信田さよ子のレビュー一覧

  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    水無田先生以外の方の本は読んでいたのでより深く理解できた。「母がしんどい」「さよなら、お母さん」「母は娘の人生を支配する」など事前に読んでおかれるといいかもです。
    今まで対談形式の本は面白いと思ったことがなかったけど、これは最後まで飽きることなく読めた。
    特に水無田先生ところがググッと来る。明治30年以降の急速な変化の中で、良妻賢母とロリコン言説と少女趣味と、家父長制の強化と幼児虐待と言うのは、同時期に発生している云々

    あぁ、それ以前に帰りたい(笑)

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    2014年04月09日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    思わず、女性専用車輌に乗ってしまった時と同様の戦慄は、終始拭えなかった。当たり前か。

    NPO法人ウィメンズアクションネットワークと出版社主催の鼎談書籍化。

    自分ではない何かになろうとして、婚活サイトを利用し死刑に至った木嶋佳苗から、97年に殺人事件の被害者となった東電勤務の女性、その他にも元オウム信者同士で逃亡生活を続けた斎藤明美、2006年に報道されたセレブ妻殺人事件の三橋歌織などを題材に、毒婦を生む背景に切り込む一冊。

    上野先生が終始、韓流ではない事をアピールし続けるのに笑った。

    あとがきで触れられる壇蜜の「はい。日本の矛盾が生んだ空っぽのただの32歳、それが壇蜜です。」には、それ

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    2014年01月07日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    かなりおもしろい。というか気持ちいい。女たちの目線で世の中を見ること。言葉を獲得していくといことが真実の見え方にどれだけ影響するかを思い知った気がする一冊。思考停止していたのかもしれない。マスメディアが流す一元的価値観に自縄自縛に陥っていた自分の後頭部を思いっきり金槌で殴られた気がする。メディアが男社会であるという意識もなかった。男の股間のケアを要求する社会に逆手にとって現れた「毒婦」たち。毒婦は自分であるという目線。「言葉を持って女目線で現実をちゃんと暴きだすことが必要。(上野)」上野千鶴子の歯切れの良さ、好き嫌いハッキリわかれそうな人だけに、好きだと思った。

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    2013年11月24日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    この三人にかかれば怖いものナシかも
    殺人事件にかかわる女たち
    東電OL事件や木嶋佳苗以外は貧困が背景にあり、また虐待された生育歴もあちこちに伺える

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    2013年11月16日
  • ふりまわされない

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    「無理しなくていいんだよ」「楽に生きればいいんだよ」というようなことが、7人の例で物語風に書いてあります。始めは、正直、あまり期待せずに読んでいたのですが、素直に読むといろいろな気づきがあって、非常に良い本だと思います。いろんなことに疲れている人にお薦めです。

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    2012年11月26日
  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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    ああやっぱり、世のオヤジ達はこんなものかと思って納得。昔は夢や理想を声高に語っていたという我が父も今は母と離婚協議中。威張りながら守ってもらおうとする態度というのがまさにオヤジ、無視し続けるというのもまたオヤジ、世間体だけはいいのもうちのオヤジだ!この著者はうちを見たんじゃないか!?ってぐらいにオヤジ像をズバリと言い当てられた。

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    2012年02月27日
  • 父親再生

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    何となく気になっていた父親と息子の関係が分かり易く述べられている。著者の書籍をもっと読みたくなった。

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    2010年10月29日
  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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    男女平等社会浸透してきたことによる時代の変化を、ジェンダー的観点から書いてておもしろい★
    DVのことが中心だったみたいだけど、やっぱりうちの家庭にもDVが厳然と存在していたのかとわかった。

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    2010年03月30日
  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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    これから結婚する男友達に、エピローグを読んでもらった。彼がこれから持つ自分の権力に意識的になってくれるよう、願いを込めて。

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    2009年11月15日
  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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    読み終わった日:2009.08.26

    最近の女性達が夢中になる男性の共通点:キレイ・優しい・ガツガツしていない。
    これは、男性が従来「女らしさ」として女性に求めてきた理想像と同じでは?
    今まで、自分を鑑賞される側という視線をまったく持たず、女性にだけ鑑賞する対象としての
    要望だけを言ってきた男性側が、鑑賞される側としての自覚を持ってきた?

    というところから始まり、カウンセラーの著者が出会ってきた様々な夫婦、
    男性の理不尽さなど。

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    2009年10月04日
  • 傷つく人、傷つける人

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    家族を軸として、傷つく人・傷つける人を解説されています。もう少し友人関係や職場関係についても知りたかったかなと思いました。

    「すごい」「さすが」といった褒められる言葉を他者から求めても良いんだと感じました。自分の殻に閉じこもってばかりなので、外にも目を向けようと思いました。

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    2026年03月16日
  • なぜ人は自分を責めてしまうのか

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    自分自身も親から受けた影響を少なからず持っているので、とてもためになりました。

    簡単に本の内容をまとめつつ、感想を入れます。


    妻への母性の期待、育児の押し付け

    怒りは子供は向かう
    子への虐待(精神的なものも含む)

    辻褄を合わせるために、子の怒りが子供自身へ向かう
    これは簡単に他者へ向かうこともある


    私自身も、夫に言えないことを子供に伝えたり愚痴ったりしていて、「子供をゴミ箱にしている」と言う言葉に、はっとした。

    じゃあ誰に思いを伝えればいいか。この本では同じ思いをした人と話をするグループセラピーを勧めている。その時に伝え方として端的に短く言うことがポイントだそうだ。聞いた人

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    2026年03月09日
  • 言葉を失ったあとで

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     私が仕事で感じている違和感はゼロ・トレランスに対するものなんだとわかった。約束→違反→罰則って根本解決に全然ならないよね。かんたんに身体に触らない、は私も最近意識していて、それはやはり反社会的になる子どもたちの背景には自分の体や心の舵を自分でとりたいという欲求があると思うからなので、そういう、彼らの力の向かう方向や出所に耳を澄ませていきたい。明日も。

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    2026年02月04日
  • なぜ人は自分を責めてしまうのか

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    臨床心理、とくに精神医学、精神分析を専門とする著者である。しかし分析よりも仲間との語り合い(言いっ放し)が治療に効果があるとしている。DVや他のものがあり、共依存については意味を間違っていると手厳しい。
     あとがきで、自己肯定感は嫌いであると書いてあったので、本文でもそれを解説する部分があるかと期待を持って読んだが、自己肯定感に言及した部分はなかった。

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    2025年11月19日
  • 言葉を失ったあとで

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    “深い底の部分では怒りが渦巻いているのに、四方八方からの張力によって、それは流れそうで流れない涙のようにギリギリのところでとどまっている。それはまさに言葉を失うとしか言いようのない現実への直面に思えた。そこから這い上がるように言葉を新しく獲得していく姿、その張り詰めた感じが、読む私の胸を打ったのである。”
    ---「まえがき」より

    公認心理士・臨床心理士の信田さよ子さんと、社会学者・教育学者の上間陽子さんの、数回にわたる対談を書籍化したもの。
    性被害に遭った女性へのアプローチについて語っているので、内容はとても重いのだけれど、文章から伝わってくるお二人のキャラクターが真逆のように感じられて、対

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    2025年09月15日
  • なぜ人は自分を責めてしまうのか

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    あなたのためを思っていっている
    母ではない人に言われたことがあるが、ものすごく違和感を感じていた。
    支配したかったからだったんだな、と腑に落ちました。

    迷惑をかけたらいけない
    子供を育てることがあったとしてもこの言葉を使わないようにしようと思いました。

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    2025年09月09日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    柚木麻子さんの『BUTTER』からこちらに流れ着いた。木嶋佳苗の事件当時、私は20代前半だった。その頃は、へえ、なんか大変な事件が起こったんだな、くらいの関心しかなかった。もう20年近く前の事件に興味を惹かれるのは、ルッキズムやミソジニーの社会的状況が当時と変わっていないからだし、私自身がそこにちょっと敏感になっているからだろう。いくつかの事件をとおして、男とは、女とは、男女の関係とは、について、ここまで断定的に迷いなく語ることができる御三方に憧れのようなものを感じたし、御三方間の捉え方、見方も違っていて(特に上野先生と信田先生は社会学=マクロ、心理臨床=ミクロというモノの見方の違いがあるんだ

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    2025年07月21日
  • なぜ人は自分を責めてしまうのか

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    わたし自身が、母への憎しみをもつことへの罪悪感を抱えてきた。母へ尊敬の念をもつことができないのは、私が精神的に成長せず、いつまでも幼稚なせいだ。
    同じ状況でも親に激しく怒鳴られることもあれば、何も起きないこともある…というような因果の見えない精神的な危険にさらされた子どもが、その状況をまるっと呑み込める呪文が「わたしが悪い」なのだという。「わたしが怖い思いをするのは、わたしが悪いから」と、自分の存在を悪だと定義すれば、どんな状況で困難が起きたとしても必ず適用することができる魔法の呪文だと。
    安全安心に生きていくための規範を教えることが躾などだとすると、一定の規範がない状況でも生きざるを得ない子

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    2025年07月13日
  • なぜ人は自分を責めてしまうのか

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    信田さんのやってこられていることは、他の臨床家とは異なっており、まるで常に緊急支援をやっているかのようです。
    だからか、キレイな整理された言葉ではなく現場よりの生々しい言葉が湧き出てる。母と娘の関係に関しての知見が溢れている

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    2025年06月15日
  • なぜ人は自分を責めてしまうのか

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    “母性愛なんてものはありません。
    人間ってそういうものでしょうとか、母性愛がないのかなどと言っちゃいけないんですよ。それがどう時間をかけて、歴史的に私たちに埋め込まれてきたのか考えないといけない。”(p.131)


    “娘もしくは息子から母への罪悪感の背後には、父がまったく機能しないということも、私は付け加えなければいけないんじゃないかと思う。
    「娘には娘の人生がある。言いたいことがあれば、夫である僕が聞くよ」と正面から妻と向かい合っていれば、娘から母への、もしくは息子から母への罪悪感は、すこしは軽減されたはずです。”(p.134)



    “子どもに腹を立てることもあるし、母と同じようにひどい

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    2025年06月10日