大山淳子のレビュー一覧

  • 通夜女

    Posted by ブクログ

    順調に人生の駒を進めていると思ったら、就職活動でデカい壁にぶつかってしまった小夜子。
    自分を有利にしてくれていた弟も、冴えなかった同級生も、いつの間にか“求めるモノ”や“求められるモノ”になっていた。

    自分だけが立ち止まってしまっている。
    ……彷徨する彼女が呼ばれたのは、見知らぬ故人の通夜だった。

    結婚式は、招待された人だけが来る場所であるのに対し、通夜は、その意味で不思議と開いている気さえする。
    一緒に悼んでくれること、泣いてくれること。
    それは確かに、生きている人にとっての慰めになることのように思う。

    最初は、小夜子の、自分だけが置いていかれてしまった寂しさと、時間が止まってしまった

    0
    2022年09月19日
  • 牛姫の嫁入り

    Posted by ブクログ

    大山さんが書く時代ものに興味を惹かれて読んでみた。
    人の心の動きをしっかり、かつどこか軽妙に描写するところは猫弁と共通するところがあるかも。
    忍術のバリエーションを増やし、重姫も時々仲間に加わったりするシリーズになったら面白いだろうな。

    0
    2022年08月25日
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

    Posted by ブクログ

    読み始めは、?な感じでしたが、気づけば「あっ」という間に読み終えました。
    ハートフルなミステリーも楽しい。

    0
    2022年08月22日
  • あずかりやさん まぼろしチャーハン

    Posted by ブクログ

    あずかりやさんシリーズの4冊目。
    今回は今までよりもあずかりやさんの登場時間が少なかったように感じました。その分、あずけに行く人ことを手厚く描いているなと思いました。
    あいも変わらずあずかりやさんのまっすぐなところにじーんときてしまいました。なんだか読んでいて心が洗われます。
    まだまだ続いてほしいシリーズです。

    0
    2022年08月21日
  • 猫弁と鉄の女

    Posted by ブクログ

    政治のダイバーシティー、日本の森林と林業。
    を取り上げながら、生活者目線を離れず猫弁らしい展開。太郎と亜子の関係は、少しずつ進んでいる。猫弁は多くの人と関係を作っている。もりりんなど、魅力的な人もいるので、またどこかで登場してもらいたい。

    0
    2022年07月31日
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥

    Posted by ブクログ

    穏やかなときが流れるあずかりやさん。見守るものたちの優しい視線が心地よい。この店に持ち込まれたものたちにまつわる物語に今回も引き込まれた。
    なかでも、「かちかちかっちゃん」と「彼女の犯行」がよかった。

    「ねこふんじゃった」「スーパーボール」「青い鳥」「かちかちかっちゃん」「彼女の犯行」

    0
    2022年07月25日
  • あずかりやさん まぼろしチャーハン

    Posted by ブクログ

    一日百円でなんでも預かる「あずかりやさん」。
    当初20歳そこそこだった店主の霧島も、もう30歳。
    本書の中で、あれよあれよと時が経って少々戸惑ってしまったが、大人になっても芯の部分は変わらない。
    全盲でも、「清く、正しく、美しく」に、更に磨きがかかっているように思う。
    特に今回はホロリとさせられたお話が多く、「モノ」が主観となって語る場面に泣かされた。
    『高倉健の夢』のトランク、『文人木』の皐月が語る言葉が切ない。
    「社長」も長生きしてしてほしい。

    0
    2022年07月17日
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥

    Posted by ブクログ

    シリーズの第三弾。
    あずかりやさんを読むと心がすーっと澄む感じがする。
    また心がざわざわした時、きっと次の四弾を、読む。

    0
    2022年07月10日
  • 雪猫

    Posted by ブクログ

    ネコが好きだから、
    タマオみたいなネコに好かれたら嬉しいなぁ。

    タマオの一途な愛に胸を打たれました。
    たまに読み返したくなる本です。

    0
    2022年07月03日
  • 猫弁と透明人間

    Posted by ブクログ

    猫弁シリーズ2作目。
    主人公百瀬の人柄にどんどん惹かれていきます。
    事件そのものの解決に向かう面白さもありますが、まわりの人達も魅力的。
    毎回優しさに包まれていて、3作目が早く読みたい。

    0
    2022年06月29日
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

    Posted by ブクログ

    猫弁シリーズの1冊目。
    間違った方向に進んでいた登場人物達が最後には正しい方向に歩みだします。
    百瀬の誠実な仕事ぶり、人間性がみんなを幸せにしていく、最後はスッキリした気持ちになれるお話でした。
    次のシリーズを読みはじめよう。

    0
    2022年06月26日
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥

    Posted by ブクログ

    第3弾

    今作も店主の人柄に温かい気持ちにさせてもらいました。(語り手が予想外だったお話もありました!?)
    「スーパーボール」と「かちかちかっちゃん」がとても良かったです❁⃘*.゚

    0
    2022年06月24日
  • 猫弁と魔女裁判

    Posted by ブクログ

    今回は法廷のシーンがあり、ちょっとかっこいい百瀬が見られる。
    が、全体を通して不在がち。

    内容とは関係ないが、帯などに書かれている紹介文が変。
    毎回、ほっこりだの癒しだのと紹介されているが、これを読んで癒されたことはないし、人間の闇、社会の暗部を扱っていたりで、ほっこりとは程遠いと思うが。

    0
    2022年06月09日
  • あずかりやさん 桐島くんの青春

    Posted by ブクログ

    第2弾

    前作で登場した文机やオルゴールが、あずかりやさんにやって来た経緯や店主である桐島くんの過去を知ることができました。
    「海を見に行く」がとても良かったです❁⃘*.゚

    0
    2022年06月03日
  • 猫弁と指輪物語

    Posted by ブクログ

    すれ違い、勘違いがもどかしい。
    だんだんつながる事件、こっちにはわかってるところもあり、もどかしい。
    動物も人間も一生懸命でちょっと泣ける。
    あと、格好いい女性が多いが、三千代さんは最強。

    0
    2022年06月04日
  • 猫弁と透明人間

    Posted by ブクログ

    百瀬さんと亜子ちゃんに少しずつキャラが出て来た。
    どこかアンドロイドみたいだった百瀬さんがちょっと人間に近づいた。
    亜子ちゃんは、前回は百瀬を人に渡したくないがために、わざと合わない人を紹介し続けるという、ちょっとアレなコだったが、猫屋敷事件のその後でちょびっと見直した。
    それぞれの事象が最後につながって丸く収まるパターンが確立。

    0
    2022年05月30日
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

    Posted by ブクログ

    再読シリーズその3。
    猫弁シリーズ第一作。今さら知ったが『ドラマ原作大賞』受賞作らしい。だからビジュアルを意識した個性的なキャラクターとドラマチックな展開になっているのか。

    初めてこの作品を読んだときに伊坂幸太郎さんの作品を彷彿とさせる感覚があったのを覚えている。
    ジグソーパズルのように様々な現象、人物や事件の動き、ちょっとした言葉すら複雑にちりばめて最終的に見事に決着させている。伊坂さんもそうだが、どういう頭脳の持ち主なのだろうと感心させられた。

    シリーズを未読の方に少し説明させてもらえれば、主人公の百瀬太郎は東大卒でキャリア15年の弁護士だが、今放送中の剣持麗子のような華々しく攻撃的な

    0
    2022年05月21日
  • あずかりやさん 桐島くんの青春

    Posted by ブクログ

    オルゴールの話と、桐島くんの学生時代の話がよかった。一巻でおなじみの文机やオルゴールが、どうやってお店に来たのか、彼ら自身の目線で語られるのが面白い。物を大切にしたくなる。

    0
    2022年05月11日
  • あずかりやさん 桐島くんの青春

    Posted by ブクログ

    あずかりやさんの過去があかされる続編。
    ゆったり読めるのは、そのヒトがいい人すぎでもなく、悪人でもなく、目の前のものに(たとえ見えなくても)真摯に向き合っていくからなのかな。
    預りモノや同居モノの独白も趣がある。

    0
    2022年03月19日
  • 猫弁と指輪物語

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。
    さまざまな人物の過去と現在がリンクする。
    百瀬と亜子は本当に結婚までたどり着くのだろうか・・・秋田に一緒に行ってくれなかったのは悲しい。それを結局怒らなかった亜子はすごい。
    色々な人物が出てくるけれど、皆それぞれ不器用ながらも思いやりを大切にしているのが分かってほっこりする。

    百瀬母も今どこで何をしているのか何故いなくなったのか気になるし、春美はどんな事業で大成するのか気になる描かれ方。

    0
    2021年11月11日