藤野恵美のレビュー一覧
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ネタバレ誰かを好きなあなたに恋をした。
笹川勇太は親友・古賀龍樹の恋人・森せつなに恋をしている。彼女の忘れた上着を抱きしめた瞬間を,学校一の美少女・結城あおいに目撃され,証拠写真を撮られてしまった。弱味を握られた勇太は,あおいの友人であり想い人である小桜かすみとその彼氏の動向を探る協力をさせられることに。
誰かを恋する横顔に惚れてしまう勇太。実は彼の父親は離婚歴があり,浮気相手との間に生まれたのが勇太で,その母親と結婚することになった。精神的に不安定な母親との関係も一筋縄ではいかない勇太だが,あおいとは憎み合うような関係から,少しずつ意識し始める。この作品は勇太とあおいの視点が交互に採用されており -
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色々な作家さんの実話系。
実話『系』なのは、本当なのか違うのか…。
香月さんの話は、これによってあの話ができた? と
ものすごく分かりましたが。
実話…実話だったら恐ろしいですが
現実は小説や漫画よりも恐ろしい…。
1月に死ぬと7人連れて行く、は言い伝えだと思ったら
結構最近の話だったのにびっくりです。
目的だった辻村さんは、占い師。
不確かな言い方をしたりして、当てはまる事を
占われる人間自身に探させる。
とはいえ、本当にそう言われてしまったら
驚きを通り越してぞっとします。
それ以外の話は特に…というよりも
お話のような感じで、実話っぽくなかったです。
漫画はすごく分かりやすかったで -
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“お嬢様は、だいじょうぶでしょうか……。
ふだん、体を動かす機会がほとんどないお嬢様にとって、雪の山道を急ぐというのは、かなりきびしい状態だと思われます。しかも、いまは、とても動きにくそうな着物すがたなのです。
雪や水で地面はすべりやすくなっていますし、転んだりしては大変です。
そう考えて、ぼくはお嬢様の手を取りました。
「なっ、なにをするの、執事……。」
一瞬、おどろいたようすで、お嬢様はこちらをごらんになりました。
しかし、手をふりはらおうとはなさいません。
お嬢様の手は、ひんやりとしていました。”[P.125]
6巻目。
最後の雰囲気だと、ありすはゆきが言った言葉の裏を理解していて、理 -
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“「だが、くれぐれも忘れるな。最初に、おまえを拾ってやったのが、だれかということを。おまえは、どこに属するものか、ということを。……以上だ。」
翁の話が終わったので、ぼくは深く頭をさげると、座敷をあとにします。
来たときとおなじ通用門をくぐって、どこもかしこもそうじの行き届いた敷地の外に出て、やっと、全身から力がぬけました。
翁のまえでは、表情には出しませんでしたが、ぼくは内心、とてもショックを受けていました。
ぼくの役目が、スパイだったなんて……。
そんな、まさか……。”[P.25]
5巻目。
ちょっとわくわくする展開……!
これが落ち着いたら終わってしまいそう。
“「ああ、そうだ。致命 -
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“目や鼻や口といったパーツはまったくおなじなのに、つくっている表情で、実に印象というものは変わるものだなあ、と感動すらしてしまいます。
「すごくそっくりですね。入れかわってもわからないといいますか、ふたり一役のトリックができそうです。」
ふたりを見つめながら、ぼくはそんな感想をもらしました。
髪型を変え、服やくつなども交換すれば、まったく見分けがつかないでしょう。
「実はふたごだった……なんて、あなた、そんなトリック、いまどき、ありえないわよ。そんなものが通用するわけがないでしょう。」
お嬢様は片手をひらひらとさせて、あきれたようにおっしゃいます。”[P.32]
3巻目。
豪華客船良いなー凄 -
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“「人間が、悪意をもって、ほかの人間の命をうばうのよ。その行為にたいして、執事、あなたはどう感じるかしら?」
「こわい、と思います。それに、かわいそうだと……。」
「そうね。それが正常な人間の感覚よ。けれども、そうじゃない人種がいる。」
お嬢様は宙を見つめ、なにかをにらみつけるような目をなさいます。
「なんておもしろい事件だ。そんなふうに思ってしまう、呪われた人間もいるの。」
それが、お父上である秋麻呂氏なのでしょうか。
そういえば、秋麻呂氏は自分のことを「名探偵」だと言っていました。
だからこそ、お嬢様は名探偵という肩書に強い嫌悪感をしめされるのかもしれません。”[P.41]
4巻目。
あ