘違いがもどかしい。
だんだんつながる事件、こっちにはわかってるところもあり、もどかしい。
動物も人間も一生懸命でちょっと泣ける。
あと、格好いい女性が多いが、三千代さんは最強。Posted by ブクログ