柴田よしきのレビュー一覧

  • 桃色東京塔

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    警視庁捜査一課に配属されながら、事件で失敗し出世の道を閉ざされた黒田岳彦。一方、過疎の村にあるI県警上野山署捜査課係長の小倉日菜子は警官の夫を職務中に亡くしていた。捜査を通じて心を通わせてゆくが、いくつかの事件がふたりの距離を変えはじめる。悩み、葛藤する男女を描く「遠距離恋愛」警察小説。
    「BOOK」データベース より

    この本はどちらかというと、事件の推理より、事件を通して人と人が距離を縮めていく様を描いた作品.
    人と人が惹かれあうのは、ちょっとした空気とか感覚なんだろうなぁと思う.桃色東京塔では、ちょっとした接点がときに鮮やかな桃色をともなって、ときに淡い風景をともなって重なっている.人と

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    2014年01月04日
  • 桜さがし

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    中学時代から十年来の仲間である歌義、陽介、綾、まり恵の四人は、今は作家として京都郊外の山奥に独居する恩師・浅間寺のログハウスに招待され、その途中の山道で一組の男女と出会う。幸福そうに見えた二人だったが、一ヵ月後に心中死体で発見され・・・・・・。出会いと別れ、つらい恋、そして事件。四人に訪れる人生の岐路。古都の移ろい行く季節の中、せつない青春群像を描く、傑作ミステリ連作集。
    本書裏表紙 より

    大学を卒業し社会に出て少し経ったころに訪れる心の迷いが丁寧に描かれている.いろいろ事件も起こるけど、それよりも若者の心の動きに重きが置かれた作品.四人の心の成長が楽しい1冊.

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    2014年01月03日
  • 0(ゼロ)

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    「口にダイナマイトをくわえさせて火を点けたら、こんな感じじゃないかね」東京都下で頭部を木端微塵に吹き飛ばされた死体が、相次いで発見された。不思議なことに、首から下には外傷がまったくない。この異様な連続殺人は人間の仕業か?それとも…。10から0へ。日常に溢れるカウントダウンの数々が、一転、驚天動地の恐怖を生み出す新感覚ホラー。
    「BOOK」データベースより

    怖すぎる~~
    人間じゃないものが人間の様式をとって実行されるホラー

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    2013年12月28日
  • ワーキングガール・ウォーズ

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    勝ち負けなんて、今決まるものじゃない、戦い続けろ!

    オーストラリア旅行が転機ではあったのだろう。要は気持ちの持ちよう。お互い隣の芝生は青いから、自分の持ち物で勝負するしかない。無条件の幸せなんて、与えられるわけじゃない。やはり、勝ち取らなくては。

    翔子には、翔子の武器があって、だから、翔子と同じようには出来ないけど、自分の武器を使って今の場所で戦っていくことはできるはず。がんばれる話だった。しかし、色々とジョシ社会がリアルである。

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    2013年12月25日
  • 私立探偵・麻生龍太郎

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    このシリーズは全部読んでて、順番違いだけど、RIKOシリーズも先に読んじゃったんだけど、とりあえず、ワタシは麻生より練が好き。どんだけ鬼畜でも変態でも、そんだけの魅力が彼にはある。頼むから練に優しくしてやって欲しいのに、助けてあげて欲しいのに、麻生、何やってんだ!って思ってしまう(苦笑)。で、二人とも不器用すぎるところにモヤモヤして、続きが気になってしまうんだなあ・・・。ぶっちゃけ麻生が警察やめて探偵としてどんな仕事してるかとか、別に興味ないし(笑)。そこに微妙に練が絡んでくることが気になるわけで。
    柴田さん、読者のツボわかってますよね(苦笑)。

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    2013年12月23日
  • ラスト・レース 1986冬物語

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    話は偶然が多くて荒唐無稽な部分もあるけど、バブル時代(その前夜)の空気感が出ていた。2013年の現代も少し似ている感じ。

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    2013年12月15日
  • 宙都 第四之書 邪なるものの勝利

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    4までだと思っていたら、続く、だそうだ・・・
    4は2004年に出ているのに、まだ続きが出ていないなんて!嗚呼.

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    2013年12月13日
  • 恋雨

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    有りそうでなかった芸能人のマネージャーが主役の物語。芸能界・殺人事件・プチ恋愛を絡めた一作です。芸能界の裏が覗けてまた、どんな仕事も大変だと気づかされました。

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    2013年12月09日
  • ふたたびの虹

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    穏やかで心が温かくなるお話。
    最近はRIKOシリーズや聖なる黒夜とか、ハードなのばかり読んでたのでたまにはいいかも。(*´ー`*)

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    2013年11月15日
  • 少女達がいた街

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    暗い話な訳じゃないのに、暗い気持ちになる。けして、面白くないわけじゃない。

    あえていうなら、詰め込みすぎなのだと思う。消防士が火災現場から生存者の少女をみつけるところに始まる。物語は75年の渋谷、ノンノと呼ばれる少女を軸に進み、後半は時効もすぎた事件を追う刑事を中心にすすむ。

    物語全体を包む刹那主義。その時代にしかない空気。10代特有の友情、恋、コンプレックス、孤独さ、それらが暗い気持ちにさせるのだろう。

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    2013年10月17日
  • Close to You

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    ネタバレ

    働いたことないからなんとも言えない。家政婦やハウスキーパー(同じこと?)っていう職業が成り立つんだから、家事も立派な労働だろうになあ。

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    2013年10月03日
  • 聖なる黒夜(下)

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    犯人がすぐによめてしまうが、ピースが散らばっているなか、どうつながるかは、圧巻。

    ただ、散らばりすぎてる感は否めない。

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    2013年09月24日
  • フォー・ディア・ライフ

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    まぁ、おもしろかった。
    けど、ちょっと風呂敷広げすぎかなとは思いました。

    大人気!山内練サンも登場。ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
    練サンがナイト・フォビアというのには驚いた。

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    2013年09月19日
  • 猫は密室でジャンプする~猫探偵 正太郎の冒険1~

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    「愛するSへの鎮魂歌」「正太郎とグルメな午後の事件」「光る爪」「正太郎と花柄指紋の冒険」「ジングルベル」「正太郎と田舎の事件」

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    2013年09月05日
  • 猫は引っ越しで顔あらう~猫探偵 正太郎の冒険4~

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    シリーズ6冊目
    猫の正太郎と東京へ引っ越して来た桜川ひとみ。大家さん宅に住む二匹のフルフル&ニンニンと謎を解く三篇と人間目線から描かれた「祈鶴」を収録

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    2013年09月03日
  • 私立探偵・麻生龍太郎

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    ネタバレ

    短編集で読みやすかった。
    最初のタイムカプセルのやつが一番面白かった。

    聖なる黒夜未読だったのでそっちを先に読めばよかったなと思った。
    麻生が魅力的で練がかわいいのはなんかわかったんだけど。。。最後、、、!
    いつか2人がハッピーエンドを迎えらられますように!!

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    2013年08月31日
  • 桃色東京塔

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    短編かと思ったら連作。
    こういうタイプ好きだなぁ。
    田舎(過疎地)で警官をするって気苦労が多そう。
    田舎は誰もが知り合いみたいな感じだもん。
    事件なんて無縁そうなのにこう連続してあれこれあるというのも辛いもんだ。田舎なので当然知り合いが関わっているということになるのだし。
    黒田と日菜子の関係が深まっていくことが救いだったな。

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    2013年08月25日
  • 風精(ゼフィルス)の棲む場所 新装版

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    「地図にない村に伝わる風習や踊り」と聞いただけで、横溝正史の様なおどろおどろしさを連想してしまいますが、この村はほんわかでのんびりとした雰囲気でした。それがとても良かったです。動機も切なくて、終わり方も相応しいです。個人的には好みの作品でした。
    ただ、事件のキーである踊りの描写が解り辛かったです。図解か何かを使って解り易くして欲しかったです。

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    2013年08月11日
  • ラスト・レース 1986冬物語

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    バブル期の東京を舞台に「OL」を主人公にした、巻き込まれ型クライム・ノヴェルです。
    良かったのは、秋穂、島根、武生のやり取りです。何が正常で何が狂っているの解らない世の中で、必死で生きようとしていく様子が微笑ましかったです。
    しかし、秋穂の心理だけは共感出来なかったです。社内不倫に引き込まれていくその安直さは百歩譲っても、自分をレイプした男と恋愛に発展していくというのは全く理解出来なかったです。

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    2013年08月11日
  • 回転木馬

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    「観覧車」の続編です。夫が「生きていた」という喜びと、「だったら何故連絡しない」という疑い、この二つがないまぜになって生み出すジレンマが切ないほど伝わって来ました。
    しかし、夫の失踪した理由がお約束的な感じで不満でした。
    主人公の下澤唯が殆ど私立探偵として機能していないので、ミステリーとしてではなくエンターテイメントとして楽しむ作品だと思います。

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    2013年11月26日