大山淳子のレビュー一覧

  • 雪猫

    Posted by ブクログ

    猫が好きな作家の愛情を感じる、ということか。猫好きにはあるあるがたくさんだが、小説としてはどこまで猫の気持ちを表すか。その辺りが入り込めなかった理由だろう。我が家の猫とは同性だから、まあ違うかな。

    0
    2018年11月24日
  • 赤い靴

    Posted by ブクログ

    7歳で母親を目の前で惨殺された葵。
    山で櫂というおじいさんに拾われる。
    櫂が少女に与えたものは
    生きるに足るだけの食事と学問。
    櫂は少女を「あなた」と呼ぶ。
    やがて、櫂は亡くなり、少女は山を下りる。
    鬼退治のために。

    この山暮らしのところが一番面白かった。
    誰が悪いって父親が一番悪い!

    ちょっと読んでてむなしい感じさえしたけれど
    映画の「レオン」を思い出させた。
    全然違うんだけどね。
    おじさんと少女の組み合わせだからかなぁ。

    0
    2018年10月21日
  • 赤い靴

    Posted by ブクログ

    目の前で母親を殺された女の子が、人跡未踏の山中で暮らす老人の力を借り、知識・体力・気力を蓄え、母を殺した鬼を退治する。
    話としては悪くないと思うのだが、登場人物があまり好きになれない。
    主人公を筆頭に、どの登場人物も感情が乏しいといえばいいのか、何と言えばいいのか。。。。
    たんたんとしてしまって、盛り上がりに欠ける感じがした。

    大山さんといえば、心あたたまる優しい作品という印象が強い。
    私はそちらの方が好きかな。

    0
    2018年10月18日
  • 原之内菊子の憂鬱なインタビュー

    Posted by ブクログ

    その顔を見た者は皆、”自分語り”が止まらなくなってしまう。その能力ゆえに、強制的に隠されたホンネを聞かされてしまう原之内菊子。
    その時話すのは、その人がその時一番気にしていることだろう。

    ひとりで抱えて悶々とする人には、「原之内菊子」が最高の薬だ。話すうちに、自分で解決策を見出しそう。
    腹の内に溜めていた澱を吐き出し、きっと健康を取り戻すことができるだろう。

    会社に一人、「原之内菊子」がいて欲しい。

    0
    2018年07月28日
  • 雪猫

    Posted by ブクログ

    まるで猫の言葉や気持ちを理解できているかのような内容で、大山さんは本当に猫のことが好きなんだなと感じる作品。

    0
    2018年05月26日
  • 雪猫

    Posted by ブクログ

    本当にすごく切ない終わり方だった。
    同じ作者の猫弁シリーズを読んだあとに手を取った一冊だっただけに、その振り幅に驚いた。
    物語の前半はとてもテンポよく読みやすい。自分を死の淵から救ってくれた理々子を心から愛している猫のタマオ。彼女を大切に思うあまり、タマオは理々子の窮地には人間の姿となって何度も彼女を救う。しかし、人間の姿に変身できるのは夜の間だけ。しかも、それは自分の寿命を縮める行為だった。
    ありがちな設定かもしれないが、ラストが予想以上に切なかった。猫のタマオには理々子のいる世界が全てだけど、理々子にとってはそうじゃなかった。もちろんタマオのことが大事だけど、人間には人間の世界がある。

    0
    2018年02月09日
  • 光二郎分解日記 西郷さんの犬

    Posted by ブクログ

    おじいちゃんの超速口がの通訳ができるという取り柄でのみで世に貢献している浪人生かける。我が道が見つかったら大物になるのかな?家の掃除機も分解してきれいにしてほしい。

    0
    2017年11月12日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    【収録作品】一軒目 大島真寿美「カフェ スルス」/二軒目 大山淳子「あずかりやさん」/三軒目 彩瀬まる「伊藤米店」/四軒目 千早茜「チンドン屋」/五軒目 松村栄子「三波呉服店―2005―」/六軒目 吉川トリコ「キッチン田中」/七軒目 中島京子「砂糖屋綿貫」

    0
    2017年04月06日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    『あずかりやさん』は単行本で読んでいた。このお店は特殊だけど、不思議なお店ばかりが集まる商店街なわけではなく、地元を離れた息子・娘が戻って店を継いだり、幼馴染みがいたりと昔ながらの商店街のお話。

    0
    2017年03月07日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    明日町こんぺいとう商店街という架空の商店街の短編が詰まったアンソロジー。 各話がどことなく繋がっていて、思わずこの商店街の住人になった気持ちになる。 お気に入りの話は「あずかりやさん」「伊藤米店」。 どちらもほっこりする話である。特に伊藤米店は露店で売っているおにぎりが美味しそうで買いに行きたくなる。 「カフェ スルス」も歳取っても、きゃあきゃあできる人になりたいと思える一話である。

    0
    2017年01月30日
  • イーヨくんの結婚生活

    Posted by ブクログ

    幸せのかたち。
    人それぞれのかたち。
    どんなかたちでもいい。
    自分なりの意味が見いだせれば。
    自分なりに大切にしたいと
    思うことが出来れば。

    0
    2016年10月02日
  • 猫弁と指輪物語

    Posted by ブクログ

    宿泊施設にあったので、手にとってみた。
    シリーズもののようだけど、すんなり読めた。登場人物が皆良い人で、読んでてゆったりした気分になれた。
    他の巻も、手にとってみてもいいかも。

    0
    2016年08月21日
  • 猫弁と透明人間

    Posted by ブクログ

    百瀬先生は素朴でいい人そうだな。しかも、天才ってすごい。でも、コミュニケーション能力というかそのへんは・・・?さてさて、私は、今後大福さんと百瀬先生の今後が楽しみでしょうがない笑
    今回でてきた透明人間さんもいいね。

    0
    2016年08月21日
  • 猫弁と指輪物語

    Posted by ブクログ

    どうやらシリーズ第3弾だったらしいのですが、こちらから読み始めてしまいました。でも、すんなり読めました。こんな婚約者はいやだけど、それをちゃんと包み込めるあこさんはすごいかも。素敵な靴でよかったですね~。

    0
    2016年08月13日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    スカイツリーのお膝元の架空の商店街を舞台に、7人の作家さんがお店を開店、短編を繋ぐアンソロジー。

    まず設定が面白い。

    そして文体も手法もそれぞれ違うのに、なんだろう、違和感なく一冊まるっとアンソロジーとしてではなくひとつの作品としてまとまっている印象。

    それぞれの物語にちょっとずつ他のお話のお店が登場して、繋がっている感じがいい。

    よそのお店が出てくると、もう一回その店のお話に戻って読んでしまったりして、実際に商店街を歩くように、あっちこっち寄り道しながら読んでしまう本。

    そして最後のお話のラストのラストで、また一番最初のお店にお客さんを呼び戻しちゃうあたりが、うまいなぁ〜!

    一冊

    0
    2016年06月27日
  • 雪猫

    Posted by ブクログ

    途中までは引き込まれたしとても面白かった。
    でもなんか、なんか、なんだよな・・・私には涙の出る本ではなかった。
    設定上命が尽きるのはわかっていたけど突然「その日は寒かった」と今から終わります風な感じがショッキングすぎたし、猫目線だから猫には関係ないのだろうけど人間模様が「え、どうなったの?何だったの?」って気になって・・・。
    猫弁は未読ですがイーヨくんの方がすきです。

    0
    2016年06月25日
  • イーヨくんの結婚生活

    Posted by ブクログ

    どんなことでも断らず、「いーよ」と言って、やってしまうイーヨくん。そのイーヨくんの謎がすこしずつ明らかにされる。
    家族を思いやり、家族のためになんでも引き受けてしまう。そんなイーヨくんにも、イーヨくんを思いやる人が側にいる。それは、小春さんであり、薫さんなのだ。

    0
    2016年06月19日
  • 猫弁と魔女裁判

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     猫弁シリーズ第5弾にして,シリーズ完結編。前作から,やや緊張感がある展開になっていたが,ますます緊張感が高まっている。話の核となる部分は,アメリカ人のスパイ,シュガー・ベネットの裁判。強制起訴されたシュガー・ベネットの裁判で,百瀬が指定弁護士を務めることになる。シュガー・ベネットの弁護人は,前作で,百瀬太郎の弟と称していた赤毛の男,ユリ・ボーン。
     サブとなるエピソードは,これまで以上に小粒。1作目と4作目で出てきた赤井が,百瀬の事務所の手伝いとして,「生まれかわり」と称して猫を譲る行為をしていた青木その子という女性について調べるエピソードと,大福の結婚に向けた準備についてのエピソードが混じ

    0
    2016年02月20日
  • 猫弁と透明人間

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     お人好しの天才弁護士,百瀬太郎が主人公のシリーズ第二弾。前作からの続きであり,前作を読んでいなくても問題ないが,前作を読んでいる方が楽しめる。
     今回は,「法律王子」と呼ばれるテレビでも人気の弁護士の二見純が登場する。同弁護士にはゴーストとして,陰で事件のシナリオを描く沢村透明という男が存在する。この二見と沢村が関わる医療訴訟が話の中心に据えられる。
     中心となる話の周囲に,細かなエピソードを重ねるのが「猫弁」シリーズのフォーマット。今回は,前作で百瀬太郎にプロポーズをした大福亜子と百瀬太郎の関係が描かれている。また,「杉山」という名前のタイハクオウムについてのエピソードも存在する。
     タイ

    0
    2016年02月14日
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     東大を首席で卒業した天才弁護士「百瀬太郎」。彼は,かつて勤めていた弁護士事務所で,「世田谷猫屋敷事件」を解決し,そのことがきっかけてペットに関する依頼を中心に活躍する弁護士として,独立した弁護士事務所を構えている。
     百瀬は,結婚をするために,ナイス結婚相談所に通いつめているが,30連敗。なかなか結婚に至らない。そんな中,「シンデレラシューズ」という会社で,霊柩車ごと死体が誘拐された事件に巻き込まれる。
     全体的に緩い設定のミステリ。ミステリと言っても,謎らしい謎はなく,ほっこりするいい話系の作品。話のふくらまし方がやや散漫で,ストーリーに入り込みにくいのが難点。死体誘拐事件にもう少し焦点を

    0
    2022年11月12日