大山淳子のレビュー一覧

  • 雪猫

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    この世界をくれた女神を、命が尽きるまで愛そう-。真っ白な猫、タマオは少女に命を救われた。高校生になった少女は、ある日何者かに追われていた。タマオは塀の上を走り、あやしい男に飛びかかる。すると…。。

    猫弁シリーズの作者が他にどんな作品を書くのかと思って読んでみた。漱石の「吾輩は猫である」は神経衰弱になった漱石が猫語を翻訳したものという解釈は斬新だった。全体がかやや物悲しいトーンで語られ結末を暗示しているが、読後感は悪くなかった。
    (C)

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    2015年05月17日
  • 猫弁と指輪物語

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    天才弁護士・百瀬太郎に持ち込まれた依頼は「密室猫妊娠事件」。そこに盟友の動物病院を訴えたいという、新たな依頼が降ってきた。しかし百瀬は、当日に婚約者との秋田旅行を控えていて…。「猫弁」シリーズ第3弾。。

    シリーズ3作目。5年前に1作目を読んだ後、TVで2作目を観たため3作目から読み始めることにした。毒にも薬にもならない日常の謎系でホッコリするだけの話なのだけど、TVを観たせいか主人公ほかの姿かたちが浮かんで、5年前よりは楽しめた。
    (C)

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    2015年05月10日
  • 猫弁と少女探偵

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    猫弁シリーズ第四作
    次巻が最終巻とのことで、クライマックスに向けて、猫弁の周りが片付いた感じ。

    周りの誰もがじりじりとし、応援したくなる猫弁
    そばにいるだけで人が幸せになる猫弁
    最終巻に期待

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    2015年03月01日
  • 猫弁と少女探偵

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    シリーズ第4弾.このシリーズ,読んでいてとても落ち着く.猫弁には毎度,ハラハラするけど,不器用で実直な姿は憎めず微笑ましい.何より完全な人間などいないのだと安心できる気がする.いよいよ次が最終巻のようです.楽しみ.
    以下あらすじ(巻末より)
    ひとりぼっちの少女とコンビを組み、失踪した三毛猫を探すことになった天才弁護士・百瀬太郎。忙しさのあまり婚約者の誕生日に気づかず、彼女はイケメン同窓生と急接近!さらに次郎と名乗る弟までが現れて…。やっかいでかけがえのない人たちのために悩み、奔走する百瀬。絶好調、癒されるミステリー!

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    2015年02月22日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    こんぺいとう商店街の店を舞台にしたアンソロジー。
    カフェスルス、あずかりやさん、伊藤米店、チンドン屋、三波呉服店、キッチン田中、砂糖屋綿貫。

    店がメインのもの、人がメインのもの等作家さんにより色々です。
    伊藤米店(彩瀬まる)は主婦視点の話の中に米店が出てくる。
    日常から逃避したくて非現実的な事を想像しがちだけど、想像に使ってる相手も結局は普通の日常を生きてるんだよね…その辺の表現が上手いなぁと。「さらりと乾いた親しさ」とか。
    キッチン田中も恋愛色強め。そして切ない。

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    2019年05月26日
  • 雪猫

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    可愛く楽しく、そして切ないお話。
    猫目線の1人称でスラスラと読めました。
    1読目はちょっと短すぎるんじゃないかなって思ったけど、2読目して、ちょうどいいと思った。
    これを読んだら、今後世の中に存在するものの見方が変わります( *´艸`)

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    2014年02月12日
  • 雪猫

    Posted by ブクログ

    猫弁の著者が描く,少女に恋した猫、タマオの物語.タマオの一途な想いに胸が締め付けられる.読んでいると人も猫も一緒なのだと感じる.最後は切なすぎて,涙腺が・・・

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    2013年12月21日
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

    Posted by 読むコレ

    面白くないわけではないけど、まあまあかなぁ…という感想。
    萌絵がお嬢様すぎて、けっきょく最後まであまり感情移入できなかった(°_°)

    私自身が理系人間ということもあり、トリックの種明かしの場面では頭を回転させて「なるほど!」と、ワクワクしながら楽しく読めました。

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    2013年09月27日