藤野恵美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ハリネズミには友達がいなかったが、それを全く気にしてはいなかった。
そんなハリネズミにも趣味や楽しいことはあったが、決して他人に見せるものではなく、役にも立たないし、あくまで個人で楽しむものだった。
しかし、そんな思いを抱いていたのは、ハリネズミだけではなかったことを知り、その日を境に、ハリネズミの毎日は変わっていった。
長所も短所もあるのは、何も客観性の強さだけでは無いし、それが自分ひとりだとも限らない。
いつかは自分と気の合う存在と、出会う日が来るのかもしれないし、来ないのかもしれない。
結局、人生における物事の成否は全て可能性であるのかもしれず、それをプラスに捉えるか、マイナスに -
Posted by ブクログ
両親から支配されてきて、愛情を感じた事があるのか自分で分からない女性が、結婚、出産によって出来れば関わりたくない両親と関わらなければならない。好きになれない親からの遺伝子を感じてしまう自分の行動や心境で、自分の愛する夫と子供への行動を自分で疑ってしまう。これは愛なのか、支配欲なのか・・・。
さしたる事件も起きず淡々と進んでいきますが、色々考えこんでしまうテーマの小説です。
可愛い、愛おしいと感じる心と、めんどくさいと感じる心は両方同時に発生しますよね。心の底の底から愛おしさが湧き上がって、自分の事は何もかも最後でいいなんて思えないだろうし思う必要も無いです。
しかし、どこかかみ合わない親子関係