大山淳子のレビュー一覧

  • イーヨくんの結婚生活

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    ふらりと寄った書店で猫弁を探したところ見つからず、代わりに置いてあった本。
    「頼まれごとを断らない」主人公の本と帯に書いてあり、先日上司からなにげなく放たれた、『人がいい』という私の性格とだぶってしまい、購入。

    結論。
    なんだよ、イーヨくん人がいいわけじゃないじゃん。ぜんぶこなせるんじゃん。
    私とちがうんじゃん。

    学んだ。
    できることにしか、いいよって言っちゃダメなんだ。
    もっと自由に、好きなことだけに、いいよって言わなきゃいけないんだ。
    自分の気持ちに正直にならなきゃいけないんだ。

    あてはまらないときは、いやだよって、言わなきゃいけないんだ。

    いやだよ、を言うことが
    幸せにつながると

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    2017年01月29日
  • イーヨくんの結婚生活

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    ネタバレ

    2016/11/29
    前半イーヨくんにイライラするけどすべては結末のため。
    最後の「いやだよ」のため。
    こんな幸福な「いやだよ」があるだろうか。

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    2016年12月04日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    7名の作家さんの、商店街をめぐる連作
    たぶんモデルはあそこの商店街だと思うんだけど、閉まるの早いから違うかな
    こういう商店街は通り抜けるだけでも楽しいと思う

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    2016年11月17日
  • イーヨくんの結婚生活

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    猫弁の主人公と似ているが、猫弁にはない憂いを纏っている。最後は大山さんらしいホロリとする結末。おススメ。
    あらすじ(背表紙より)
    五人兄弟の長男をとつぜん亡くした夏目家の通夜に、長男の婚約者を名乗るおばさん妊婦が現れた。親代わりに五人を育てた伯父夫婦の苦肉の策は、どんな頼まれごとでも「いいよ」と引き受ける末っ子・伊代太との無茶ぶりすぎる結婚!圧倒的人気「猫弁」シリーズ著者真骨頂、涙と感動のラストがあなたを待つ。

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    2016年10月10日
  • イーヨくんの結婚生活

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    心が開いている時、この世は美しい。
    薫が追い求めていた幸せのかたち。
    「いいよ」しか言わないイーヨくんの伊代太が、一度だけ「いやだよ」という場面。
    第五章がすごくいい。幸せな気持ちになれる。

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    2016年09月06日
  • イーヨくんの結婚生活

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    何でも「いいよ」と受け合ってしまうイーヨくん。周りのキャラも含め、現実離れした設定ばかりであるし、イーヨくんを良いように利用しようとする人間のあざとさも見え、途中ヒヤヒヤしながら読み進める展開が続いたけれども、最後は上手く収まって、何とも心温まるイイお話になっていた。「猫弁」といい、何かもう本当に皆、幸せになって、と願わざるを得ないキャラを毎回作ってくる著者に感嘆。

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    2016年07月05日
  • イーヨくんの結婚生活

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    おもしろかった!

    登場人物の紹介ページ、名字が文豪だらけ(一人は名前の呼び名までそのまま)でいきなり笑ってしまった。

    伊代太と母・小春の「寝てもいい?」「いいよ」の会話の心情が、それぞれの側から語られていて心に響く。

    最後まで読者を引っ張る要は薫の存在が大きいが、小春さんの語るラストの六行の文章がとても素晴らしい。なんだか自分の心がきれいになった気がする。

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    2016年06月06日
  • 猫弁と少女探偵

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    今回はいろんな意味で成長が多く見られたなあ。
    こういうところがシリーズモノの良さだと思う。
    猫弁ファンなら満足間違いナシです。

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    2016年06月02日
  • イーヨくんの結婚生活

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    面白かったー。
    続きが気になって一気に読んでしまった。
    なんというか、亡くなった長男の婚約者を、五男に押し付けるって今時どうなの?っていう感じだし、その婚約者の厚顏ときたら!と思いつつ上手いこと、事柄が絡み合い、なるほどねーというとこに収まり面白かった。

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    2016年05月20日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    7人の作家が、「こんぺいとう商店街」を舞台に、主人公を変えながら送るリレー式の短編集。じつは、もっとファンタジー色の強いものかと思っていたのだけれど、まったくそんなことはなく。まるで同じ人が書いたかのように、すんなり読めました。

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    2016年03月25日
  • 猫弁と少女探偵

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    やはり安定した面白さ。
    読みやすく、個性のあるキャラクターが多いため、面白い。
    ただこれまでの作品と比べると、星を一つ減らした。

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    2016年03月14日
  • 猫弁と指輪物語

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    相変わらずほっこりとする内容。
    旅行の話は「まじでか?」っと思ったけど結果オーライかな。
    まだまだ続きが気になります。

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    2016年02月20日
  • 猫弁と少女探偵

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    ネタバレ

     天才弁護士・百瀬太郎が主人公のシリーズ第4弾。このシリーズは,シリーズを通して脇役の使い方がうまく,今回は,1作目に登場した野口美里が再登場。隣に住む少女が拾った猫,エリザベス・アイザッハ・メアリーが誘拐されたという事件の依頼をする。
     今作の主たる事件は,この猫の誘拐事件。サブとして描かれるエピソードは,大福亜子のことを好きな,赤坂隼人という好青年が現れるという話,寿春美がナイス結婚相談所をクビになるという話,自分が,百瀬太郎の弟だという,百瀬次郎という男が現れる話など。
     今回は,メインとなる猫の誘拐事件が,ミステリというほどのものでもなく,さらっと描かれている。エリザベスは猫弁にあこが

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    2016年02月16日
  • 猫弁と指輪物語

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    ネタバレ

     天才弁護士,百瀬太郎が主人公の「猫弁」シリーズ第3弾。第1弾,第2弾は,キャラクターは非常に魅力的だったが,話の構成がもうひとつで,惜しいと感じていたが,「猫弁と指輪物語」は,前作,前々作に比べると話がすっきりしていて読みやすかった。今回,中心となる話は完全密室飼育のセレブ猫の妊娠事件。いつものように,この事件だけでなく,百瀬太郎と大福亜子が,エンゲージシューズを買うために秋田旅行に行くというエピソード,獣医,柳まことのもとに,美形のトラック運転手が猫を持ち込む事件,柳まことがニシキヘビ関係で訴えられそうになる事件などが描かれている。
     今回の話がすっきりしているのは,主となるセレブ猫の密室

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    2016年02月14日
  • 猫弁と少女探偵

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    シリーズ第4弾。このシリーズは、全体的に時間が流れてるので、前から読んだ方がいいんだけど、私は2、1と来て、なぜか3が飛んで4になり、おまけに間が1年半近く空いたので、しばらく話が見えなかった。でも、思い出してくると、なかなか面白い。楽しかった ^_^

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    2016年01月17日
  • 猫弁と魔女裁判

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    とても良い話でした。
    1~4巻までの流れから、いきなりヘビーな案件となったので、一体どうやって終わるのかとはらはらとしていましたが意外な展開で後半ちょっぴり涙がにじみました。
    相変わらず読みやすくて、疲れたときには最適な内容です。文章としては、ややさっぱりしすぎなところも感じますが、そんなことは最後の大団円で忘れてしまいました。
    百瀬先生に幸あれ!

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    2016年01月13日
  • 猫弁と指輪物語

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    【2016年2冊目】
    本作もほのぼのとしたゆる〜いラブストーリーとメインストーリーが抜群にマッチングしております(o^^o)

    七重さんの猫弁への心遣いと若き日の野呂さんの恋愛の下りも絶妙なアクセントですね!

    4作目も近いうちに読みたいと思います!

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    2016年01月10日
  • 猫弁と透明人間

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    【2016年1冊目】
    前作を読んだのが約4年前で、その時はあんまりハマらなかったんですが、本作を読んでハマりました(^-^)

    猫弁こと百瀬太郎と大福亜子の恋愛模様とメインストーリーのバランスが絶妙です!
    早速、3作目も買いに行こうと思います♪

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    2016年01月04日
  • 猫弁と魔女裁判

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    ネタバレ

    最終巻が文庫化されていたを店頭で知り、慌てて買ってきましたよ。

    やっぱり私は親目線で見てしまうので、今回は大福さんのお父さんに泣かされました。

    猫弁は相変わらずで、向かない人にはとことん向かないタイプだとは思いますが、大福さんという素敵なパートナーがみつかってよかったな。

    そして最初からずーっと気になっていた猫弁のお母さん問題。
    やっと解決しましたが、そのお母さんが青い瞳にした理由って、何かありましたっけ……?
    別に瞳の色まで変える必要はなかったんじゃないの? な~んて、そこだけちょっとひっかかってしまいました。

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    2015年11月25日
  • 猫弁と少女探偵

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    ネタバレ

    仕事では、テキパキと処理していくのに、自身の結婚に関してぼんやり過ぎるのは、少々不自然。考えすぎてうまくできないならいいかもしれないが、結婚式や入籍に思い至らない設定は、弁護士という職業と相いれないと思う。ということで星ひとつ減ですが、面白いことは面白いです。

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    2015年11月11日