藤野恵美のレビュー一覧
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ネタバレ〇 概要
一人娘「風里」=ふうちゃんの結婚式を前に,ひとり親として娘を育てた父=春日部晴彦が,娘の思い出を回想するという設定で構成された短編集。風里の幼稚園時代,小学校時代,中学校時代,高校時代,大学時代を描いた5つの短編が描かれている。頼りない人形作家の父の目から,日常の謎のミステリが描かれ,最後は,風里の結婚式で終わる。
〇 総合評価
日常の謎系のミステリなのだが,扱われている謎は「卵焼きの消失」,「ふうちゃんの失踪」,「ふうちゃんがいじめにあっているか?」,「落とし主の待ち合わせ場所はどこか」,「人形は入れ替わったのか」というものであり,その真相もミスディレクションのようなものはな -
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今日マチ子さんの青が美しいカバーイラストに惹かれて「ぼくの嘘」を購入した。
それはまるで漫画のようなみずみずしい青春小説なのだけれど、それは物語の展開だけでなく、登場するふたりもまたくるくると表情を変えているような気になるほどきちんと描かれていて、心地良ささえあった。
久しぶりに甘酸っぱくて気持ちの良い小説を読んだなと思っていたらこの作品は続編だったということを知って少し沈んだ。カバーにそんなことは一言も書いていない。
解説を読めば読むほど、まだ見ぬ第一作「わたしの恋人」にとても焦がれてしまった。
けれど本を閉じた時、ふと、ああ、これはあの場面なのだなとじんわりまた甘酸っぱい気持ちになった。 -
Posted by ブクログ
著者初読
妻に先立たれた父親「ハルさん」は一人娘の「ふうちゃん」の結婚式に参加する。大きく成長した娘を見ながら、娘が遭遇してきた5つの謎を思い出す。
幼稚園の頃の卵焼き消失事件、小学生の…
そんな謎をいつも解き明かしてくれたのは亡き妻の瑠璃子だった
なんと優しい謎と優しい解決だろか。冒頭から娘の結婚式。見ながら回想するわけでオチは想定出来ていたのだけれどそれでも感動した
たまにはライトなミステリもよろしいもんですね
タイトルにハルさんって所が著者の人となりを感じさせます。僕なら多分ふうちゃん、とつけてそっちで展開させようとするもなぁ。なかなか良かったです