柴田よしきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレここ最近ではかなりな長編もの。1週間、通勤時間にどっぷり楽しみました。警察小説として知り読みましたが、恋愛ものとした方がいいのでしょう。暴力・性描写はかなりきつめでした。
星3つの理由は、麻生のキャラが私的にあともう一つだったのと、練の不運な過去や心の闇に比べ、犯人側の苦しみはいまいち書ききれていなかったこと。自分の子供を殺した人間ならいざしらず、その周辺にいた人間までを焼き殺す、そこまで狂気的な気持ちになるには3人が3人とも説得力がなかったのでした。ある夜のある犯罪を起点につながるさまざまな人物の恋愛小説として面白く読みました。そうはいっても登場人物はちょっと多すぎ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ観覧車の続編。観覧車を読んだときは、ただただ夫を待つ主人公が痛々しく思えたが、回転木馬では夫を探す懸命な主人公を応援したくなった。また続々と登場してくる、女性たちの切ない生き方にじんわりとした共感もあった。
記憶喪失だったという夫、その間に子どもがいて、、、。相手の女の人は余命いくばくもない、、、という流れが多少お膳立てのような気がしなくもなかった。相手の女性とそのまわりの人間は、確かに悪い人たちではなかったかもしれないが、その分たちが悪い。15年たったら返すつもりだったというのも説得力もなく、たまたま女性が死んだから帰ってこれた、、という結果論になったのが残念。ただ最後は主人公はむくわれて