藤野恵美のレビュー一覧

  • ハルさん
    チビちゃんの試合の応援をしつつ、大きくなっちゃったな、と寂しくもなって。
    そんな気持ちで読んでしまったから、ハルさんに同化。きゅーっとなる。

    ふうちゃんの大事な日にお墓参りに来たハルさん。瑠璃子さんを失ってからの日々を想う。
    ふうちゃんと二人になったハルさん。
    人付き合いが苦手で、人形作家にはなっ...続きを読む
  • わたしの恋人
    読んでいてとても、キュンキュンするようなお話でした。
    古賀くんがとても魅力的で素敵だなと思った。
    途中、森さんと笹川くんがいい感じになってしまうのではないかとビクビクしながら読んでいたから最後とても幸せな気持ちになれた。
    私もこんな恋がしたい。
    古賀くんの両親に私も憧れるな〜
  • ぼくの嘘
    本作品は、先に文庫化されている『わたしの恋人』(角川書店,2014年)の続編である。
    今回の主役は、前作の主人公・古賀龍樹と森せつなの名アシスト役だった、オタク少年・笹川勇太くん。
    親友として二人の恋を静かに見守ってきた笹川くんだが、実は人知れず切ない片想いをしていたわけで…。
    そしてそのことが、同...続きを読む
  • ぼくの嘘
    普通の学園生活では交わることのないオタクの男の子と、モデルも務めるハイスペックな女の子の話。

    終盤までは、それなりに楽しみつつもありきたりな内容って感じでしたが、最後の展開はちょっと驚きつつよい感じでした。
  • ハルさん
    〇 概要
     一人娘「風里」=ふうちゃんの結婚式を前に,ひとり親として娘を育てた父=春日部晴彦が,娘の思い出を回想するという設定で構成された短編集。風里の幼稚園時代,小学校時代,中学校時代,高校時代,大学時代を描いた5つの短編が描かれている。頼りない人形作家の父の目から,日常の謎のミステリが描かれ,最...続きを読む
  • わたしの恋人
    単純な恋愛小説です。

    でも、そこがすごくよく感じます。
    主人公カップルそれぞれの視点で物語が進みます。
    家庭環境が対照的な二人ですが、
    そこをわかりあっていく行程は簡単なストーリーですが、
    ストレスなく読めてよかったです。
  • ぼくの嘘
    オタ属性男子が美少女に偽装彼氏になってくれと言われるという最近よくある話だなーと思ってたけど、この2人それぞれ抱えているものがなかなか深い。
    いやはや青春だなあ。最後なんとなく蛇足な気もするけど、そこまで嫌ってほどではないかな。でも、こういうことあったらスゴイナア(遠い目
  • わたしの恋人
    高校生のピュアなお話。育ってる環境が違いすぎるから余計に理解は出来ないと思って妙な距離が出来てしまうけど、それでも好きだと一緒にいたいと思えるのって大事だし素敵だった
  • ぼくの嘘
    まさかの2作目だったとは…ショック

    本編の方は、
    まぁ現実離れというか
    オタクと美少女ってだけでも
    まさにフィクション
    その美少女が百合なんて(笑)

    読みやすかったしハッピーエンドで良かったけど
    ラノベっぽさというか
    所々安っぽい
  • ぼくの嘘
    こちらのほうが面白いと聞き、早速読んでみました。
    面白いどころか、これを書くための前作では?と思ってしまうほど良かった!
    ラブコメな軽いノリは相変わらずなので、あまり深くつっこんではいけませんが
    読んでよかった!
  • わたしの恋人
    爽やかすぎ
    ラブコメというかただのラブ。笑
    おちがあるのではと後半すこし心配になったけど
    何事もなくあまーくきゅーんとしたまま終わった
    たまにはこういうのもあり…かな?

    有川浩をもっと軽くしたかんじ
  • わたしの恋人
    よくある恋愛もの、なのかもしれない。
    けれど、そこに自分の記憶の欠片が共鳴して、あちこちで、きゅっ、となる。
  • ぼくの嘘
    高校生の恋愛青春。「わたしの恋人」よりも好きな話し。笹川くん、いい人だ。
    2015.12.8
  • ぼくの嘘
    おもしろい~~~~~
    そうかなと思ってたけど「わたしの恋人」の続編(というかスピンオフ?というか)

    あのほほえまカップルの男の子の親友くんの話
    モデルもやってるお金持ち美少女のクラスメイトのダブルデートに付き合うオタク少年

    心理描写がていねいで
    語り口やオタクの気持ちが共感を呼ぶ!
    ふたりがなん...続きを読む
  • わたしの恋人
    クラスのマドンナへの恋。王道の青春恋愛ものであるがそれ以上の楽しみがある。ピュアな2人が相手の気持ちを深読みし、心を探り合う様子ははたから見たらやきもきしてしまう。「言わなくてもわかってよ」はわからないよ!と思いながらも甘えてしまうもどかしさ。
  • ぼくの嘘
    誰もが通ってきた青春という名の秘めた思いを抱く時間。わからないことは苦しいが、すべてわかってしまうよりはかない大切な時間である。相手に分からないようにと思いながらも、気づいてくれることを願ってしまう矛盾こそ恋だと思う。
  • ぼくの嘘
    笹川くんかっこいいじゃないの!
    キュンキュンきちゃったー。「わたしの恋人」より全然良い!!
    そしてラストもホントに良かった。ハート鷲掴みされたものー。
  • ぼくの嘘
    今日マチ子さんの青が美しいカバーイラストに惹かれて「ぼくの嘘」を購入した。
    それはまるで漫画のようなみずみずしい青春小説なのだけれど、それは物語の展開だけでなく、登場するふたりもまたくるくると表情を変えているような気になるほどきちんと描かれていて、心地良ささえあった。
    久しぶりに甘酸っぱくて気持ちの...続きを読む
  • ぼくの嘘
    「わたしの恋人」の番外編(?)、笹川くんの物語。
    結城さんに振り回され、引っ張られていく笹川くん、悩みながらも自分なりに答えを出していく姿に拍手。
    石田…嫌悪感しか抱かなかった。その分、笹川くんの印象がうなぎ登り。笹川くん、よく頑張った。
    龍樹と森さんのその後も気になるところ。
  • わたしの恋人
    家庭環境も性格も正反対な二人が歩み寄っていく姿がとてもとても微笑ましい。せつなが龍樹との出会いで変わっていく過程も良かった。
    読後感も爽やかで、年甲斐もなくキュンとする甘酸っぱい青春小説でした。
    笹川くんの話もぜひぜひ読みたい。