大山淳子のレビュー一覧

  • 赤い靴

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    表紙に惹かれた。いわゆるジャケ買いの1冊。和田慎二のマンガ『銀色の紙の亜里沙』みたい。
    がっかり感もなく、最後は救われた感じもあり、秀作。

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    2019年07月09日
  • 猫弁と少女探偵

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    前に進もう!前に進もう!と思う百瀬と仲間達が優しい言葉で、優しい心で踏み出す素敵な一冊です。この本を「優しい」以外で表せないぐらい、優しい本。人との繋がりや、自分の発する言葉に常に優しさを忘れないでいたいなぁ。子供を亡くした七重さんの場面、梅園とりんごの木、美里と京子、弁護士になったトウメイくん。うわ~て言う驚きはないけど、全部繋がっていて、その繋げ方が又、優しいんです。読み始めたら終わるのが寂しくなるシリーズです。

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    2019年01月20日
  • イーヨくんの結婚生活

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    猫弁が好きで流れで手に取った作品。

    大山サンらしい一冊。

    ふんわりした中に芯が通ってるイーヨくん。優しい母の語り口。
    一人一人が何かを抱えてる姿を、流れるように書く感じ・・・と言えば良いのかな?(汗)少し変わった人物を優しく描く大山サン、やっぱり好きです。最後、イーヨくんの幸せな時間を見れて良かった。

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    2019年01月20日
  • 赤い靴

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    本屋でジャケ買い、初めて読む作家さん。

    冒頭の上流家庭の優雅な雰囲気から惨殺シーンの悲惨さへ、櫂との生活では大自然と葵の成長が頼もしく、下山後からは推理小説的な展開と章ごとに雰囲気を変えながら進行していき、ワクワクしながらページをめくった。

    葵の「皆が傅く美しさ」ってどんな感じだろうか?色んな女優さんをイメージしながら読んでいた。自分の中ではエマ・ワトソンが一番しっくりくる(日本人ではないが…)

    ただし後半は少し残念、そもそも登場人物が天才学者とか総理大臣とか大手建築事務所の社長の娘とか立派な人が多過ぎるのに加えて途中から結論が読めて来て尻すぼみない感じもした。

    章ごとに登場人物を変え

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    2018年11月28日
  • 赤い靴

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    よくある殺人事件と思いきやの
    奇想天外で怒涛の展開に興奮し
    どんどん期待がふくらんだのに
    後半、案外普通だったのが
    肩すかしだったかも。

    葵と櫂の生活編がよかった
    「ボイドシェイパ」を彷彿させるようで
    このままこの世界に浸りたかったくらい。
    ここまでいろんなことを仕込まれた葵を
    もっと活躍させてほしかったなぁ。

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    2018年11月24日
  • 赤い靴

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    物語の中にも出てきたが巌窟王的な面白さがぐいぐい読ませる.かろうじて生き延びた少女が復讐を道しるべとして成長する姿に胸を締め付けられ,応援せずにはいられなかった.また,登場人物の人間を突き抜けている部分が凄くて,山に隠棲し縄文人のように暮らす興津櫂,邪魔な人間は排除して総理大臣に上り詰めた早乙女頼通,もちろん主人公の葵も含めて本当にこんな人いるかしらと思った.だから,精神科医の語り手の普通具合が好ましく,彼女をかばった笹本の母親の暖かさに癒された.

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    2018年11月21日
  • 赤い靴

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    ネタバレ

    目の前で母親を殺害された7歳の葵。そしてその後、山で老人と10年暮らすことに。その生活の異様さとそこで得るもの。この物語はどこへ向かっていくんだろうという展開とぐいぐいと引っ張られていく力。1人の少女の人生と少女に関わりを持った人たちの人生。山での生活が葵に与えたもの、そこで作られた人格。葵にある秘密。これまでとこれからの葵を分ける出来事。ずっと抱えてきたもの。生きてきた意味。生きていくこと、死んでいくこと、生まれた場所、たくさんのものを問われているような物語。

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    2018年11月11日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    アンソロジーはあんまり読まないけど、こういうのもいいもんだ。
    それぞれ文体に個性があってそれも楽しめた。
    今まで読んだことない作家さんも、これをきっかけに手に取ってみようと思う。

    カフェスルス、すてきだなあ。
    こうやって仲間とわいわい夢を形にしていくのが楽しそうで羨ましい。

    商店街の店どうしの繋がりも描かれていて面白かった。

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    2018年11月10日
  • 赤い靴

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    葵が痛々しく、どうなるか気になって一気読み。
    最後は…良かったのかな?

    しかし、「お兄ちゃん」あっさりやな。

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    2018年10月23日
  • 赤い靴

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    冒頭読み進めるのが苦痛で途中でやめようかとも思ったのですが、カイが登場してから俄然面白くなり、長編ですが中盤からはグングン引き込まれて、予想と全然違う終わり方も好印象でした。面白かったです。

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    2018年10月09日
  • 光二郎分解日記 相棒は浪人生

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    主人公の光二郎老人の行動がなかなか掴めなくて、前半はどうにも乗り切れなかった。行動は読めないし、何言ってるかわからないしね。中盤以降は面白かったな。

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    2018年09月24日
  • 原之内菊子の憂鬱なインタビュー

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    ネタバレ

    自分は人の話を聞くのが好きだし、人に話すのも好きだ。
    つまり雑談というコミュニケーションが好きだ。新聞記者のインターンをしたのも、きっとそれが関わってると思う。

    人に何か聞くときは大体にして好奇心と興味が理由なので、「自分はあなたの話を聞きたがってますよ!」と伝える為に相槌をうつのだけど、主人公の原之内 菊子に相槌は必要ない。ただ、「はあ、へえ」と言ってるだけで一方的に相手が話してくる特殊な体質だ。

    作中に根っからの悪い人ってのは出てこなくて、みんなどこかにユーモラスが備わってる。
    自分が練馬在住なので練馬のにんじん畑の話には笑ってしまった。作品中に優しさが溢れてるから安心して読み進んでし

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    2018年09月09日
  • 光二郎分解日記 相棒は浪人生

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    とにかく、自分の興味のまま動く光二郎じい。
    そのぶれない姿勢に、周囲も光二郎を受け入れている。

    光二郎が理科の先生ということで、若干のガリレオ風味もありながら、巨悪や凶悪犯がでてこない、普通の町で起きた事件から、事情や心情を考慮しない(ようにみえる)光二郎によって、関わる普通の人の事情と心情が明らかになる。

    光二郎は、このどうなる?次が気になる。
    光二郎を追い出した形になった、五七五口調が混じる雪江の今後の行動も気になる。

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    2018年07月29日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    こういうオムニバス形式のものには手を出していなかったけど、先日、3時のおやつを読んで、なかなかいいかもな…と思って読んだ。結果、とても面白かった。ハズレもなく、小さな繋がりを見つける楽しさもあった。軽いものばかりがあっさり詰まっているのでは?と思ってたけど、どれもしっかりした話だった。よい意味で作者が競い合うのかなぁ。

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    2018年07月21日
  • 原之内菊子の憂鬱なインタビュー

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    テーマは面白い。よくこのテーマでここまでまとまってるなと思う。展開はやや唐突な感じもする。まぁコメディタッチだし、ちゃんと面白いけど。

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    2018年07月13日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    これも大阪で買ってきた一冊。
    以前から読みたいと思っていた本です。

    スカイツリーを見上げる下町のかたすみに、
    ひっそりと息づく商店街がありました。
    それがー『明日町こんぺいとう商店街』。

    明日町こんぺいとう商店街を舞台にした7つの物語。
    七人の作家さんのアンソロジー。

    大島真寿美 『カフェスルス』
    大山敦子  『あずかりやさん』
    彩瀬まる  『伊藤米店』
    千早茜   『チンドン屋』
    松村栄子  『三波呉服店ー2005-』
    吉川トリコ 『キッチン田中』
    中島京子  『砂糖屋綿貫』

    読んだことのある作家さんは、彩瀬まるさん、中島京子さんの二人だけ。

    どの物語も心がほんわかします。

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    2018年06月06日
  • 猫弁と指輪物語

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    無類のお人好し、心優しき猫専門弁護士「猫弁」こと百瀬太郎が受けた依頼は、

    鍵のかかった部屋で妊娠していた猫のお相手探し。

    7歳の誕生日、施設に太郎を預け失踪した母の教えを守って、猫弁は今日も空を見上げる。


    サスペンスやハードボイルドを立て続けに読んだ後は、
    優しく癒してくれるミステリーを読みたくなる。

    サスペンスものは、スピーディーでギョッとするような
    展開の連続で、どうしても心が緊張してしまうから。

    リハビリめいた時間を過ごすのにぴったりの作品。

    「猫弁」シリーズの3作目。

    1作目から心をわしづかみにされた。いや、「わしづかみ」という
    表現では乱暴すぎる。

    ふんわりと柔らか

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    2018年04月20日
  • 猫弁と指輪物語

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    シリーズのなかで最初に読んだ本。
    ほっこりという本でありながら最後まで読者をひきつけるのがうまい。
    個人的には最後の、10ページの白川みうみうの回想や思いがつづられているところが大好き。
    野呂のように何度も何度も同じことを挑戦し、失敗を繰り返す。そして今だなお、掴んでいない。
    それがどうした?あきらめずにいること、挑戦し続けることほど難しいことはない。自分を褒めるべき、鼓舞するべきである。ジーンときて、大切なことを教わった。

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    2018年03月09日
  • 光二郎分解日記 相棒は浪人生

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    ミステリーの部分より登場人物のキャラクターに惹かれて読んでしまったって感じです。みんなのその後が気にかかるので次巻も読みます。

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    2018年03月31日
  • 猫弁と少女探偵

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    いままでのシリーズで一番面白かった!!!本当に星5まであと一歩!
    今回は三毛猫のエリザベス・アイザッハ・メアリーちゃんの謎がメイン。前出てきたときはちょっと嫌な感じだった野口美里が再び登場して、いい味を出してた。お金持ちすぎて感覚が違うだけで、根はいい人。なんか憎めない。
    ふたりの子供たちもかわいい。特に百瀬と京子の絡みが微笑ましかった。
    百瀬と亜子がいつも行く喫茶店のウェイターもいい。特に百瀬のアイスコーヒーも三杯目から無料にしてくれるのがくすっとした。登場人物それぞれが本当に魅力的。
    百瀬が亜子との付き合いによってどんどん人間らしくなっていく様子がじーんとする。まわりの人の「壁紙」じゃなく

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    2018年02月04日