柴田よしきのレビュー一覧

  • ワーキングガール・ウォーズ

    Posted by ブクログ

    2冊続けてOLのゴタゴタ本を読んだ。
    自分がOLだったころを思い出すとスラスラ読めた。
    もちろん、こんなゴタゴタはなかったけれど。。
    ありそうでなさそうでありそうなー。コワイ。。

    続きが気になって
    えぇぇぇー!と言いながら読み終わったのは
    久しぶり。主人公には幸せになってほしいワ。

    0
    2015年01月21日
  • フォー・ユア・プレジャー

    Posted by ブクログ

    花咲園長の周りの人に対する接し方がここちよい。
    まず相手に偏見も持たずに接する、偏見が有る場合にはそれを割り引いて考える、距離も適切にとるなど。
    こんな人は好かれるなあと思う。

    0
    2015年01月15日
  • ふたたびの虹

    Posted by ブクログ

    おばんざいの言葉に惹かれて手に取った一冊。
    女将さんの作るおばんざいはどれも美味しそうで、夜読むにはお腹に悪い。笑

    恋愛ミステリーということで、ビブリア古書堂的な雰囲気で、お店に訪れるお客さんの短編が続きながら、「ばんざい屋」を営む女将さんの恋が進んでいくお話。
    ただ、ラノベのような感じでは無い、30代後半の落ち着いた大人の恋が魅力。
    思いがけずフランスとの繋がりもあったりして楽しめた。

    フランスの蚤の市は、この内容に何故こんなに人が集まる!?と思ってしまうほどガラクタばかりに見えるのだけど、皆お気に入りのブロカントを見つけて、上手にアレンジしているのだろうなと思う。
    この近くも他の国から

    0
    2015年01月09日
  • ふたたびの虹

    Posted by ブクログ

    爽やかな読み心地。最初の「聖夜の憂鬱」の仕掛けにほっこりはしたものの、この後もこんな感じなのかなと不安になったが,どの章も驚きがありながらほっとする話でした。話がすすむにつれ「おばんざい屋」の女将の過去も明らかになって来てそこも読み応えあり。

    0
    2014年12月06日
  • ゆび

    Posted by ブクログ

    結末がなぁという印象。なぜならSF的なのが苦手だから尚更。
    人の悪意は膨らんでいくという話でもあるよね。
    どちらにせよ、読まなくても良い本だったなぁという印象。
    設定が面白かった分残念…

    0
    2014年11月09日
  • PINK

    Posted by ブクログ

    神戸の震災で婚約者を失ったメイ。
    その後、見合いで結婚したがある日、旦那が入れ替わる!?

    新興宗教や、殺人事件、メイの周りで起こる不可解な出来事に先が気になる展開でわりと一気読み。

    0
    2014年11月02日
  • ワーキングガール・ウォーズ

    Posted by ブクログ

    文庫本が家にあった気がしたんどけど、見つからないし、内容もあまり覚えてないしで再読。
    前に読んだときより登場人物と年齢が近づいたせいか、現実感がある。
    主人公のように勝ち組負け犬なわけもなく、負け組負け犬予備軍としては暗くもなるけれど、とりあえずは頑張ろうと思える話。

    0
    2014年11月01日
  • 月神の浅き夢

    Posted by ブクログ

    シリーズの中でいちばん緑子を近くに感じた。

    生活のためにやむなくというわけでもないのに、子どもを預けてまで働く意味。
    仕事は好きだしやりがいもあるが、それは働き続けることの理由になるのか。
    刑事であることの意味を自分に問いかけ続ける緑子。

    けれど、身近に感じたのはそこまで。
    やはり後半は私のきらいな緑子満載である。

    とにかく女が全面に出る。
    男女関係がどろどろしているのも、すぐに泣きわめくところも大嫌い。
    仕事はできるのに、プロじゃないなと思ってしまうのは、そこ。

    純粋でいることを無理やり断ち切られ、捻じ曲げられた思いが悪意となって犯罪へとつながる。
    このシリーズは全てこれだ。
    純粋で

    0
    2014年10月24日
  • ふたたびの虹

    Posted by ブクログ

    季節の食材を用いた京都の家庭の味おばんざいを提供する「ばんざい屋」。
    そこに集まるお客たちにまつわる謎を静かで謎に包まれた女将が解決(といっても本人がしゃしゃり出たりはしないのだが)していく話が序盤の主軸。
    もの静かな女将のおかげもあってか店の中もいい意味で穏やかに感じて居心地がよさそう。こんな店あったらぜひ常連さんになりたいものである。

    0
    2014年09月30日
  • 恋雨

    Posted by ブクログ

    うん?と思いつつ読みました。
    以前に読んだことがあったようです。

    芸能界にひょんなことから足を踏み入れた主人公と、マネージメントすることになった俳優志望の男との関係は?

    殺人事件の真相は?

    0
    2014年09月07日
  • フォー・ユア・プレジャー

    Posted by ブクログ

    新宿二丁目にある無認可託児所の園長兼探偵の花咲慎一郎を主人公とするシリーズ第2作目。

    相変わらず伏線(と呼べるのか疑問)を取りこぼしなくキレイに拾い集めていく。
    それがわざとらしいのが欠点だけれど、そこを補ってあまりあるキャラクターの豊かさがあるから
    読んでいて楽しく感じる。

    さくさく読める。さくさく進みたくなる。
    読み始めたらとまらない。

    非情に徹しないから安心して読むことができる。
    ちょっと気持ちが疲れているけどミステリーが読みたい、というときにオススメ。
    甘すぎないしね。

    第3作目も楽しみだわ。

    0
    2014年08月13日
  • フォー・ディア・ライフ

    Posted by ブクログ

    さっくり読めるのだけど、とまらない。

    でてくるキャラクターが多種多様ながら雑多ではなく、
    それぞれの過去や抱える痛みから、ただのヒーローストーリーにしないところがいい。


    ぐるぐるとつながった糸を回収していく過程で、ちょっと強引な感も否めないけれど、
    全体としてはおもしろく読める。

    シリーズ化されているようなので、この先も期待。

    0
    2014年08月13日
  • Close to You

    Posted by ブクログ

    ある日、会社での出世レースに逆転負けして職を失った主人公が堕落した日々を送るうちオヤジ狩り?にあってしまう。

    主夫になってほしいという妻。
    マンションの住人たち。
    なついてくる謎の少女。

    妻の誘拐にまで事件が広がり…おもしろくてサクッと読み終わりました。
    日常と事件が隣同士すぎて、ちょっとだけ違和感がありましたがテンポもいいし、読後感もいい。

    0
    2014年07月29日
  • 残響

    Posted by ブクログ

    死者の過去の声を聴くことができる杏子。図らずも事件に関わることになり・・・。
    最後、過去と決別し前向きに生きていく姿は良かった。

    0
    2014年07月13日
  • 回転木馬

    Posted by ブクログ

    そういえば「観覧車」読んでいた。夫婦仲が良かったのに突然の夫の失踪。探し続ける唯。
    男と女の悲しい物語。

    0
    2014年06月09日
  • フォー・ディア・ライフ

    Posted by ブクログ

    柴田がなかなか力量のある作家であることはわかる。でも、この作品は少し長過ぎて全体の印象が散漫と感じる。へぼ探偵が社会のディープな部分で人情味も出しながらウロウロするという設定も類型がたくさんありすぎるので、安心感はあるが、新味に乏しい。

    0
    2018年10月14日
  • RIKO ─女神の永遠─

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女性刑事を主人公にした小説はいくつかあるが、その主人公たちは、警察という男社会の中で男に馬鹿にされないように男以上にストイックに生きる女性ばかりだった。
    本作の主人公、緑子のように女を武器にして男に復讐をする女性は珍しい。
    選考した佐野洋氏が言っていたように、緑子という女は「読者の顰蹙を招きかねない女性」であり、彼女に共感できるか否かにより、この小説の評価は大きく変わってしまう恐れがある。

    実際、私は村上緑子という女性に一ミリも共感できなかった。
    それは緑子という女性が実に「女」丸出しだからだ。
    女であることを自覚し、それを利用し、性愛で男に復讐をする…。
    「女性刑事は潔癖である」という先入

    0
    2014年04月27日
  • PINK

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    阪神大震災から5年後の神戸を舞台としたミステリー。

    3.11以前なら全然別の印象をもったのだろうけど、やっぱりあの地震は社会にとって色んな所で大きな転換点になっているんだなと痛感した。神戸で人間の無力さとそれでも再生するしぶとさを肌で感じてきたんだけど、3.11はもう全く別次元の災害なんだなと

    前半から謎が解き明からされるまでの展開はなかなか読ませる。読み始めに思っていたものと違ってきて、そのギャップがエエように作用してるなと思ったのだけど。

    物語の構図が分かり出した後半から、ちょっと行き過ぎたご都合主義や新興宗教に対する遠慮気味の描き方が鼻につき出し、結果的に中途半端な感じがぬぐえなか

    0
    2014年04月13日
  • ワーキングガール・ウォーズ

    Posted by ブクログ

    こういうハツラツとしたお話は元気が出るな。登場人物のその後を応援したいし、とっても気になる。
    でも特に感動したわけではないので、星3つ。

    0
    2019年05月26日
  • 竜の涙 ばんざい屋の夜

    Posted by ブクログ

    前作の続き、というよりスピンオフ的な
    女将の物語じゃなくてばんざい屋とその参加者たちの話なのがよかった。

    0
    2014年02月05日