藤野恵美のレビュー一覧

  • お嬢様探偵ありすと少年執事ゆきとの事件簿

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    漫画版が始まってたので試しに原作の方読んでみました。さすがミステリ畑出身の人だけあってちゃんと日常ミステリの骨格をしてますね。2つ目の事件が「なんでお嬢様は紅茶を飲んでくれないのか?」の謎の手がかりになるのなんかきれいに決まってた。

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    2025年10月12日
  • しあわせなハリネズミ

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    藤野恵美さんの心がほっこりする童話ですね。
    藤野恵美さん(1978年、大阪府生まれ)
    作家、児童文学者。心温まるミステリー『ハルさん』の作家です。
    絵は、小沢さかえさん(1980年、滋賀県生まれ)
    画家、挿し絵画家、絵本作家。
     この絵本は、海と青硝子さんのレビューを見て興味を持ちました。ほっこりする心やさしい絵本でした。
    海と青硝子さんありがとうございます(=^ェ^=)

     ネガティブなはりねずみが、ある日もぐらに出会うことで、「今まで友達なんかいなくても、いいんだ!」と、思っていた気持ちが変わっていく物語です。どちらかと言うと寓話でしょうか!

     うさぎや、りすや、かわうそなどとの交流を通

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    2025年03月21日
  • ぼくの嘘

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    ネタバレ

    恋が上手ではない2人の不器用な恋人ごっこのお話

    最終章読んで泣いた

    前作?の「わたしの恋人」読んで笹川くん三角関係にならなくてよかったーと思ってたけど、
    三角関係にならなかったのは笹川くんの努力によるものだったんだと知りました

    かすみちゃんとの結末はだいぶ悲しかったけど、好きになっちゃったあとじゃもうどうしようもないよね…

    せつなちゃんたちとは違うけど、笹川くんの策略によりうまくいきそうでよかった
    …笹川くん十数年単位で落としにいったの愛が深いな

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    2024年09月06日
  • わたしの恋人

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    初々しくて甘酸っぱい、でもそれだけじゃなくて考えさせられる高校生がお付き合いを始めるお話。

    親ガチャって言葉がまだないときの作品だと思うんだけど、この本は親ガチャの当たり引いた人とはずれ引いた人の相互理解の話だとおもった

    せつなちゃんはとりあえず早くお家出れるといいね…と思って読んでた。大学で一人暮らしして欲しい…そしてそのまま幸せに暮らせれたらいいな…

    笹川くんあのまま三角関係になるかとひやひやした!
    ふたりがラブラブでよかった!笑

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    2024年09月05日
  • ぼくの嘘

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    見た目じゃなくて性格が合うとか、好みが似てるとかが大人になると大丈夫ですよね。
    二人のことを応援しながら一気に読みました

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    2024年08月12日
  • ハルさん

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    父親のハルさんと、娘のふうちゃんのお話。
    謎という謎があるわけじゃないけど、レストランの隣の客の「あの人たち、なんのグループなんだろう」的な、ほんとにささいな不思議?が重要になっていく感じ。本自体が父親目線なのもあって、一緒になってふうちゃんの成長に感激してまみたฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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    2024年06月20日
  • ハルさん

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    父親と娘とのあたたかな日常の中に起こるミステリーです。
    父親の不器用な優しさと娘の明るく真っ直ぐな姿に読んでいて癒されます。
    ほっこりしたい時に読んでみたくなるお話です。
    娘さんの結婚式に昔を思い出す父親の設定ですが、私としてはその後の父親が1人暮らしになる事がちょっと心配で。
    その後の続きも読めたら良かった。

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    2024年06月18日
  • ぼくの嘘

    匿名

    購入済み

    この恋の結末は予想できなかった。

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    2024年06月06日
  • わたしの恋人

    匿名

    購入済み

    純粋で真っ直ぐな心の男の子と、心に闇を抱えてる女の子の恋愛、少しハラハラした所もあったけど心温まるお話でした。

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    2024年06月05日
  • しあわせなハリネズミ

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    ハリがあることで嫌なことを言われ続けてきたハリネズミ
    嫌な気持ちになるひとと一緒にいるくらいなら一人でいたほうがいい
    そう思っていたのにモグラがあらわれてお互いの好きなものを話し、楽しい時間をすごします

    こころあたたまる、素敵なお話です

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    2023年12月01日
  • ハルさん

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    結婚式の日、お父さんのハルさんは思い出す、娘の成長を柔らかく彩った五つの謎を――児童文学の気鋭が、頼りない人形作家の父と、日々成長する娘の姿を優しく綴った快作!

    ハルさん人形作家だし、たぶん心根の優しい人なんだろうけど・・・片親子育てってこんなのんびり自分本位でやれるんか?
    甘いね!と思ってしまった。性格悪いなぁ~(笑)

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    2023年10月25日
  • ハルさん

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    話の矛盾もなく伏線回収されスラスラ読める。推理小説ではあるが妄想の上に探偵のような存在があるところが寒さと無理を感じたが設定はともかく話の筋がとても良かった

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    2023年10月13日
  • ショコラティエ

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    チョコレートが食べたい。
    と、読後必ず読者は思うだろうと思われる小説。笑

    聖太郎、光博、凜々花。
    それぞれがそれぞれの道で悩んで、やがて答えを見つけて行く。そんなストーリー。

    思わず自分の学生時代と比べてしまった。
    本当に幼かったなぁ。。と。。
    この3人のように悩んだりしなかったなぁ。

    私は取り立ててずば抜けた才能もなく、好きな物もなく、人生に悩んだりもせず、誰かと比べて落ち込む事はあるけど、だからって、なにくそ!とか奮い立つこともなく。。。
    本当、何もない学生時代、人生で。。

    でも、今もし戻れるなら、絶対今の人生は歩みたくない。なんて思うのは、今の人生を後悔してるのか?な?
    なんてい

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    2023年10月09日
  • ハルさん

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    早くに妻を亡くし、男手一つで娘を育てあげたハルさん。その娘の結婚式当日、いろんなきっかけで過去の出来事を回想する形で話が進んでいく。決して器用ではないけど、優しさや愛情いっぱいのハルさん。温かい気持ちになりました。

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    2023年09月27日
  • 淀川八景

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    河川敷が出てくるという共通点で、こんなにバラエティー豊かなお話。みんなどれも違ったタイプの人が出てきて、それぞれの人生をみな生きている。作家さんってすごいなあって思う。それぞれにみな、生きていく上での小さな困難を抱えていて、誰かの助けを必要としていて、その願いがかなったりかなわなかったり。共通点はみな短編らしい話の切り取り方があって、その未来を想像させる余韻のある終わりをしていること。多様な話で、直接・間接的にも互いのつながりはまるでないのだけれど、こうやって話が集められた時、同じ空気感があって、するすると読めた。そういうところもなんだか不思議。

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    2023年09月26日
  • ショコラティエ

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    ネタバレ

    小学生で出会った聖太郎と光博、家庭の環境が全く違う2人がお菓子作りを通して仲良くなる。その2人が大人になるまでの物語。中学生で疎遠になっていく2人だったけれどリリカの存在が2人を再び結びつける。著者があとがきで語っているように実際この物語も大人になるにつれて展開が早く月日の流れも早くなっていく。チョコレート、美味しそうで、その後高級チョコレートがブームになったから、その後の2人が成功しただろうことは間違いない。

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    2023年07月30日
  • ショコラティエ

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    2人の少年が切磋琢磨してお菓子職人目指す話かと思ったら違った。
    もっと人間らしい感情を煮詰めて大人になっていく…勢いよく読み終わった後に振り返ってしみじみと噛み締めてしまう深いお話だった。

    読んでいて楽しいのは聖太郎のスポンジのように吸収する製菓職人ライフなんだけど、共感するのは光博の周りからの期待に応えられず自堕落になっていく落ちぶれっぷりだった…。

    自分は何も才能を持たない者だからと動き出すことが出来ずに燻っていた光博だけど、免許をとったり工場の仕事を手伝ったりと小さな一歩一歩を積み重ね、視野を広げる事で今までの自分の「思い込み」に気づく事が出来た。その過程が大人になっていく事なんだな

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    2023年02月12日
  • 涙をなくした君に

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    ネタバレ

    評価が低いのは、幸せな人生を送ってきた人が多いのかな、と感じた。
    この著者、藤野恵美氏の本を読むのは、ショコラティエ、以来2冊目だと思うが、前作より断然よかった。

    両親の愛を受け育てられた、とは思えないカウンセラーの宮沢橙子。
    テニスのインストラクターをしている夫の律と、小学一年生の息子の蓮と、見た目は平穏な生活を送っている。
    ただ、心の中では自分よりも収入の低い夫に遠慮し、息子に(カウンセラーである知識のもとに、いけないと理性ではわかっているのに)怒りをぶつけてしまう。

    幼少の頃、小学校教員の父親が家庭内では絶対的な采配をふるっていた。暴力行為もあり、母親は後に離婚して元々の夫より高収入

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    2023年01月15日
  • ふたりの文化祭

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    県内有数の進学校である神丘高校に通う主人公の八王子あやと九条潤は1年1組の同じクラスです。八王子あやは図書委員で大の本好き、三つ編みメガネで地味な存在です。逆に九条潤はスポーツ万能のイケメンでキラキラした存在です。この二人には同じ保育園に通っていたという共通点がありました。そんな二人の高校に文化祭の季節がやってきます。クラスのみんなで怪談を朗読するという企画を立てて準備を進めていきます。文化祭のイベントを通じて、高校生の成長を描く青春の物語です。
    前作の「わたしの恋人」と「ぼくの嘘」を読んでいると、より楽しめると思います。
    お話の中でいろいろな本が紹介されていて、どれも魅力的です!

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    2022年09月22日
  • ハルさん

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    父娘の愛情ミステリー
    親子って一緒に育っていくんだなぁって感じだ一冊。
    頼りなさそうなお父さんだけど、その分愛情でカバーしている。
    心温まる作品。
    頼りないと思ってたけど、色々な意味で強い父の像をみたかなー

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    2022年08月29日